9/13水道橋Words・今井里歩さん

9/13(金)、水道橋Words「Words Presents 『光の当て方』 Vol.21』。まんださん・咲耶さん・黒澤まどかさん・今井里歩さんの出演でした。


前回の今井さんのライブは8/8の真昼。あれから1か月以上経ちました。久しぶりのライブステージを見届けたいと思っておりました。今日は仕事は座ることが殆どできない作業で結構クタクタでした(うーん立ち慣れていない。。歩き回ってるほうが性に合う)のでフィジカル的にはハードでしたが、頑張ってWordsに赴きました。遠方から駆け付けたのでトリの今井さんの出番直前に到着。


トリのステージはKey.弾き語りで全曲。黒のベレー帽にノースリーブのドレスが素敵な今井さんです。一番前に陣取りましょう!


①白い月の裏側

②きみがうまれた日

③アルイテユケル

④I'll meet you

⑤We Still Go

⑥タイトル未定

⑦good day

久しぶりの生ライブ、1曲目は「白い月の裏側」。流れる3連符とBメロの転調でクラシカルで秀逸な曲から。歌詞は3.11の時に 旅立った人々への思いを込めた内容。先ごろの災いに気持ちを寄せて密やかに歌います。神々しいメロディと厳かな雰囲気。2曲目は「きみがうまれた日」。知人に赤ちゃんが誕生したことへのお祝いの意味を込め、この世に生を受けた命とそれを待っていた親の気持ちを1つの曲に。1曲目からの繋がりとしては『死と生』。死別した人・災難に合った人への配慮を忘れず、新たなる命の誕生への輝きを祝う。人の一生を考えさせられる曲順。3番手の黒澤まどかさんの最後の曲から聴けましたけど、黒澤さんの「弔イト贐ノ唄(とむらいとはなむけのうた)」はプロジェクター映像とのドッキングで死にまつわる恐い歌でした。そんな妙な繋がりも感じつつ。3曲目「アルイテユケル」。今日のライブのタイトル『光の当て方』に絡め、 ”照らし照らされ”=歌手としての自分は音楽で聴いてくれる人を照らし、聴いてもらえる人から逆に照らされている、その両立。 ”君が照らして 僕が照らして きっとアルイテユケル” いつも素晴らしい歌を披露してくれる今井さんですが、今日はひときわ声にパワーがあり、ライブをやらずに溜め込んでいたパワーを一気に吐き出す感じがしました。弾き語りで十分迫力があります。強い ”アルイテユケル” でした。4曲目「I'll meet you」。感情の齟齬は誰にでもあることだが、そのすれ違いがあっても負けずにやり直していこう、わかり直していこう。というマイナスの感情を跳ね返そうとする自分への応援歌のような歌詞。曲は若干 洋楽色の中、和製ニューミュージック的な要素も入った雰囲気。優しく静かな中にも力強さがあったりして、今井さんらしい曲です。でもまあ、それほど深刻にならなくても。。と思ってしまう。そんな気持ちを体現しているのが5曲目の「We Still Go」。I'll meet you のロックバージョンと言っていいでしょうか(違う?)、暗さなんかに負けてなんかいられないよ!とKey.をガンガンガンガン8ビートを叩きながら歌いまくる今井さんに、負けじとクラップで応戦します。その自然発生的な動きに今井さんも同調して元気に、楽しそうに歌っておりました。6曲目はタイトル未定。ライブで歌うのは3回目だそう。前回のライブでも今井さんのVo.Pf.に加茂フミヨシさんのGt.が入って歌われた曲。『まだタイトルが決められないですよね~』と仰っていました。歌詞の中に何度か ”You never know(=先のことは誰にもわからない、さあどうだか)” という文が入るので「You never know」か?それは安易かも。『最近横文字の題名が多いから。。』これは募集しましょう!タイトルが決まるのが楽しみです。曲調は3連符の全体の進行の中、コードの変化が難しくて え?え?って考えさせられ、すごく興味深い曲です。以前SSWの美元智衣さんと合作した「Song for you~聖なる夜に~」の展開を彷彿させます。あの曲も色々なピースを繋ぎ合わせ、変化で繋いで作り上げた3連符の大作です。なんでこんな曲が作れるのか?今井さんの持つ特殊な音楽性に凄さを感じます。最後の曲はお馴染み「good day」今日はどんな日?たとえいいことがない1日でも何か1つぐらいgoodなことがあれば、それはgood dayなんだ。と優しく労わってくれる曲。確かに今日は疲労困憊でしたけど、最後に元気貰いました。

En.ありがとう

アンコールでは今日歌ってくれた3組のアーティストに対し、素敵な音楽を提供してくれて感謝の気持ちを込めて。最後はアカペラで締めました。1か月余のステージ、ナイスでした!


帰り間際に今井さんにどんな音楽を聴いていたらこんな曲が作れるのか?という参考までに訊いた質問に『んーわかんない』と はぐらかされた感じ。ということは天才肌ということですね!感性に培われた能力と努力で勝ち取った歌唱力と演奏力。そして音楽への道を切り開いてくれた人たちとのめぐり逢い。色々なパワーに出会い、照らし照らされ今井さんの音楽は作られていったのだと(勝手に)想像しております。@rihoimai


<今井里歩さん今後のライブスケジュール>

●2019/9/19(木)高田馬場・四谷天窓.comfort

.comfort presents - フォーマルハウトの光り -

Op18:30/St19:00

櫻井花菜/今井里歩(19:40~)/津村友華/Viki


●2019/10/3(木)東新宿・真昼の月夜の太陽

「真昼の青い月」

Op18:20/St18:50

STRAYnote/山城優平/柘植向日子/今井里歩(20:35~)/ジャンたなかヘヴン∞リエ




ishidukuri(きり)'s 音楽ブログ【別冊(文字・下書き版)】

【文字版です】★★素敵な音楽を作るミュージシャンをリスペクトしています★★ギター🎸をたしなみ程度★変則転調・M7コード系大好き★2016年からライブ観戦★ブログ投稿★宅録派★まれにオリジナル★MIDI打ち込み★弾き語り等。※通常はアメブロをご覧ください(内容が異なることがあります)

0コメント

  • 1000 / 1000