BLOG

3/25(水)、高円寺U-hAでのスリーマン。やまだゆりこさん・雨凛(あめり)さん・神楽サティさん。鍵盤弾き語りを中心とした3人のミュージシャンの競演でした。


春分の日を超えもう昼のほうが長いはずなのに、冷たい風が吹き抜けます。昼間は陽射しが強かったぶん寒め。世間の自粛ムードを助長するような、そんな強い逆風を吹き飛ばすがごとく、気持ちよい音楽を楽しむことができました。


高円寺U-hAは2度目で、前回は2018年7月だったので1年半ぐらい経ってしまった。高円寺は若い頃、訳あってほんの一時期住んでいたことがあって、とても懐かしさを感じます。北口より南口アーケードのPal商店街やスーパーの西友などは当時からあってよく買い物に行ったものです。


U-hAは民族雑貨がオブジェとして周囲に飾られたこじんまりとした箱で、店長が1人で切り盛りしており、空き時間には出演者やお客さんも交えて雑談できるアットホームさが特徴。店長 瀧川誠さんはTwitterでの政治・社会に関する意見が的を得ていたり、音楽やミュージシャンに関するリスペクトも高い、お会いしたのはまだ2度目ですけどなんどもお会いしているような感じです。ステージではアップライトのピアノを今日は3人とも使用のため、壁のほうを向いて歌います。


<やまだゆりこさん>やまださんは鍵盤弾き語りアーティストで昨年3月の代官山LOOP(Ryo Yoshinagaさんの対バン)、12月のチャイナ(工藤由佳さんの対バン)で拝見し3度目。優しくなだらかな、癒し系の声。ふわりとそよ風が吹きます。夜・月・星・絵本などメルヘンの世界を描く歌が中心。後日Twitterで手首に直筆した覚え書きのセットリストの写真が可愛らしい。「サーチライト」「星になる」「旅人」「回転木馬」「マーメイド」「ピエロ」「とうこ(漢字わからず)と夏の冷蔵庫」「ペガサスの唄」というラインナップでした。優しく手を繋いでくれるような淡々と、煌々と照らすようなサーチライト、「星になる」は前回も聴いた記憶が。 ”夜が来るたびキラキラ輝く星 一等星 二等星 三等星 月も舞い上がる” とこんな感じ。夜空をやんわりと楽しむ印象。「旅人」では手を伸ばし、恋人が光を探し求めるさまを。「回転木馬」悲しみを乗せて回り続けるさまは、「マーメイド」「ピエロ」にも似た、華やかな場面では見せない裏の心の闇を描いていると思います。新曲「とうこと夏の冷蔵庫」はアイスクリームのように融けた心はもう戻らないと。「ペガサスの唄」は夜空の情景を舞台に。ペガサス・オリオン・そしてあなたの大好きなチョコレートの世界に連れていってよ、と願いを込めて。MCではサティさんとは昔からの友人にもかかわらず対バンは超久しぶりとのこと。引用:https://twitter.com/osakana_yurico/status/1242823666095624192/photo/1


<雨凛(あめり)さん>初見の鍵盤アーティストで "野中慎里江×雨凛"というアカウントでTwitterされています。豪快な鍵盤遣いとパワーのある声、歌劇のように場面を変化させ感情を露わにした曲調。体格がしっかりしていて鍵盤の前に座る姿勢がなんともピシッとしている。なるほどトレーナーを仕事にしているそうで、美ボディのコンテストにも入賞しているそうです(身体にいいストレッチも教えてくれた!)。ある曲では「フィリアフィリアフィリア」や「いいたい」ことを艶めかしく、またある曲では堅牢な、お祖母様のことを歌った「グランド」、サウルハープという小型のハープも弾き語りで行い、スマホで歌詞をみながらの即興での演奏やハープの弦の弾きと歌声がマッチする「君色瞼」など、音楽とフィジカルの両立がなされ多彩・多才なミュージシャンです。


<神楽サティさん>直近では2/15の府中以来。それ以降の出番も行きたかったのだけど新型の対応と年度末で忙しくなってここまで延ばしてしまった。こんな状況の中でも積極的に活動・遠征しファンの支持を得るというタフさを持つサティさんです。サティさんが弾くピアノの鳴りが弾み、煌びやかな音色に。

①サーカス

②Earphone.

③インスタント・ラブ

④night cruising

⑤フラストレーション

⑥Rainy

⑦ハイウェイ

「サーカス」から「Earphone.」はメドレーでさりげなく繋げるように。「サーカス」 ”

消えないでこの音楽と 鳴り止まない歓声 終わらないでこの一瞬の 煌めきに胸が躍る

 夢の中だけで会えるサーカス” 弾む3拍子。人々が眠った後、おもちゃ箱から飛び出す賑やかな様子を。「Earphone.」はサティさん得意のパターン。都会の雑踏・疲労感をイヤホンから流れる音楽でつんざく。働きづめでも明日の仕事に向かって考えてしまう。やるせない感情を描写。「インスタント・ラブ」は春らしく快調なテンポ。 ”このままこの時を止めたいと願う ゆっくり時間をかけて愛してほしい もっと時間をかけましょう” 和音の響きが綺麗で自分好みの曲。続けての「night cruising」はサティさんの代表曲。”煌めくパーティを抜け出して ここから始まる僕らの one night” の出だしから夜のシティポップ(言い方古い?)を代表するような歌いまわしや歌詞。この曲のグルーヴ感は突出してエモーショナルでいい雰囲気。そこから更に続けてギアチェンジ、新型〇〇〇をぶっ飛ばせ!と言わんばかりの「フラストレーション」畳みかけるような言葉の数々、どれだけ溜めているのか、それは誰もに共通すること。特にミュージシャンを始めとしたエンタメ界と取り巻くスタッフ、お店の店長さんも含め この思いを〇〇〇にぶつけるぞ!的な勢いに同調し気持ちが湧き立ちます。とにかく ”越えて行け~越えて行け~” ですな! 吐き出して多少落ち着いたところで「Rainy」という3拍子の雨音のような曲。 ”Rainy day 涙がこぼれてしまわないように温かいミルクティーを入れましょう Rainy day まだまだやれる気がしてる 明日晴れたら君に会いに行くよ 雨上がりの虹を探しに行こう (聞き書き)” 最後の曲は「ハイウェイ」。旅の道程・東京を離れ、突き進んでいくようなメロディ。街は小さくなり通り過ぎて行く。地平線の彼方へ。色んなしがらみはもう振り返らず。

サティさんの音楽は都会・ネット・SNSを背景にした現代社会をさまざまな切り口で時には彩りよく、時には辛辣に、センスの高い曲調で仕上げ、完成度が高いアーティストだと思います。フラストレーションのような怒りをぶちまけた曲はあるものの、すごく楽しいとか幸せだとか すごく嬉しいなどの表現はせずに、遠巻きに、第三者的に心の情景を描く、いい意味での さりげなさ を持っていると思います。今日はトリということでアンコールに応えてくれました。


En.凛とした人

先ほど遠巻きに、第三者的と申しましたが、「凛とした人」は、反して実直に、まっすぐな気持ちで歌い上げた唄、自分はDemo映像を拝見し、いい曲だなぁと思い、コードなどを取ってTwitterに上げておりました。アンコールに選ばれたのはその投稿を見てくれたのが理由。選んでくれてありがとう!


D Gm D Gm G A7

D F#m/C# Bm Bm/A GM7 F#m7 Em A7sus4 A7

朝 目が 覚めた 時に  差し込む光さえ閉ざしては

D F#m/C# Bm Bm/A GM7 A7 D G A7

世界に独りきりだと  思ってまた目を閉じる

D F#m/C# Bm Bm/A GM7 F#m7 Em A7sus4 A7

涙を 流した 後は  自分が小さく見えるんだ

D F#m/C# Bm Bm/A GM7 A7 D Dsus4

誰かの笑う顔 さえも  美しいと 思えない

Gm D Dsus4 Gm D

どこに進めばいいのか  ここではダメなのか

F#m Bm Bm7/A E7/G#

分からずに 立ち止まって

Em7 F#m G A7sus4 A7

周りと比べては自信を失くす

D F#m/C# Bm Bm/A GM7 F# Bm Bm7/A

凛として いたい  凛としていたい

G A A/G F# Bm Bm7/A

心が折れそうに なることでも

Em Em7/A A7 D Gm D  ~

しなやかに受け止められる 愛がほしい


おそらく完全には合っていないだろうけどこんな感じです。淡々と歌いますが、しっかりどっしりと歌ってくれます。この曲大好きなので思わず感情移入してしまいました。拳を握りしめ、目頭が熱くなりました。素晴らしかったです!


今日は久しぶりの高円寺U-hA、素敵なスリーマンでした。こんな状況の中、営業を続けて頑張っているU-hA店長の瀧川さんに敬意を表します。店長は「凛とした人」なんだろうな。。自分自身も対策はしっかり施し、終演後は早々に引き上げました。3月初旬からほぼ毎日1回は体温を測り、異常でないことを確認しています。熱がないから大丈夫ってことはないけれどもアーティストも、お店も、お客さんも互いに気をつけ、これ以上のリスクが生じないようにして現状が回復することを祈っております。高円寺U-hAさん、とてもアットホームでいい箱です。年度変わりで多忙ですけど少しは時間を作らないと、と常に思っています。事態が好転せずこのブログを立ち上げるいいタイミングがなかなか訪れず、こんなに遅れてしまいました。今でも決していいタイミングではありませんが、少しでも現状が回復することを祈る意味を込めて、皆さんの音楽活動が続けられるように。





3/15(日)、渋谷JZ Brat SOUND OF TOKYO「Ryo Yoshinaga ✕ yayA」2マンライブ -Halu-」。渋谷のホテル内にあるゴージャスな会場での至高のツーマンライブでした。


巷は春めいた日。しかし前日は雪が降ったりして三寒四温の変動が激しいこの季節。RyoさんとyayAさんが満を持して開催したこのライブ。お2人にとってはもちろん、自分としてはとても大事な日でした。色んな状況の中、この日を迎えることができてとても嬉しいです。


JZ Bratは自分にとっては2018年9月以来2度目。当初この会場でライブを行うことを知ったときは、『うぉぉ!すごいライブになりそうだ!』と唸りました。その期待通りのパフォーマンスを見せてくれたお2人とバンドメンバーでした。


受付の前に、入り口では物販が並び、物販スタッフさんが対応してくれました。もちろんフル装備(こちらもフル装備、お互い気をつけましょう)。前情報の通り、今日は限定でRyoさん・yayAさんの共作CD「Halu」がリリースされ、3種のディスクデザインで並びました。ライブ後の楽しみも用意され、親切設計です。受付後はホールスタッフさんが番号順の指定席までご案内してくれました。さすがの会場です。


ステージは床とフラットに、客席はなだらかな擦り鉢状に小上がりになっており、後ろの客席からも見渡せる絶好の光景、脇のバーカウンターの上には巨大ディスプレイが今日の特別ドリンクメニューを映し出す。この辺りは前回来た時を思い出します。


今日のツーマンはRyoさんもyayAさんも、ほぼ同時にステージに立ち、ツインVo.や上下ハモなど、互いに強めながら支えながらのスタイル(1部・2部制)。バンドメンバーもほぼ全曲演奏、という形です。

Vo.Cho.Ryo Yoshinaga / Vo.Cho.yayA

Key.Synth. ハナブサユウキ

Eg.Cho.森本隆寛

Ba.Cho.ハピネス徳永

Dr.神林翔太

バンマスはRyoさん・yayAさんのバックをいつも務めているハナブサユウキさん、絶対的な存在。鍵盤3台(YAMAHA/NORD/Roland)を駆ります。Eg.森本さんはRyoさんのサポートや音源に参加するギタリスト。Ba.徳永さんは昨年4月のRyoさんワンマンや音源に参加、Dr.神林さんはyayAさんのサポートをしていたそうで、Ryoさんの対バンバンドで打楽器を拝見したことがあります。主役2人に繋がりの深いバンドメンバーで安心感は絶大です。



※各パートは思い出しながらなのでちょっと違うかも。

※なお、演奏中の写真は撮影・ SNS可能な時間帯のものです。

<第一部>

①星に願いを

②Unelma(R)

③TOBIRA(Y)

④太陽でありたい(Y)

⑤彗星が落ちた日(R)

冒頭Key.のお洒落な旋律が流れ、ムードを上げつつ、バンドが入って賑やかに。ツインボーカルがいきなり凄まじい①「星に願いを」。続くようにバンドサウンドが心地いいRyoさんの②「Unelma」。バンドやっぱりいいなぁ。①⇒②の流れは時折Ryoさんのライブでも聴かせる秀逸のセットです。そこからアップなyayAさんの③「TOBIRA」で盛り立てる。yayAさんの前向きで力づけられる楽曲、これもyayAさんの気持ちよさ。ここでMCは今回のライブのタイトル『Halu』について。Haluとはフィンランド語で『望み』という意味があるそうです。タイトルを決めた2人のやり取りの話がありました。季節の『春』と『Halu』の語呂合わせが何とも絶妙です。④から2曲それぞれのバラード。④「太陽でありたい」はyayAさんのボーカルが輝かしく。Ryoさんも上ハモが綺麗に乗る。⑤「彗星が落ちた日」はRyoさん屈指のボーカル力が光るバラード。この曲はVo.はRyoさん一人で。前奏では、はなぶーさんのSynthe.がすわーっと入り、Key.のピアノ音がカーンカーンと4つ刻むそして、バンドがバーンと入り徐々に音が入ってくる。そしてRyoさんのフワリとした序盤のボーカルから中盤のサビ、間奏に入る場面での ”愛を~” の急転の部分からの森本さんEg.のソロが凄まじい!そして最後のサビはRyoさんも凄ーく力が籠っていた。素晴らしい曲。難しい曲なのにこんなに完成度が高いバラードがあるだろうかと個人的に思いを馳せる『彗星』は、自分も静かに全部歌っておりました。聴いてるこちらも力が入り過ぎてしまった。やはりこの曲は屈指の名曲、Ryo Yoshinaga史上最も熱い、ヤケドするような曲だと思います。

⑥だから今夜も誰かが歌う(Y)

⑦ヒーロー(R)

⑧Aretha Franklin メドレー

⑥から2曲はお互いの曲を交換してメインVo.で。⑥「だから今夜も誰かが歌う」はRyoさんの持ち曲をyayAさんが歌います。この曲はライブでのみ聴ける曲ですが、Ryoさんらしい言葉が詰まったハッピーな曲。それをyayAさんが歌うのはとてもピッタリ。歌詞も曲調も前向きでyayAさんの他の曲と雰囲気がよく似ています。歌唱力がハンパないし、yayAさん凄いな、と素直に感じます。サビでは4声のハモだったと思います。Ryoさんとおそらく徳永さんと森本さん。分厚いコーラスが聴けたのも貴重です。⑦「ヒーロー」はyayAさんの持ち曲をRyoさんが歌う。 ”エールを送ろう、君に幸あれ” と頑張っている自分こそが人生のヒーロー、こんな歌詞だったでしょうか。Ryoさんのハリのある抜けるような声がこれまた合致するパワー満点の曲です。お互いの曲を交換して、なおも化学反応を起こした2曲でした。⑧は2人が共通に好きだというAretha Franklinのメドレーでした。なんて曲かはわからなかったのですが、アップ⇒3拍子⇒アップの3曲構成で、ボーカル・バンドメンバーのテクニックの高さが一段と垣間見えたメドレーでした。皆さんこういう音楽をずっとやってきた熟達さがあります。2人のVo.の後ろで歌うBa.徳永さんのバックコーラスも素晴らしかった。RyoさんとyayAさん、質は異なるが両者ともパワー系で圧倒する声。Ryoさんはピシーッと来てyayAさんはグワーッと来る。どっちも凄い。


<第二部>

⑨桜(河口恭吾)・・・Vo. Vo. Key.

⑩Showtime!!(Y)

⑪M.W.F.W.(R)

⑫Melt(R)

⑬Love Yourself(Y)

⑭This will be (Natalie Cole)

第二部、バンドメンバー全員が壇上に現れましたが、RyoさんとyayAさん、はなぶーさんの鍵盤にスポットが当たり、静かにKey.が入っていく。2人のボーカルが織りなす⑨「桜」。この時期サクラについて歌われる曲は多いのですが、このじっくり花びらが舞い落ちるように歌う2人の声はとて風流。選曲もバッチリです。そこからババーンと変わってアップなナンバー⑩「Showtime!!」はyayAさんの曲。聴いてる側も歌ってる側も自分が主役だ、各パートのソロも炸裂。最後はoh Yeah!のコールレスポンスを全員で。盛り上がった!そして続けてRyoさんのアップな曲⑪「M.W.F.W.」(My Way Free Way)。昨年のワンマンを思い出す、バンド演奏で血肉湧き上がりカッ飛ばせる曲。 ”制限速度は常識超えて” 1番の後すぐに間奏とCメロに行った感じがしましたが、そこでのEg.森本さんのソロがまじスゴかった!Cメロから終盤へのサビの入り際は1拍余分に入るのは自分には難しい、この曲1拍半のところからボーカルが入るから難しいと思います。そういうテクニカルな所も大好きな曲です。最後 "Driving my way!!!⇒バーーーン” って終わるのも、ハモも含め滅茶苦茶カッコいい。そしてRyoさんのVo.で⑫「Melt」これだけ歌ってこのパワーボーカルを要するこの曲を歌えるとはさすがの自力。プロシンガーの神髄です。今日のバンドバージョンは記憶に残るアップに盛り上がるMelt。バンマスも立ち弾きで勢い付けます。みんなノッている!バンドでは抑揚がことさらにクローズアップされます。中盤の ”忘れていたんじゃない~” はパッと静かに。 ”差し伸べた手を払われたあの日から~” からダダダダダとスネアでDr.Ba.のリズム隊が盛り上げる、そして最高潮。 ”表情も不安もいつの間にか 優しく溶けたのは そういうことなんでしょう~oh~” 素晴らしいボーカル、終盤のキメ。すべて凄かったRyo Yoshinagaとバンドメンバー。溜まっていたうっ憤を晴らすような、最高のMelt。お次はyayAさんの番。⑬「Love Youself」はyayAさんならではの言葉が連なるハッピーな曲。あなたを一番大切にするのは他の誰でもないあなた自身なんだよ、と先ほどのヒーローと同じメッセージを持った曲。バックコーラスもRyoさん・徳永さん・森本さんで支える。⑭のカバー「This will be」は何となく聴いたことがあった洋楽のナンバー。スキップ系で速い言葉を2人のVo.が上下を取りながら息ピッタリに歌う。カバーはカバーでオリジナルとは趣を変えてものすごいテクを見せる2人です。音楽の素地・底力を感じます。

⑮希望のせいだ(Y)

⑯フレディ(R)

⑰Halu

畳みかけるように進んだ後半戦、もう終盤に掛かりました。”えー” の声・声。この終盤に、今回のタイトル『Halu』が収録されたコラボ音源の各曲を披露、ライブの最後を飾るのに相応しい曲順になります。まずは⑮「希望のせいだ」はyayAさんから。先日よりライブではセットに入っているので何度か耳にします。以前にも紹介しましたが、より具体的な歌詞、例えば大けがをして最悪な目にあっても、これを助かったと見るか、痛い目にあったと見るかは自分次第だ、自分の気の持ちようでどうにでもなる、心は変わるんだ、変わるのは希望のおかげだ、希望のせいだと元気づけてくれます。眩しいほどの輝かしい詞とボーカル、『励まし系シンガーソングライター』の代表となるこの曲、これからのフラッグシップとなるでしょう。そしてRyoさんからは⑯「フレディ」。今年に入ってライブで歌われるようになった、絵本『葉っぱのフレディ-いのちの旅-』を題材にした植物の葉の一生を葉っぱの立場から描いた人生を語るふわりと悲しい歌詞の曲。バンドで聴くのは初めてで、曲の重さがサウンドの重さとなって直に伝わる。葉っぱが散る=死にゆく者が行く世界からはもう戻れないけれど、そこで終わりではなく次の世界に旅立って行き、そして後世には色々なものを残し未来は変わってくーーーいのちはめぐるよーーー。確かに、自分の周囲にも もうこの世にはいない人は何人もいるし、可愛がっていたペットも含め、心に思えばみんな元気で自分に話しかけてくれる。みんな優しかった。そんな記憶は思おうと思えばいつでも蘇る。死といものは悲しいものではなく、寄り添えばいい、と考えさせられる曲です。⑰最後の曲「Halu」。本邦初公開、今回の主題の曲です。他の2曲はどちらかというとバラード系、最後の曲は変わってPOPな感じの春らしい楽しい曲でした。スキップのリズムで鍵盤がなり、メロディラインもハッピーな感じ。 ”小さな一歩から未来が開ける 笑えたらそれで幸せ” こんな内容の歌詞だったでしょうか。春を彩る、希望(Halu)に満ちた曲でした。音源も買ったし聴きまくっていきます!


<アンコール>

Enc.①星になる(R)

Enc.②Gift(Y)

アンコールでは、2人の持ち曲を1つずつ。Ryoさんの代表曲「星になる」。アコ編成でないリズム隊入りのバンド演奏は昨年5月のEggman以来かも。曲の出来もものすごく綺麗で、詞のテーマも「彗星」や「フレディ」同様の世界観で何とも秀逸。こんな曲をバンドサウンドで聴けるとぃうのは至福の喜びです。yayAさんのハモも今までにない音程で被せて来てすごく新鮮でした。そして本気の最後はyayAさんでは欠かすことのできない取って置き「Gift」。  "今ここにある全ては あなたが集めた天からの贈り物 当たり前じゃない今に感謝 当たり前じゃない わたしに感謝” こんな状況だからこそ、収束して浮上した時のことを思い前に進んでいこう、その時はきっと素晴らしい贈りものがやってくる、こんな気持ちにさせる幸せに包まれた曲。素晴らしい曲で今日を締めました。


今日のyayAさん。今回でライブを拝見したのは5回目。まだまだ培ってきた出自自体も不勉強ですが、Vo.を起点としたエンターテイナーのしてのパフォーマンスに長けていて、周囲を曳き込む魅力を多分に持っています。ややのこファンの皆さんの支持も厚く、シンガーとしての位置を確立しております。「励まし系」の代名詞通り、人を元気してくれる内容、こんな時期だからこそ、余計に感動しましたありがとうございます!

バンマスの はなぶーさんは2人の曲を大きく支え掛け替えのない存在となりました。はなぶーさんの繰り出す旋律の美しさは本当に素晴らしい。これからも勉強になるし、聴かせていただきます。サポートメンバーのBa.徳永さんはリズム隊の一端の傍ら、ハモが素晴らしく存在感が凄かった。Dr.神林さんも堅実にリズム隊を完遂してくれたし、Eg.森本さんは間奏ソロはカッコよく魅せ場も多かった。メンバーの皆さんもお疲れ様です。

そして最後にRyo Yoshiangaさん。夢(Unelma)とか望み(Halu)は永遠であり、限りある命の中、精一杯 花を咲かせ、その先・次の世界も 精神だけは繋がっていて 先に旅立った人も その人を心に思えばそっと近づいてきてくれる。こうして永遠は保たれる。永遠とは、生死を問わない時間の無限さ。「星になる」や「彗星が落ちた日」、「フレディ」などにあるような世界観。彗星が落ちた日に ”世界(せいかい)はきっと1つでも1人でもないよ” ⇒「せいかい=正解」?と謎を掛けたり。言葉の妙を追求したRyoさんの頭脳。  ”音楽は人を直接救うものではないけれど、音楽はいつも人の心の近くに寄り添って、人に同調したり、人を元気づけたりしてくれる” Ryoさんが以前のライブで語ってくれたMCは心に刻まれています。こんな世の中での音楽の重要性を常々説いてくれるRyoさんは伝道師のような存在です。ただ、もう1つの顔として、学生時代から培ってきた歌唱力を活かした洋楽のカバー。コーラスと音感、ハモりを起点にした絶妙のグルーヴがRyoさんの魅力です。この人の引き出しはまだまだ凄い。Tweet ではこれからのビジョンが見えてきたと言っていたが、どんな展望か、今の状況が改善して行けば飛躍(Leap)していくでしょう。2020年の今日はその試金石。これからも素敵な音楽を我々に聴かせてください。


<Ryo Yoshinagaさん今後のライブスケジュール>

●2020/3/18(水)20:00ごろ

 配信ライブ企画「At Home Live by Ryo Yoshinaga」

●2020/3/28(土)

 配信ライブ企画「At Home Live by Ryo Yoshinaga」

●2020/3/29(日)銀座Miiya Cafe

 「神楽サティ presents 『春の午後に歌うメロディ』」⠀

 Op12:00/St12:30

高井麻奈由/工藤由佳/Ryo Yoshinaga/今井里歩/神楽サティ


<yayAさん今後のライブスケジュール>

●2020/5/31(日)

 東京インテリア家具千葉ニュータウン店インストアライブ

 第一部 14:00~ 第二部 15:00~ /ピアノサポート:JP

●2020/6/14(日)

イオンスタイル検見川浜インストアライブ

 第一部 13:00~ 第二部 15:00~

●2020/11/1(日)

イオン西新井インストアライブ

 第一部 13:00~ 第二部 15:00~


2/19(水)GRAPES北参道

「"euphoria" GRAPES KITASANDO 4th Anniversary Asuka Tadokoro presents.」。

1)Ryo Yoshinagaさん

2)まきちゃんぐさん

3)Takuji Yamamotoさん

4)Asuka Tadokoro band

 (guest Vo.上村翔平さん from THREE1989)

サックス奏者Asuka Tadokoroさん企画のライブにRyo Yoshinagaさんが参加されました。


2月のGRAPES。向かいのビルの河津桜がいつの間にか満開となりました。


<Ryo Yoshinagaさん>RyoさんVo. / ハナブサユウキさんPf.

①Melt

②Distance

③彗星が落ちた日

④Leap

⑤フレディ


いろいろなベクトルを持った思いが凝縮されたステージでした。自分への思い、近しい人への思い、愛する人への思い。色々な形の愛。


●Melt・・・力強い。言葉1つ1つがハキハキしていて聴いてて気持ちがいい。鍵盤は1つ1つ即興でアレンジを変えているそうで、いつも新鮮。


●Distance・・・言葉の1粒1粒に愛と理由が詰まっていて語力が高い。音源化はされていないので正確な歌詞を知りたいなぁ。。Pf.速弾き凄かった。


●彗星が落ちた日・・・地球の終わりの日に愛する人とどう旅立とうかという思いの丈の凝縮。歌は綺麗だし曲は美しいし鍵盤も素晴らしい。


●Leap・・・希望に満ちた曲。ボーカル音程の高低が激しいが音の取り方がとても正確で地声もファルセットもスパッと綺麗に出ていて気持ちよかった。


●フレディ・・・生と天上の世界を繋げるように歌う。いのちはめぐるよ。いのちは花。草木。散っても心に咲き残る。外の河津桜に思いを馳せ。




Ryoさんは会場全体に歌声を届けようという気持ちが表情に現れ、いきいきしていました。客席もたいへん盛り上がってました!




2番手のまきちゃんぐさん・・スーパーボイスの弾き語りだったし、

3番手Takuji Yamamotoさん・・ソウルフルなボーカルでRapも凄かった。

主催のAsuka Tadokoroさんの華麗なサックスによるインスト、ゲストボーカルの上村翔平さんもカッコいい声でカバー曲を披露。Dr.はどこかで見かけた記憶が。。




いいステージだった。。。



その中でトップのRyoさんとはなぶーさんはとても輝いていた!!



こう見えても口下手で緊張しいなので、終了後の物販席ではうまく喋れた試しがない。今日も焦ったので空回りした。何を焦ってる?脳みそが上手く回転しない。


とにかく、Ryoさん素敵でしたよ!!いつもありがとう!!次は3/15のワンマン!かな?


帰りの外で。はなぶーさん、今日も凄かった!アレンジはいつも変えてくれているそうです。素晴らしい演奏ありがとう、3/15のバンマスが楽しみです!! Asuka Tadokoro bandでドラムを叩いていた神林翔太さんにもご挨拶できた!。3/15にまたお願いします!



※いつも文字が多すぎるので、少ない文字数で直球に思いを伝えてみた。



<今後のスケジュール>

●2020/3/15(日)渋谷JZ Brat

「Ryo Yoshinaga × yayA 2マンライブ ~Halu~」

Op16:00 / St 17:30 ※全席指定

Band Member /Pf.Key. ハナブサユウキ/Gt. 森本隆寛/Ba. ハピネス徳永/Dr. 神林祥太

●2020/3/29(日)銀座Miiya Cafe

「神楽サティ presents 『春の午後に歌うメロディ』」⠀

Op12:00/St12:30

高井麻奈由/工藤由佳/Ryo Yoshinaga/今井里歩/神楽サティ


2/15(土)昼、府中 蔵カフェ「TAROCY MUSIC vol.92 ✕ 蔵・蔵カフェライブ」。オオヒラハルナさん・神楽サティさん・小松原沙織さん・山瀬亜子さん の出演。鍵盤弾き語りアーティストが古風な内装のライブハウスでの演奏でした(長文注意)。


府中は去年まで仕事で何度となく言ったところです。京王線の府中駅もあれば武蔵野線/南武線の府中本町駅など。どちらからも府中という新旧織り交ぜた街並みを堪能できます。古くは学生時代、京王府中駅は地上駅で南側はごちゃごちゃした飲み屋ばかりでヤバそうな雰囲気でした。それが90年代に大開発され大きく様変わり。既存で残っていた飲食店も昨年までに開発され大きなテナントビルに生まれ変わりました。こちらが新旧の「新」。府中本町駅から甲州街道に行く流れは多少高層マンションに建て替わっている場所もあるものの、既存の土地は昭和の風情が漂う時間が止まったような街並みです。地域の要、大國魂神社が鎮座し街の風格を上げているのもポイント。武蔵国の国府があったということで古くから栄えています。


蔵カフェは地元の酒屋さん(1860年創業の府中の地酒「 国府鶴(こうづる) 」の醸造元「中久(なかきゅう)本店」が経営)が所有の蔵を改造して、1Fは喫茶、2Fはライブハウスにした場所。造りは木造の蔵そのまま。初めて訪れた場所なのですが、前述の通り土地勘があり、地図を見たら あの辺。とイメージがすぐ湧きました。


1Fで希望のメニュー(ドリンクまたはフード)を申し込み、石で出来た敷居をまたぎ、風情ある木造の狭い階段を折れ曲がり2Fに上がるとライブ会場の受付があります。上に上がる前、横を向くと中久の日本酒売場と繋がっており、ものすごい品揃え。多くのお客さんが品定めをしています。1Fの喫茶は本格的なコーヒーとフード・デザートもあり「酒粕チーズケーキ」がメインの売りとのことです(定食も美味いらしい)。注文すればライブ会場内に出前もしてくれます。


2F。さすがに元々蔵だったこともあり、高い天井、太い梁・柱。すべてが木でできた躯体。窓枠があるため、可愛い模様のブランケットを窓に貼っております。昼間ですので外光が漏れ、照明も合わせて会場は明るいです。ステージは奥の角地にキーボードYAMAHA NP-30が1台。76鍵のようです。客席はフラットで演者の距離は目の前。ひま広の雰囲気があります。ここでの1推しは酒粕チーズケーキということでそれを頼んでいるお客さんは多かった。酒屋も併設しているから日本酒もオススメなんでしょう。


<オオヒラハルナさん>栃木県出身大学生のPf.弾き語り。アコギで路上でも演奏するそうです。柔らかでまっすぐな声。大人に早くなりたい、綺麗になりたいとこの年代ならではの願望の歌や、今どきの学生生活を描いた歌 ”掃除も随時 食事はコンビニ バイトはやめたので制服をいつか返さなきゃ” と具体的な歌詞。尾崎豊をリスペクトしているそうで「15の夜」をモチーフに20歳になった自分のモチベーションやこのままでいいのかと焦燥する思いを歌にしていました。緊張の面持ちだったのですが、なんと箱ライブの出演は今回が初めて、ということのMCがあったとき会場がどよめきました。これからも頑張ってほしいです。


<神楽サティさん>受付後お会いしたらビックリされてました(まさか来るとは的に)。確かに小松原さんで予約してましたので。でも今日はサティさんの曲も聴きたかったし、楽しみにしておりました。いつもは夜系や闇系の曲が多いサティさん。昼間のライブということで外光が若干漏れている明るい中、昼セトリで並べました。

1)チョコレート

2)シネマ

3)あの街

4)Earphone

5)night cruising

6)不器用な唄

7)夜明けのピエロ

8)サーカス

9)各駅列車に乗って

10)凛とした人

11)今夜はヒットスタジオ(short ver.)

いつもは「フラストレーション」や「イイワケ」など心の闇を叩き込むような歌も歌われますが、敢えてそれは封印。会場の雰囲気に合わせた曲でした。バレンタインが昨日ということで「チョコレート」、風情を感じる「シネマ」、名刺代わりと仰る「night cruising」「夜明けのピエロ」などのお馴染みの曲も歌いました。その中で今日特筆すべき曲は「あの街」「不器用な唄」「各駅列車に乗って」「凛とした人」です。「あの街」は過去に住んでいた場所・住み慣れた街に戻りたいけど戻れない、戻ってはいけないというような葛藤を描いた曲(youtubeでデモが聴けます https://www.youtube.com/watch?v=iKtK6dfITlE)、「不器用な唄」 ”難しく考えなくて いいんだよ いいんだよ ~ もっと素直になれたなら 素直な人になれたなら 分からないことは 分からないと言って 馬鹿正直でいられたら” こちらはサティさん版フォークと言えます。拓郎さん張りの歌詞と切ない曲調。昭和の人間にとっては沁みるような歌です。つまり昭和も平成も令和もアレコレというものは変わらないということ。「各駅列車に乗って」今回の昼セトリに相応しい”陽”の曲。 ”窓の外に広がる 素敵な世界 空も海も街も 続いてゆく ~ 各駅列車に乗って どこまで行こう 海の向こうの街まで 連れて行ってよ” 時間を忘れて旅路を行くゆったり感。「凛とした人」サティさんの傑作・名曲です。 ”どこに進めばいいのか ここではダメなのか 分からずに立ち止まって 周りと比べては自信を失くす 凛としていたい 凛としていたい 心が折れそうになることでも しなやかに受け止められる愛がほしい” 自分は ”分からずに立ち止まって~” の部分に心がジンと来ます。いいメロディだなぁ。ライブに行ったら必ずやってほしい曲です。(youtubeでデモが聴けます https://youtu.be/wS5sI1eFJjk) 最後は尺を合わせるため「今夜はヒットスタジオ」を半分にして持ち時間を歌い切りました。細かい描写の歌詞、センスが高い曲、曲にぴったりな歌い方、ファルセットと地声の境界線がどっから?って感じのハイトーンでシャープなボーカルと震えるビブラート、これがサティさんの曲の持ち味。そして音楽の幅が広い。今日みたいな昼セトリで集めたり、夜であれば夜が似合うお洒落な曲、ストレスを掻き潰すようなギチギチの曲など、とにかく多彩です。まだまだライブで聴く機会が多くはありませんが、ライブ仲間でも評価する人が多くて今後も注目のアーティストです。そして今日は別件として3/29自主企画のチケットを入手。当日が超楽しみです!


<小松原沙織さん>受付でお会いした時、「ここの店のお酒、見ました?すごいですね」という話を頂き、1Fに降りて地続きの店舗を除くと棚の高いところまで酒・酒・酒。。。もちろん冷蔵ケースに陳列された生酒もいっぱい並んでて。さすが蔵付きの酒屋です。

1)スーダラ節(cover)

2)KURA

3)これが私だから

4)これほどの悲しみが

5)ケーキ

6)童謡メドレー(もみじ⇒夕焼け小焼け)

7)ここにいる

8)花が似合うよ

9)卵はうまく割れない

10)酒がうめえ

11)お布団

自由自在の歌いまわしと超爆速な鍵盤が小松原さんの持ち味の1つ。いつもステージで観てすごいなぁよくここまで弾けるなぁと単純に感激してしまいます(手の動きが速いんだ。。。)。出だしでは最初あれ?オリジナルではなくなんか聴いたことがある歌詞。あ、これ「スーダラ節」だ!と。小松原さん流の歌とアレンジは本当に独自で別の曲のようです。その次はこの曲は絶対外せない「KURA」。この場所が酒蔵ということで選曲されたのでしょう。MCでのエピソードでは子供の頃、お仕置きで実家の蔵に閉じ込められた経験から作られた曲とのことです。確かに蔵の中の孤独の怖さというものが歌詞や曲調に出ています。ここのデザートで皆さんが食べている酒粕チーズケーキにちなみ、「ケーキ」という家族を取り巻く時の流れを歌った曲。子供の頃の家族~大きくなり家族構成が変わり~1人前になって~結婚して~家族が出来てという時間の経過をケーキを分ける数の変化で表した見事な楽曲です。これを聴くとほろっとしてしまいます。音源化はされていませんが、この曲を聴くことが小松原さんのライブの楽しみになっています。童謡のメドレーはスーダラ節と同じく小松原さんのセンスが炸裂する曲。人の生死をテーマに歌った「ここにいる」「花が似合うよ」と厳かに歌いじっくりと聴く。終盤は絶対ライブでは外せない「卵はうまく割れない」は周囲をビックリさせたでしょう。エンディング ”卵はうまく割れない!” でキメポーズ!(写真はブレた。。) 「酒がうめえ」もここでは聴かなくては。クラップは元気に。「お布団」は冬のラブソングと銘打つ。みんなの愛するお布団。。小松原さんの音楽の醍醐味を大きく3つ。1つはスーダラ節や童謡など誰でも知ってる曲のカバーを独自にアレンジした世界。もう1つは日頃の生活や思っていること、思ったことを直感的に察知してそれを曲として作り上げた「洗濯機こわい」「卵はうまく割れない」「レンジでチン!」など。人の死に直面したことをうたった「ここにいる」「花が似合うよ」などもこれに該当するのかも。最後の1つは「ケーキ」や「いつまでも子供のままでは」「kyoto」「KURA」など子供の頃から感じたことを大人になり、現在との紐を繋げて考えたときに作られたような。フォトアルバムを段々古いほうに向かって読み返したときにあの時の記憶・感情が強烈に蘇り、今どうなのかな、という内容を1つの物語に仕上げる。うまく言えませんが、ノスタルジーに浸らせる感じ。そういう曲は自分は大好きです。「Boldly+」という小松原さんの傑作が詰まったアルバム。これは凄いです。(ダイジェストMV https://youtu.be/jxApZs044mk)


<山瀬亜子さん>初見のPf.弾き語り。TwitterではFFだったのでどんな音楽なのか興味がありました。和のテーストを持った優しい声の持ち主。「ポラリス」という北極星を意味する変わらない位置=見上げれば必ずここにいる心を歌った曲。「恋詩」、「マリオネット」や「僕が僕であるために」は孤独で塞がれた心を思い直すように一歩踏み出そうとする曲、「ガンバリストのテーマ」は失敗は次へのステップだよと七転び八起きをテーマにした曲。「ついのすみか」はウェディングソング。 ”あれが私のついのすみか あれが二人のついのすみか” と永遠の愛を誓う。「終の棲家」と漢字にしなかったのはマイナスの雰囲気を避ける意味がありそうです。そういえばこの蔵、終の棲家がイメージできます。高音がよく通る透き通った声も印象的。最後は「Believe」前向きな曲で。アンコールは「帰りたくないな」。NHKのみんなのうたに出てきそうな楽しい曲で締めました。まっすぐなボーカル、とてもいいステージでした。


フライヤーをよく見ずに時間間隔が抜けてしまって、ライブ終了後は時間が予想以上に経過していました。それだけ音楽に没頭出来たということでしょう。所用があり(ライブではない)、遅れそうになってしまい、ご挨拶もそぞろに退散して申し訳ありませんでした。でも、初めての蔵カフェと蔵の中でのライブ演奏、各組の素晴らしい演奏は胸に焼き付きました。昼ライブ特別セトリで組んでくれたサティさん、酒蔵という特殊な環境で酒ならではの曲を披露してくれた小松原さんも、箱デビューのオオヒラさん、トリで綺麗な声の山瀬さんもお疲れ様です。風情のある場所でのライブ演奏、楽しめました。次来るときは酒粕チーズケーキと日本酒ですね。


<神楽サティさん主なライブスケジュール>

●2020/3/29(日)銀座Miiya Cafe「神楽サティpresents『春の午後に歌うメロディ』」

 Op12:00/St12:30

 高井麻奈由/工藤由佳/今井里歩/Ryo Yoshinaga/神楽サティ


<小松原沙織さん主なライブスケジュール>

●2020/5/15(金)東京 大塚 All in Fun

平井ミエ × 小松原沙織『ふたりの夜間飛行』vol.10

    Op 18:30 /St19:30

2/14(金)、東新宿真昼の月・夜の太陽「三日月とチョコレート」。STRAYnote・泉和香さん・小鳥遊ふみさん・松岡美穂さん・今井里歩さん。バレンタインの夜を彩るアーティストたち。3組目の小鳥遊ふみさんのステージから拝見しました。


今日は暖かい空気のバレンタインの日。いつもならこの時期真冬の寒さですが。到着した時会場はすでに熱気に包まれて汗ばむほどでした。1~2組目も相当よかったのか。。気を取り直して、ちょうど3組目が始まる転換の時間帯に来れたのでタイミングよく。


<小鳥遊(たかなし)ふみさん>初見ですが、苗字にインパクトがあるので名前は存じ上げておりました。秋田出身の鍵盤系ボーカリスト。ステージではスタンドマイクにミニシンセを横に置き、弾きながら歌う形。アコギ(松本コーキさん)・ドラム(大野達哉さん)サポートの3人体制は中々ない構成では。アイドル風にキラキラしたメイクや衣装で歌うのでそれ系のシンガーかと思ったら、優しくハイトーンの声が綺麗で、歌う曲もファンタジックでキュートかつ、いい曲が多かった。2曲目のボサノバタッチの曲は結構好きなタイプだし、ディズニー「リメンバーミー」のカバーもよかった。優しい曲はより優しく、最後グラピに移ってVo.&Pf. Ag.Dr.で奏でる「Fighting Spirits」はアップテンポで会場を1つに。


<松岡美穂さん>2017/10/19の銀座Miiya Cafe以来2度目の拝見。ギター弾き語り。地の底から噴き出すマグマのような(と言ったら失礼かもしてないが)、パワーが凝縮された声とかき鳴らすギターが凄い。地声が強いのでしょう、または路上などで鍛えたのかも。相当な衝撃で、胸が揺り動かされました。ギターもトリッキーなコード進行で作曲を工夫されているなという印象。AM7⇒Em7⇒G⇒Dとか勉強になります。「愛の箱庭」という最後の歌、詞からが籠っていました。


<今井里歩さん>トリは今井さん。この半年は毎月1回真昼に来ていますが、全部今井さんのライブという嬉しいタイミング。今日は弾き語りにてバレンタイン仕様の珍しいセットで歌うと事前に投稿があり楽しみにしておりました。

①sing a song ~あなたへ~

②sweet memories(cover)

③キンセンカ

④今日も明日も

⑤rainball

「sing a song ~あなたへ~」最初イントロでは曲名が思いつかず、ああこの曲はと考えつつもノドの奥で挟まって出てこないこと5秒間。歌が始まるまでに脳に電気が走ったほど久しぶり かつ1発目にはまずやらない曲です。オケをバックに弾き語ることも多いので弾き語りで聴けるというのは凄い新鮮。しっとりして落ち着いた曲なので弾き語りでも遜色なくいいメロディです。ヨコに流れるような旋律がとても綺麗でサビの2フレーズ目 ”誓うわ~” のバックの半音下がり進行が大好きです。自分の頭の中で記憶のヒモを引っ張り出すように詞と曲が浮かんできてひとり口ずさんでおりました。

「sweet memories」は誰もが知っているカバー。バレンタインデーということで色々な形の愛の歌でセットを組んでますとのこと。この曲は夜を舞台にしたほのかな愛の歌と言えます。今井さんのお母様が松田聖子の音楽好きだということで取り上げられたこの曲、我々もリアル世代ということで好んで聴いてきました。個人的には少しブランクを置いて近年改めて聴いて観ると松田聖子さんの曲はとても素晴らしくて、何年か前にドハマりしたことを思い出します。自分は『ガラスの入江』というマニアックな曲が好きだなぁ。。(知ってる?)なんてことを思い浮かべながら聴く今井さんのsweet memoriesです。

「キンセンカ」は最近セットに入る新しい曲。最初マイナー調の和風ニューミュージック調で入り、中盤では英詞で洋風に、そして難しい転調を繰り返すという今井さんの思考回路が凄過ぎる難解な曲。今日は歌われなかったが「ここで、咲いてた」同様、何回か聴いてるけどそろそろ覚えなきゃ。いったいどうやったらこんな曲が作れるのか?研究し甲斐があります。

「今日も明日も」ご友人の結婚のお祝いに贈られた曲。柔らかに包まれた愛に囲まれた美しいメロディとBメロでの絶妙な転調と寄り戻しが今井さんらしい曲調。強い愛・永遠に誓う愛という揺るがなさを感じる強靭な歌詞も特徴的です。ライブで改めて聴くと、1つ1つの言葉の力強さに感銘を受けます。

「rainball」初期の頃に作られたという文字通り雨の景色が似合うPOPな曲で。今まではオケをバックに歌っていたのを初めての弾き語りで、しかもこの曲を最後に持ってくるというのも初めてなんでは。オケも含めてで自分が聴いた範疇では2018年のイオン西新井のフリーライブで聴いた以来(のようです)なので何とも久し久しぶり。サビに入るとガラッと変わる展開はとても初期に作ったとは思えない。今日の弾き語りバージョンは軽やかな8ビートの刻みから2番ではリズムを少し変えたり。単なる弾き語りでは終わらせない今井さんの工夫があります。


<アンコール>

アンコールの拍手が続き、今井さんが着席しようとするとハッピーバースデーの歌とともに真昼の店長からお祝いのサプライズケーキが!そう2/7に今井さんは誕生日を迎えられ、今日が誕生日明けの初めてのライブのため、今回のお祝いとなったのです。今井さん全く予期してなくて(バースデーライブではないですから)、とてもビックリして焦ってるかな?って感じ。表面的な嬉しさでなくて、リアクションで素が出るというのも微笑ましくて。写真は多少ブレていますがご了承ください。

En.good day

この曲、”それは誕生日のお祝いじゃなくていい~” という歌詞があって、ステージにさっきのケーキが飾ってある。そこを歌っているとき苦笑いしていましたね。ともかくおめでとうございます!今日は今井さんにとってgood dayになりました。どうかこの1年、そしてそれからもずっとgood yearになりますように。


今日は仕事やら何やらで陽気に反して気分が結構どんよりしていたのですが、今回のステージの各組の音楽を聴いてめちゃくちゃエネルギーを貰い、頭が冴えて元気になりました。今日ライブに行ってよかった、いいバレンタインナイトを過ごせたなと心底思いながら帰途に就きました。


<今井里歩さん今後のライブスケジュール>

●2020/2/28(金)水道橋Words Words Presents「東京組曲 Vol.25」

 Op18:30/St19:00

 サユ太/神樂ありあ/野坂ひかり/平井ミエ/今井里歩(21:20~)

●2020/3/7(土)練馬FAMILY「今井里歩ファンミーティング-1歩目-」

 Op:11:30/St12:00

●2020/3/13(金)板橋ファイト!

「玖咲舞プレゼンツ 十ヶ月連続スリーマン企画 ~板橋より愛を込めて~《002 婉麗編》」

 玖咲舞/今井里歩/金田一芙弥

 Op19:00/St19:30

●2020/3/29(日)銀座Miiya Cafe「神楽サティpresents『春の午後に歌うメロディ』」

 Op12:00/St12:30

 高井麻奈由/工藤由佳/今井里歩/Ryo Yoshinaga/神楽サティ

●2020/4/28(火)練馬FAMILY













2/11(火祝)、恵比寿天窓.switch「中前りおん Hidden Heart レコ発~Romantic Acoustic One man TOUR~」中前りおんさん新ミニアルバム「Hidden Heart」リリースワンマン。大阪⇒東京と開催したうち、東京公演に行って参りました。


中前りおんさんが満を持して行うレコ発ワンマンツアー。1月に大阪で、2月は東京で今日行われます。前回の東京ワンマンは2018/9/23代官山LOOPで約1年半ぶりとなりました。

チケットはソールドアウト。会場は早くから満員となりました。物販では新譜「Hidden Heart」や関連グッズが増えてます。


今日のワンマン、りおんさんはVo.に専念(ラスト除く)、Ag.佐々木貴之さん・Vc.結城貴弘さん・Per.桑迫陽一さん・Pf.吹野クワガタさんという布陣です。佐々木さん以外は初見でしたが、スゴ腕アーティストでした。演奏中の写真と顔出し写真のSNS掲載はNGですのでご承知ください。またライブの模様はYoutubeライブ映像でご覧になれます(いつまで公開か?)。https://www.youtube.com/watch?v=0yogOUBjRW0


<セットリスト>

1)片恋ラプソディー

2)冷たい炎

3)夢はバブル

4)インフルエンザ(Vo.Pf.)

5)ブルーペイン(Vo.Pf.Ag.)

6)Future Diver~未来へ飛び込む者~

7)ヴァーチャルワールド

8)乙女の事情

9)大人

10)新曲

11)最高ハニー

En1)さなぎ

En2)SHOUT CRYING (Vo.Pf.弾き語り)


本ブログでは状況報告はなく、感想を。正直とても素晴らしいライブであったことはもちろん、楽曲として りおんさんらしい複雑な旋律を完成度高く仕上げたハイセンスな楽曲であったと言えます。単純だからとか複雑だからとか、何がいいとか悪いとかではなく、鍵盤アーティストの多くは一発では覚えられないような難しい曲を書きますが、りおんさんの曲は特別難しいと思います。逆にそれが自分にとっては最高のツボにはまっています。調にものすごく変化をかけており、『こうくるか!おおこうくるか!』と常に意外なところをつき、とても勉強になります。この変化のかかった曲を綺麗に歌い上げる りおんさんの才能はとても凄いです。2017年1月にりおんさんに初めて真昼でお会いした時、『メロディが読みづらいですね』と自分が言って本人怪訝(けげん)だったかもしれませんが、これはホメ言葉であり、リスペクトを込めています。りおんさんの曲は本人にしか歌えない。自分は口ずさみでもいいから一生懸命メロディや進行を覚える。これが進行⇒信仰に変わっていく。セットでは新曲以外は聴いたことがあり、結構自分では口ずさみながら曲に合わせてノッておりました。歌詞もオトメだったり弾けた女の子だったりで女性ミュージシャンとしての魅力も外せない。少しブランクがあったものの、3年経った今でもライブを観にいくのは、音楽にとても魅力があるからです。

今日のライブでは小粋な趣向をこらして、8)「乙女の事情」の途中でストップさせ、インド女性商人になりグッズを紹介したり、周りのサポートミュージシャン達もアラブ風の演奏で盛り立てました。そしてまた「乙女の事情」に戻す。今までの りおんさんのライブでしたらまっすぐに歌を届ける姿勢に徹していましたが、舞台を経験されたからでしょうか。演じる、という活動の幅を拡げる一貫なのかと勝手に推測します。

音楽に話を戻しますと、切なさのある曲はより切なくキュンと狂おしく、アップに攻める曲はガンガンと胸に来るものがありました。1)「片恋ラプソディー」は音源化するまでに7年かかったそうですが、その時の歌への気持ちは今も変わっていないとのこと。ライブでは何度か聴いているので、そのままの形でバンドが入って音源化されたという感じです。しかし、En1 )「さなぎ」 と同様、新譜「Hidden Heart」を聴いたとき一発で感じたのは「これ弦じゃん・・・すげぇ美しい」ということです。MCでも言っておりましたが、使った楽器にはかなりこだわっています。昨今はソフトウェア音源で相当綺麗なストリングスができますが、いわゆる『手弾き』は一発でわかります。そしてりおんさんの歌唱も含めてとにかく楽曲が美しい。もちろん弦だけじゃなく、新譜「Hidden Heart」は質の高い音楽が味わえる1枚となっております!!!聴く価値高し!!!

今回投入された新曲は10)「終わりにしよう」という題名。シンコペが効いた切れ味のあるリズム。

”ほほに流れたこの涙をぬぐえるはきっと 他の誰かの役目だって さみしいよ” 

言いようのない寂しさを りおんさん流に音楽で表現した曲だと思います。

最後の En2)「SHOUT CRYING」についてももがき苦しみ前が見えない時にありのままの気持ちでいい、全部ひっくるめて愛していいんだよという思いで作った曲だというエピソードが聴けたのもワンマンライブならではかなと。最後の最後、取って置きのタイミングで弾き語りでじっくり。それほど大事な曲だったということが初めてわかりました。


さて中前りおんさん、ワンマンライブが終って一区切り、ちょっと休んでまた音楽などの活動をいつものように始めるでしょう。発表が1つ、7/21(火)りおんさんの誕生日にここ、恵比寿天窓.switchにて自主企画ライブが決まったそうです。まだまだ楽しみが続きます!


<中前りおんさん主なライブスケジュール>

●2020/7/21(火)恵比寿天窓switch 自主企画ライブ




2/9(日)夜、水道橋Words「音楽文庫 Vol.22」。桃南さん・yayAさん・野坂ひかりさん・向江陽子さん。個々の世界を持つ素敵なアーティストの競演でした。


寒風吹きすさぶ2月。暖冬と言われますが今日は相当堪える日でした。そんな寒さをも吹き飛ばす4組。初見はなくどんな音楽を展開するのかわかっていたし、久しぶりに拝見するアーティストもおられるので非常に楽しみ。水道橋Wordsは立地もよくていい場所です。


<桃南-mona-さん>沖縄県出身Pf.弾き語り。真昼で1度ステージを拝見したことがあります。調べたら2018/1/31だったので2年前。結構時間が経ちました。ナレーションを入れ自由な曲調・テンポで弾きながら物語を綴るように話し・歌う独特の『琉球シャンソン』というスタイル。歌の1つ1つにそれぞれの世界があります。「猫街」という猫の世界を描いたおとぎ話のような曲、「水に落ちた花」はロンドン・デリーの歌に独自の詞をつけ思いを込めながら。「ラスト・キャバレー」というアダルトな曲。これらは前回記憶があります。島の神(姉妹)と戦にあった島の民との関係を歌った「優しい島」(だったかな?)も印象的でした。やはり沖縄。大きな過去を背負い表現できるアーティストさんです。


<yayAさん>励まし系シンガーソングライターのyayAさん。先日1/27の代官山LOOPで拝見して4度目。今までは全部LOOPだったので他の場所での演奏を聴けるのは新鮮です。サポート鍵盤は大好きなハナブサユウキさんだったのでこれもまた楽しみ(はなぶーさん30回ぐらいお会いしているかも・・)。

①Gift

②ラブノジャク

③Motto

④希望のせいだ

⑤ならば生きよう

⑥休み時間をあげよう

⑦イマココ

①「Gift」yayAさんの曲は人を元気にさせる効能がある薬のようです。『どんな困難な状況でも考え方1つで幸せと思えるじゃん』こういったメッセージを持つこの曲。 ”当たり前をありがとうに変えてゆけたらこの街も 少し明るく見えるよ 優しく輝けるよ きっと~” という輝かしいサビ。歌がキラキラして気持ちが明るくなります。”Life is the Gift”。※コードを取った想像図=当たり前 F のありがとうにB♭/F 変えて 行 Am けたら こ A7 の街も 明 B♭ るく見え C7 るよ 優 Am しく A7 光るよ きっと Gm7 きっと C7 ~

②「ラブノジャク」バレンタインシーズン突入ということで、恋するオトメよ素直になれ、という気持ちを込めて。「ラブ」と「あまのじゃく」を掛けた独特な題名。確かにチョコレートのCMに使われれば!

③「Motto」アダルト風に攻める曲ではあるが、真っすぐでド直球な恋心を描く。yayAさんの歌唱力がとてつもない。ステージで歌いながら入れる振付も完璧で完成度高い。”あたしだけのあなたにできないなら もっとモット壊して” クラップが凄くて、演者もノッておりました。はなぶーさんも笑顔だった!

④「希望のせいだ」こちらもGift同様、力が漲る人を元気させる曲。 ”まだまだやれるんだと思えるのにこんなに不安に負けそうなのはきっと希望のせいだ そしてそれは可能性なんだ ちょっとした考え方の違いだけでどうにかなるんだ” と聴いてる自分もコブシに力が入るエネルギーの詰まった曲です。”強風で吹き飛ばされた看板にぶつかりケガをしたが大事には至らず。それを災難にあったとみるか、軽傷で済んでよかったかと考え方を変えること。” 確かにそうですよね。素晴らしい。

⑤「ならば生きよう」Gift・希望のせいだに関連付けるようなブルース調の三連符の曲。"履き潰された靴とくたびれたスーツからあなたの人生が香りだす 人生に終わりなどない 誰かの心に生き続ける 終わりないゲーム なら試そう 生きよう” 時間ばかり浪費してつまらない人生にこれからの意味をつけるように。意味づけなければいけない。最後”この身を~”のパワーは凄い。鍵盤も力が入ります。

⑥「休み時間をあげよう」ハナブサさん作曲によるPOP調の共作。力が入ったあとは心に休み時間を。サビで おおっと来るような転調が聴けたのがはなぶーさんらしい。この曲もっと聴き込みたいです。

⑦「イマココ」久しぶりに歌ったというバラード。2人でいられる今という時間に感謝を込めて。”世界で一番美しいあなたの隣にいるのは私 どんな悲しみも越えて行ける 幸せがここにある 今ここにありがとう” 輝かしいVo.と抒情的に奏でるPf.が凄い。スゴイです。


<野坂ひかりさん>昨年5月の栄ミナミ音楽祭で拝見して以来2度目のPf.弾き語りアーティスト。SNSではだいぶ前から繋がって頂いているため、今日の対バンライブで箱演奏を聴けるのが楽しみでした。「切実系シンガーソングライター」と銘打つ野坂さんは自分と向き合い胸の内を細かい描写で綴る、という曲群。「夢の羅針盤」「それが幸せ」「長い間(キロロカバー)」「初恋」「眠れない夜を越えて」。前回の栄ミナミで印象に残っている「それが幸せ」という名刺代わりの曲。”平凡な人生かもしれないけど自分にとっては特別の人生、救われるのではなく自分でしっかり生きよう、それが幸せ” と力を込めて歌う。鍵盤の打鍵も強くはっきりしていて気持ちの強さが音楽に現れています。開演前にお会いでき、終演後はタイミングが合わず。なにしろ音楽を奏でているときの笑顔が素敵で、今度また聴いてみたいです。


<向江陽子さん>トリの向江さんはPf.弾き語りで。遡ると2018/10/10のSEEDSHIP以来なので1年数か月ぶり。なんとそこまでブランクがあるとは申し訳ない。この人の音楽のクォリティは違う。昔からすごぃなぁと思っていたけど、今日は更に凄かった。


①Lips ②ラベンダー ③心のアルバム ④夕立 ⑤音風 ⑥ひらり恋揚羽 ⑦最後の雨(中西保志カバー) ⑧知らない夜明け En.ブルーライト


冒頭からキリッとして黒の上下。上はフェイクキャミと言うんでしょうか。衣装でも魅せます。とにかく気合いが漲ってるという印象。アダルトで攻撃的な曲から大人のオンナの魅力とカッコよさの「Lips」。「ラベンダー」という曲は初めて聴いたかもしれない悲し気で美しいバラード。 ”忘れされられてしまった思い出 別に愛してほしいわけじゃない そばにいたい訳じゃない 君の心に僕に寄生して蝕み続ける ラベンダーの幸せに包まれて 不幸になるのさ今日もまた 複雑に絡み合う記憶の中で間違いなくそこにある僕だけの幻” 「心のアルバム」過去を温め、見つめる。滑らかな鍵盤、軽快なメロディ。「夕立」はアグレッシブに。 ”雨がもし降ったらすぐに迎えに行くのに 今日はなんだか綺麗な夕日が顔を出してる” 「音風」と続けてお馴染みの持ち曲。この曲は名曲だと思います。 ”名前も知らないあなたに恋をしました~” と出だしに爽やか感のあるメロディとサビの盛り上がり。 ”あなたを抱きしめられるように あなたの風を必死で追うから 毎日毎日あなたのそばで 幸せを祈ってもいいですか?” 力が入るボーカルとこれもまた力強い・かつ正確な鍵盤。とにかくすごい鍵盤と歌唱。思わず身を乗り出して聴いておりました。「ひらり恋揚羽(あげは)」 ”ひらりひらり恋揚羽 この胸を離れて ひらりひらり恋揚羽 遠い君の空へ翔べ~” と風流な旋律と感情が籠った歌。カバー「最後の雨」は自分でもリアル世代だったので何となく口ずさんでしまう曲。バラードとして難しい曲だと思うのですが向江さんの歌いまわしは流石。細かいビブラートやトリルもこなします。最後はシリアス・に歌う「知らない夜明け」”暗い部屋に座って 開かないドアを見ていた ~ 混み上げてはこぼれ落ちる 届かぬ思いはどこへ 変われぬままここにはもういられない すぐにでも歩きださなきゃ それが第一歩だ 夜更けの光に震えてる~” こんな聞き書き。最後 ”ここで逃げるのはごめんだ” と強い意志。アンコールはアップテンポな「ブルーライト」で。”青い光に突き抜かれてゆく 高く昇れば昇るほどに 手に触れたそれは風のようにする抜けて行く” 言葉が続いてブレス(息継ぎ)が難しい曲ですが、ものすごい肺活量で歌いあげていました。向江さんの音楽は芸術作品のような完成度。トリをバシッと決め、目を見張るほど心を持ってかれたステージでした。(今日は雨は降らなかった)


今日の水道橋Words、それぞれの世界観があり独自性の高い音楽が聴けました。yayAさんの眩しいほど光輝いた曲はくじけそうなときに背中を押してくれそうな、人生のバックアップになるような音楽だったし、ハナブサさんいつも凄いです!素晴らしい演奏でしたステージを降りたとき自分に気づいたようで「このシチュエーションであうのは初めてですね ⇒ そっすね」と一言交わし。3/15JZ Bratツーマンのバンマスとして活躍が期待できます。yayAさんもJZ Bratで観客を魅了してくれるでしょう。あの会場であの歌と演奏は想像するだけでワクワクです。桃南さんも沖縄シャンソンという独特さ、野坂さんのエッセイ集のような曲、そして向江さんの上質な音楽もすごかった。向江さんは自分がインディーズライブの短い観戦歴でも特に黎明から存じ上げている大事な音楽家です。ステージを観るたびにいつも凄い人だなぁと思います。yayAさんも3月は大事なツーマン、向江さんは3/4にユニット女豹三姉妹ワンマンや4/8ソロのワンマンも控えており、目標に向かって邁進です。


<yayAさん主なスケジュール>

●2020/2/11(火祝)【コーラス参加】川崎CLUB CITTA’

ゆきこhr 広がれ「やっちょんなの輪」4ステージワンマンプロジェクトTHE FINAL

Op17:00 / St17:45

●2020/3/15(日) JZ Brat SOUND OF TOKYO

「Ryo Yoshinaga × yayA 2マンライブ 〜Halu〜」

Op 16:00 / St 17:30

Band Member Pf.Key. ハナブサユウキ/Gt. 森本隆寛/Ba. ハピネス徳永/Dr. 神林祥太


<向江陽子さん主なスケジュール>

●2020/3/4(水)恵比寿天窓.switch

女豹三姉妹ワンマンライブ『喋りすぎて笑いすぎて楽しすぎて腹筋割れちゃうんじゃないのおおぉぉ?vol.7』

Op19:00 / St19:30

●2020/4/8(水)恵比寿天窓.switch

「向江陽子バースデーワンマンライブ『Time flies』」

Op19:00 / St19:30

1/24から封切されている、映画版「CATS」の日本語吹替版を観に行ってきました。歌にコーラス、ダンスと誰もが知っている作品、こちらの歌・コーラスに吉永涼(Ryo Yoshinaga)さんが歌・コーラスで参加されたとのことです。


かなり前からミュージカルとして上演されてきたCATSですが、今までこの類のエンタメには縁が遠かったです。車で隣り街のTOHO CINEMAへ。


もちろん中身は説明できませんが、歌・コーラスとも大変素晴らしく、挿入歌はどれも美しく、映画作品としても素敵でとても素晴らしい作品でした。途中吉永さんの声かな?という場面も感じることができました。こんなスゴい作品に参加された吉永涼さん凄すぎます。そうとう猛練習を積んだのかなと。最後吹替版のキャストに吉永涼さんの名前が出てまた感動したし本当に嬉しい限りです。


本物のミュージカルを観てないで何ぞやと思われるかもしれません。しかし吉永さん参加のこの映画がきっかけとなったCATSの素晴らしさ。今度この映画を観るときはちゃんと舞台を観てからかな。そうすれば心境が変わってくるんではないかと。そんな変化を楽しむのも面白い。映画から入る人もいてもいいでしょ? ジェリクル・ジェリクル。



1/27(月)、代官山LOOP「Flavor」。中前りおんさん・Ryo Yoshinagaさん・かちゃさん・yayAさん。圧倒的な歌唱力を持つ4組のスゴ腕アーティストの競演でした。


今日は関東でも雪が降るんではというどんよりした雲と冷たい空気。何となくLOOPに行く日は天気が良くない。夏でも夕立や雷雨だったり秋には台風だったりと雨の日が多いです。実は雨男かもしれませんが、今月ライブに行った他の日は悪天候ではありませんでした(寒かったけど)。その寒気など何のそのの熱いボーカリストそろい踏みのライブでした。


本日のライブ、Ryoさんはもちろん、中前りおんさんのステージも観られるし、何度か拝見し、Ryoさんとのツーマンも控えるyayAさんも聴けるし、楽しみな対バンとなりました。元々Ryoさんとの出会いは2018年6月の りおんさんとの対バンだったので、もしかしてそれ以来、しかもLOOPだと思いますが、過去から現在に繋がるものとして自分としては記念になります。


<中前りおんさん>グランドピアノにピアニスト平畑徹也さんが座ったとき、調べていなかったので自分ビックリしました。りおんさんがトップとは思わなかった。勘違いをしていたので最初からいてよかった。りおんさんはVo.に専念です。

①Future Diver~未来へ飛び込む者~

②冷たい炎

③インフルエンザ

④さなぎ

⑤最高ハニー

自分にとっては最高の曲、Future Diverを冒頭に持って来てくれました。ロマンあふれるバラード。いきなり最初から心をぐっと持ってかれました。続くは冷たい炎。cool fireとシリアスに歌う劇場型の曲。スモークが立ち込めて神秘的です。インフルエンザはこの時期ならではとも言える りおんさんの代表的な曲。病床でひたすら回復を独り待つ心境がこの歌に現れています。さなぎは好きな人への募る思いが成長していく姿を歌う。最高ハニー、輝かしいバラードで締め。久々に聴けて感動しました。思えば りおんさんに初めて会ったのは3年前の1月でした。物販席でその話をしたら「そうだっけー。インスタのクリスマスの曲を気に入ってくれたんだよね?」と。よく憶えていらっしゃる!りおんさんに会う前の2016年12月、インスタに上がっているオリジナルのクリスマスソングが りおんさんの音楽に触れた最初でした。あれから3年ですかーーー感慨(少しはファン歴長くなりました?)。今でも中前musicは素晴らしいが続きます。そして新譜「Hidden Heart」。1/13に大阪でレコ発ワンマン、これは行けなかったけど2/11の東京ワンマンは待ち遠しいです。その前に予習として新譜が聴けたのはラッキー。新譜の2曲、バンドセット・弦(Strings)が入ったフルアコースティックバンドサウンドで澄んだ音です。聴いててとても気持ちがいい。ぜひとも聴く価値ありです。


<Ryo Yoshinagaさん>今日のりおんさんとの対バンで思い出すのはRyoさんに初めて会った2018年6月の代官山LOOP。あの時はRyoさんがトップで りおんさんが2番手で逆だったと記憶しています。こうして最高の2人が対バンで並ぶというのもいいなぁと。こちらの鍵盤(Key.)はハナブサユウキさん。はなぶーさんもお疲れ様です。

①For your love(Stevie Wonder) ~ Unelma

②mine

③アンテノール

④Leap

⑤フレディ

最近のRyoさん、TVの歌番組や映画「CATS」の歌入れなど各メディアへの出演が目白押しで何とも嬉しい限りです。ハナブサさんもアーティストのバックサポートで各地を飛び回っているなど精力的な活動をしています。忙しい中での代官山LOOPのデュオ。大事な時間です。冒頭はUnelmaのモチーフとなった曲のイントロから「Unelma」への流れ。輝かしいこのM7th.コード進行の流れを尊重しつつRyoさんのオリジナル曲へと導きます。このFor your love、主題のイントロとサビのメロディが一緒ですが、RyoさんのUnelmaは全く違うメロディをつけ、起承転結をつけている。ある意味モチーフを上回っているのでは?と勝手に考えてしまう。そんな関連付けの2曲です。

「mine」ホップするようなテンポの曲、自然に盛り上がって来ました。手拍子が湧きだんだん大きく。ステージの2人も同調しノッて来ました。いい感じ!

「アンテノール」は先の2曲とは一線を画すように男女の後ろめたい恋愛感情を描く。Ryoさんの表情も悪女に変わっていって音楽に憑依したような。鍵盤アレンジも長めの音符とStrings系の音色を使いゆったり・じっくり目に弾くハナブサさん。ブラックな雰囲気が満点。いい沈み方です。

「Leap」ここからはまったく変化して、Leap=跳躍が表すように未来への輝かしい気持ちを巧みな語力で表現した曲。今日のVo.とPf.の螺旋に絡み合うような流れは2018年10月GRAPESの自主企画の演奏に似ています。あの頃からLeapはいい曲だなぁと心底感じ、ぜひ音源化を!と望んでいてその通りなったので感激したのを思い出しました。

そして最後の曲は先日発表された「フレディ」。人と人とはこの世でなくても心は繋がっているとのメッセージを込めた曲。”葉っぱのフレディ いのちの旅"という絵本が題材となったそうです。木の葉の落葉までの一生を人生に例えた生死に対する美しい教えと言えます。葉っぱは散っても木は残り、また葉を繁らせる。世界は変化をし続けている。 ”死ぬというのも 変わることの一つなのだよ” ダニエルという何でも教えてくれるフレディの盟友の存在が実に大きい。人はひとりでは生きていけなくて、周りに頼り頼られ、教えられ、励まされて生きていく。いつかは死ぬけど決してそのことは恐いことではない。それでも最後の最後まで散らずに生き続けるフレディは自分で決断して残った。やがて力尽きたとき、はじめて空の上から自分の住んできた世界を眺めることができたんでしょうね。

 ”命は巡るよ どこまでも巡るよ あの日散っていった花びらが空に舞うように 命は巡るよ どこまでも巡るよ あの日さよならしたあの人があなたの庭に花を咲かすのでしょう”

 似て非なるかもですが、自身や大事な人を取り巻く人生を花・樹のそれに例えた「ハナミズキ」である、とふと感じました。どちらも歌詞の時間間隔を百年単位にした、人の人生に寄り添う歌ではないかと。いつも心の中にフレディとダニエルがいます。

大事な人はいつか空に飛び立っても心は繋がっていて胸に思えばいつでも逢えるという「星になる」もそうだし、Ryoさんが培ってきた音楽の背景にある美しさ・重さに感銘しています。


<かちゃ(花菜)さん>かちゃさんはVo.(初見)。ハンドマイクで歌に専念します。グラピサポートは桃瀬茉莉さん。ロングヘアが映えるスタンドマイク。ミュージカルに出演しているだけあり、ものすごい声量。ロカビリー・ジャックという作品に出演しています。森雪之丞プロデュース・岸谷五朗演出・斉藤和義テーマ作詞作曲という豪華顔ぶれの、シンガーとマネージャーを取り巻く話ということです。その中で海宝直人さんが歌った「愛しい嘘」をカバー、「reason」新曲「バラ色ユートピア」など。「東京の人」 ”東京の人はなぜか急わしなく動いていくそれぞれの夢を見つめながら~東京の人は少し似とるんよ きっと孤独を抱えるから 景色を描いて見せるから” ピシーッと来るストレートな声が印象的でした。


< yayAさん>励まし系シンガーソングライターyayAさん。何度かステージを拝見したり、他のライブにお客さんとして来たときにご挨拶したり。いつも笑顔で対応してくださるアーティスト。Pf.はハナブサユウキさん。Ryoさんに引き続きのサポートでグランドピアノに場所を移しています。「ならば生きよう」 ”この人間臭い心を 世界を がむしゃらにオレらしくあたしらしく生きよう” 元気づける前向きな歌。声量もテクニックも申し分ない完成度。エンターテイナーとして確立しています。「Alone」と来て、次はRyoさんが歌で出演した映画CATSをyayAさんは観に行ったそうで、そこから披露したい曲と言えば挿入歌「メモリー」。お洒落なワルツから美しい声が響きます。パワーも備えたスーパーアーティストですね!「まぶた」大事なものなのにいつも眼の前にあっても見えないもの⇒まぶた。決して独りじゃない、いつも側にいてくれることがどんなに大事なことか、気づいてほしい歌。「Love 2 U」指をハート型にして皆さんと。'あなたがいる'という愛情を説く。最後は最近投入された新曲「希望のせいだ」 ”もう少し頑張ってみようか こんなにも不安だけれども大丈夫と思えるのは希望のせいだ” と前向きの歌詞。 ”強風で看板が吹き飛び女性はケガをしたが偶然にも大したことはなかった。 大ケガなのか、助かったのか? ちょっとのことで人間はどうにでもなるんだ。大丈夫 心は。上を向いてね”


En.「Gift」当たり前をありがとうに変えられたらもっと世界は幸せになる。とyayAさんのMCで。 ”明るく見えるよ 優しく見えるよ 今ここにいる 私たちは行かされている 当たり前じゃないあなたに感謝 私に感謝 Life is the Gift ” 何とも輝かしい歌で締めました。



代官山LOOPのライブ終わりました。ワンマンが近い りおんさんのVo.に専念した力の入り方はとても凄みがありましたし、楽曲とステージの美しさが際立ちました。セットの5曲も色々な色彩がある曲で、30分あまりの出番でも十分価値があるものでした。Ryoさんも同じく5曲のセットではそれぞれの顔を持ち風景がある曲でした。yayAさんもとても素晴らしい歌唱力で会場を魅了しました。Ryoさんとのツーマンが非常に!楽しみです。この時期にやる対バンライブ、とても意味あるものでした。自分のフレディにとってのダニエルは誰なのだろう?考えさせられます。


<Ryo Yoshinagaさん今後のライブスケジュール>

●2020/2/19(水)北参道GRAPES

「GRAPES KITASANDO 4th. ANNIVERSARY Asuka Tadokoro presents『euphoria』」

Open18:30/Start19:00

Asuka Tadokoro band (+guest vo.上村翔平 from THREE1989)

/まきちゃんぐ/Takuji Yamamoto/Ryo Yoshinaga(19:00~)

●2020/3/15(日)渋谷JZ Brat

「Ryo Yoshinaga × yayA 2マンライブ ~Halu~」

Op16:00 / St 17:30 ※全席指定

Band Member /Pf.Key. ハナブサユウキ/Gt. 森本隆寛/Ba. ハピネス徳永/Dr. 神林祥太

●2020/3/29(日)銀座Miiya Cafe

「神楽サティ presents 『春の午後に歌うメロディ』」⠀

Op12:00/St12:30

高井麻奈由/工藤由佳/Ryo Yoshinaga/今井里歩/神楽サティ


<中前りおんさん今後のライブスケジュール>

●2020/2/11(火祝)恵比寿天窓switch

「HIDDEN HEART レコ発」~ ROMANTIC ACOUSTIC ONE MAN TOUR ~

Op18:00/St18:30


<yayAさん今後の主なライブスケジュール>

●2020/2/9(日)水道橋Words

Words Presents「音楽文庫 Vol.22」

Op18:30/St19:00

yayA(19:45~ Pf.ハナブサユウキ) / 桃南-mona- / 野坂ひかり / 向江陽子

●2020/3/15(日)渋谷JZ Brat

「Ryo Yoshinaga × yayA 2マンライブ ~Halu~」

Op16:00 / St 17:30 ※全席指定

Band Member /Pf.Key. ハナブサユウキ/Gt. 森本隆寛/Ba. ハピネス徳永/Dr. 神林祥太






1/25(土)、名古屋・伏見ライオンシアターにて、福永倫子さんによるワンマンライブ「Rebirth」。素晴らしいバンドライブでした。


倫子さんが全力投球、満を持して開催にこぎ着けたワンマンライブ、発表されたのは夏ごろと記憶しています。自分はこの時期忙しい時期なので二の足を踏んでいましたが日帰りなら大丈夫だろうと意を決しました。ナナちゃんまた来たよ!(またすごい衣替え。。)


自分が倫子さんファンになったきっかけは、推しのアーティストさんが倫子さんと大の仲良しで、栄ミナミ音楽祭など名古屋遠征を通じて曲を知るようになりました。その後関連して動画などを色々調べているうち、5月下旬に映像化された「Groovin'」にやたらハマったのが事の始まり。6月の代々木でのフリーライブやチャペルでのゴスペル、7月の恵比寿天窓、9月のオーディションバンドライブと関東での出演になるべく足を運びました。


名古屋に強固な地盤を持つ倫子さんのファンは根強い人たちばかり。自分は2番煎じならぬ100番煎じぐらいのキャリアですが、倫子さんの楽曲が好き過ぎてギターで耳コピするなど出過ぎたことをしたり(ここまでやったらワンマンライブに行くでしょ!)。何とか諸先輩がたに食い下がろうとしている身です。また推しがカブっていて共通の話題が多いのも嬉しい限りです。ですから時間がない中 名古屋に足を運ぶのは非常に楽しみでした。


名古屋に着き、推しが共通のファン仲間のかたと落ち合って色んな所へ行って食べたり買い物したり。ライブ前のこの時間も楽しかった。名古屋駅から歩いて伏見の会場まで(それにしても健脚。結構歩きましたね!)。ライオンシアターは伏見駅から10分ぐらいのビルの一角。地下1階の会場はスタンディングで幅広のステージです。多くのお客さんが詰めかけました。詰めかけた人の中、5月にSunset BLUEでお会いした皆さんに再度お会い出来たり。たった一度だけなのに覚えていてくれて感謝です。始まる前から乾杯したり。こういう繋がり、嬉しいですね!


ステージは左にキーボードが2台✕2(Roland VR-09とYAMAHAのキーボード、型番不明のシンセと電子ピアノのPrivia)で2人分のスペース。中央にDr. 右にBa. と Eg.(Ag.)。中央にVo.が位置します。先にメンバーが入ってバンドの前奏が開始。倫子さんが入ってきて背後のディスプレイがグヮッと光って「Rebirth」の文字。ワンマンライブの開始。バンドメンバーは9月のオーディションライブ参加の各人にKey2.の小田智之さんが入ってツインKey.という構成です。


<メンバー>Vo.福永倫子 Key1.高位妃楊子 Key2.小田智之 Dr.崎田治孝 Ba.梶祥太郎 Gt.大城直人


<セット>

①Anymore

②水曜の夜に

③Yesterday

④瞳-film-

⑤Fantasy

⑥Groovin'

⑦Player

⑧新曲

⑨Imagine

⑩Music Remain

 ※インスタで公表されたものに従っています。

①「Anymore」 最初の曲は ”星が踊り~月が歌い~すれ違う恋人たち~”のロマンチックなバラードの1フレーズから一転、うねるようなグルーヴ感満載のアップな曲「Anymore」から、既に客席も盛り上がり、ビートに乗って踊ったり。ラップを刻む部分は何ともかっこよく、そこからのサビへの展開はガラッと変わって畳み掛けるような流れ。”Oh! Oh! Oh! woo-”  のキメの部分もバッチリでこれまたカッコよさが全面に表れます

②「水曜の夜に」おしゃれな夜を満喫するようにJazzyな雰囲気も醸し出される温かなメロディ。小さくダンシングしながら妖艶な歌う倫子さんに釘付け。"水曜の夜に君とカブトビールを小さなポディアムに乗せて” 今日は会場への通りがかりに納屋橋も観ることが出来たし、憧れの場所となりました。

③「Yesterday」ここからKey2.が参加。Syntheがフワーッと入りそこからの軽やかなPf.。自分は初めて聴く曲です。POPな中にも過去の好きな人への思いが綴られ ”願い届かぬYesterday、もしもあの日からやり直せるなら 煙草の匂いと記憶” こんな聞き書き。2番サビからのキーの上がりが難しい曲だなと思います。

④「瞳-film」は夏の思い出を見事な描写で回想する長編の名曲。イントロでKey.からチャイムの音が鳴り響き、ハーモニカの音色にしたSynthe.が流れる。僭越ながら自分がギターで耳コピしたあのメロディが頭の中に沸き起こり、あの曲だーっと、アドレナリンが漲りました。"ゆっくりと動き出す そのフィルムでなにを観よう” という爽やかなバラードから始まり、Aメロ2番目からバンド演奏が始まる。"遠回り 知らない景色 どんなものも宝物になる” Bメロは "ああ思い切り吸い込んで吐き出すのを忘れてる” に ”天を仰ぐ黄金虫” を1フレーズ繰り返すのもアクセント。サビ ”夏のヒカリ 想い出すあの坂道を 君と歩いた何度も”という8ビートの刻みが心地よい。サビの2番目 ”あの日あの時に戻りたくもなるけど 今日の想い出は明日の道になる” ⇒ 半音キーが上がり、曲は最高潮。 ”今はここで生きてる 想い出のあの坂道にもう 君がいなくてもほら歩いていけるよ~” チャイムが流れてからのエンディングへ。バンド演奏が映える、本当にいい曲ですね!全部自分も歌っておりました。MCを挟み、

⑤「Fantasy」はSynth.のSEが宇宙空間のように入りファンタジー感満載の入り。特有のリズムクリックに乗せ文字通り不思議なカオス感のあるサウンド。それでもメロディはとても綺麗で練りこんで作られています。

⑥「Groovin'」”始まるshowtime 弾ける泡のrhythm 気晴らしにステップを~" ここでこの曲か!畳み掛けています。倫子さん真骨頂の曲が炸裂。"残業逃れたfriday night~"の詞は秀逸。"Drive it show,せかしい日常忘れよう~"のBメロの4拍も縦にジャンプしちゃいます。客席もものすごくノリに乗って踊っておりました。ちょうどあのMVの終わりのシーンみたいに再現され、自分もMVの中にいるようでした。とても楽しい! 倫子さんもステージを左へ右へ。脚を気にしつつ飛んだり跳ねたり。終盤のラララ~ラの部分は女の子⇒男の子⇒そしてみんなでー!っと会場全体が絶頂を迎えました。この曲も耳コピしたり、楽曲の完成度が高くカッコよい。本当に素晴らしいです。

⑦「Player」という曲は初でした(新曲では?)。”誰のためじゃなく君のために歌う 明日を忘れてしまうほど ~ 長い夜を超えて”という感じでしたか、ひとり物思う夜が舞台のPOPS。後半の難しいコード変えも難しいのが倫子さんらしい。

⑧「新曲」少し過ぎてしまったけど、と倫子さんが開設するクリスマスの曲を新曲として披露しました。雪舞うようなPf.の演奏が風情ある3拍子。”今日は特別な夜 一晩中語り明かそう 窓の外は雪が降る 二人だけの時間 融けるような口づけを 代えがたいこのキセキ” こんな感じの甘いクリスマスの夜の曲。

⑨「Imagine」ファンファーレのような前奏から始まるこの曲。 "昨日の憂鬱が弾けてメロディになる~いつだって一人じゃないよ心を満たす君にとっての大切なものは何ですか?一緒に想像してみよう 君が幸せと呼べる瞬間を (baby) やわらかな光の中で最高の笑顔の花を咲かせよう” ダンサブルに弾ける曲は未来があって輝かしい。

MC:ここでメンバー紹介。ツインKey.は初めてとのこと。確かに鍵盤2人は珍しいです。先ほども述べましたが、高位さん・崎田さん・梶さん・大城さんは9月の渋谷LUSH出演のバンドメンバーで、息の合った演奏が再来しました。

そして⑩「Music Remain」これが最後の曲。ぇ!もう最後!時間の経つのは早いものです。ダンサブルなビートとラップ、" Yeah~ ⇒ Yeah~ " や色んな歌い方をする  " La-la-la ⇒ La-la-la " のコールレスポンスの掛け合い、久々に楽しみました。クラップも後押し。"自分らしくって何だろう 認めてもらいたいんだろう” 困難な場面でも音楽を忘れずに乗り切っていこうというメッセージを感じました。終わった瞬間大歓声でアンコールの拍手は長時間止みません。

そして倫子さんが出てくるとまたまた大声援。1人中央のハイチェアーに座りMCを。今回のライブを迎えるにあたり音楽を続ける苦しさや支えてくれた仲間のことを話してくれました。確かに続けるということは大変なこと。そして今回のライブを支えた盟友の1人、高位さんがステージに。”ぴよちゃーん!”の歓声。抱き合う二人。感動です。そしてVo.Pf.のデュオでアンコールの1曲目。


<アンコール>

En1.Lean on me(Vo.福永倫子、Pf.高位妃楊子)

En2.You and I(Band)

En.1「Lean on me」Lean on me=頼っていいよ、甘えてもいいよ という直訳になります。Pf.の音色が心地よい優雅な3拍子のバラード。"じゃあね 夕焼けの小さなあの背中 遠く見えたね 君の近くにいるはずの僕は何もできないのかなあ こんな時代だからこを悩みのない人はいないと言い聞かせる ~ 君を想う人がいるよ Lean on me 悲しい顔は似合わないよ 笑顔の君が好き Lean on me 涙の数だけ君はきっと優しくなれる” とこんな聞き書き。

そしてバンドメンバーが登壇し最後の曲。

En.2「YOU & I」" Pa-La-Pa, Pa-La-Pa, 恋人でもない Pa-La-Pa, Pa-La-Pa, 友達でもない YOU & I ~" から始まり、”恋人でもない 友達でもない時間だけが過ぎてゆく 戻れない 戻らない二人 波のように ゆらゆら 揺れて” ゆったりとしたグルーヴ感のある華々しいアップな曲で締めました。



倫子さん、ワンマン発表後も自分の音楽に賭ける思いや、体調面で様々な困難を抱え、メンタル・フィジカルとも超えるべきハードルが非常に上がった半年余りであったと思います。それらを克服して「復活=Rebirth」と名付けたライブ。アレンジや歌詞を練り直して臨んだ各曲やMCでの語りも含め、こんなに感動したライブを身近に観られ、非常に素晴らしい時間を過ごせたと思います(遠征してよかった!)。これからの完全復活に向け、狼煙を上げたRebirthライブを成功させ、福永倫子さんはさらに輝いていくんだろうなぁと思います。メンバーの何人かにも労いのご挨拶できたし、さあ、自分は明日に向かって急ぎ東京に帰ります。これからも倫子さんを応援します。関東に来た際には顔を出せたらと思います。そして名古屋の倫子ファンの皆さん、繋がって頂きありがとうございます!幸せなひとときでした。また来ます!


<福永倫子さんライブスケジュール>

●2020/2/8(土)四日市BAR EAST

Op18:30/St19:30

Vo.key. 福永倫子 Cajon.崎田治孝

●2020/2/23(日)新栄sunset BLUE

「大和田慧 beginning of the season Cinematic 2020 Tour in Nagoya」

Op:18:00/St18:30

大和田慧with宮川純/福永倫子/坂上太一

Vo.福永倫子 Key.Saorin

https://tiget.net/events/83559

●2020/4/25(土)今池ValentineDrive

「"rhm" LIVE feat.福永倫子」

Op:18:30/St19:30

Sax,Compose佐藤莉佳/Key.平手裕紀/Gt.大城直人/Ba.梶祥太郎/Dr.崎田治孝/Vo.feat.福永倫子

https://tiget.net/events/83563


<福永倫子さん楽曲情報>

●福永倫子 - Groovin' (Official Video) shot ver.

 https://youtu.be/-VG3M29DSDY

●福永倫子 - 水曜の夜に(Trailer)

 https://youtu.be/av_0FVg7C4U

●Imagine-(studio RH / acoustic ver.-)

 https://youtu.be/oROnWykPDtw





1/21(火)、東新宿 真昼の月・夜の太陽「三日月に唄う」。Ridy Hudsonさん・ジャンたなかヘヴンさん・mUg(まぐ)・ビタミンZ・今井里歩さんの5組。途中からの観戦です。


2020年初の真昼。色々な形態のアーティストが音楽を奏でにやってきます。自分がいわゆるライブハウスというものに初めて来たのがここ真昼が初めてで、職場から近いこともあり一番多く来ています。36回を数え、今日で37回目。素敵な音楽が体験できる身近な場として、大変ありがたい存在です。前回はopen9周年企画ということで歴史もあります。


仕事を終え真昼に駆け付けると階段の踊り場に花束が。誰が誰に贈ったものかはわかりませんが、今日のライブに関連付けるものとしては自分の心には非常に有効でした。受付を済ませると2番手のジャンたなかヘヴンさんの天真爛漫な歌声が。何回か聴いてますがこの人の音楽は独特の時間の流れを感じます。


今日は3番手より。

<mUg>Vo.真璃さん・Pf.Cho.弥重さんの女性2人アコースティックユニット、まぐ。ブラック系の衣装に身を包み、堅実なPf.のもとシリアスで情熱的に歌うVo。ステージを左右に動き客席1人1人に対して突っ込むように歌う姿は凄い。「フリージア」という曲は文字通りフリージア、フリージアと叫びながら迫力ある声で歌い倒す、そんな強烈なイメージを持つ音楽でした。


<ビタミンZ>4番手はVo.ゆうきさん・Pf.Vo.あゆみさん2人組女性ユニット。正確なセットリストはご本人のツィートにありましたのでお借りします。「君と並ぶ月」「ビタミンZのテーマ」「あなたと月で待ち合わせ」「真空パック」「スキップ」。バババッと聞き書きした歌詞のメモでは1曲目「君と並ぶ月」は恋人と眺める夜空と甘い心を歌った曲、2曲目「ビタミンZのテーマ」ユニットの代表曲で客席と手を振り上げながら1つになる楽しく元気づける曲、3曲目「あなたと月で待ち合わせ」しっとり透明感のある前向きな曲、4曲目「真空パック」は、あの日起こったあなたとの思い出を真空パックにしてとっておけないかと歌うアダルトな曲、5曲目「スキップ」”星の数を数えるだけため息の数も消していく、振り向かず前を向いていく、たくさんの夜をスキップして透明になるほど泣いた、今日というひを終わりにしてゆっくり眠れるように” こんな感じだったでしょうか。イヤなことも忘れて前向きに行こうよ、的な清々しさを与えてくれるような曲でした。ゆうきさんの朗らかで優しい歌声とあゆみさんの柔らかなピアノとボーカルが印象的でした。Twitterのタイムラインではよくお見掛けしていたので、興味があったビタミンZ。名前の通り心が元気になるビタミンでした。おそらく「Z」というのはこれ以上効き目があるビタミンがないから?自分がよく行くライブハウスにも出演されているので出番にカスりもしなかったのが不思議なくらい。まあ誰にでも初見というのはあることなのでこれからも興味を持って臨みたいと思います。


<今井里歩さん>2020年真昼初ステージはトリ出演の今井さん。今日はPf.弾き語りです。前回行けたのが12/29のWordsであの時はカバー曲メドレーが主体、その前は11月上旬だったので自分的には結構久しぶりのオリジナルセットです。

①白い月の裏側

②I'll meet you

③そこで、咲いてた(新タイトル)

④春を待つあなたを

⑤good day

1曲目、「白い月の裏側」は真昼という場所でタイトルが「三日月に唄う」という月にちなんだ曲を。まろやかな鍵盤の音が夜らしく辺りを包みます。曲と今井さんの声質が見事にマッチした曲。AメロのCコードからフッと1つ挟んで(この挟み方が素晴らし)A調に移り、2番でCと繰り返される転調がオシャレで、歌詞についてもメッセージが籠っている考えに考えて作られた曲です。

2曲目、「I'll meet you」最近の今井さんのちょっと考えさせられるツィート(それこそ独り言)は ”今はそれがすべてじゃないけど やはりそれがすべてだ、やるしかない” 的な、立ち止まって見て、また思い直して前に進んでいこうという気持ちを音楽にした、最近の今井さんの心持ちを具現化したような曲の1つと勝手に想像します。

 ”生きてきた時間も体温も違うし 倒れそうな背中を 抱きとめる勇気もない それでも I'll meet you I'll meet you この場所で何度でも 出会い直したい 信じてみたい 素晴らしい世界を”

3曲目、前奏の3連符に・・あ、この曲は聴いたことがある・・あ、無題の曲だ!・・と直感しました。昨年の夏に披露され3~4回聴いたことがあり記憶の片隅から引き出された幾つものピースが織り重なりそれぞれが絶妙なコード進行で繋がれています。 ”乾いた大地から大空を目指して” ”You never know(先のことはわからない)"という未来を見つめるような歌詞、クラシックの組曲のような造りにも聞こえる見事なピアノ演奏で喜びに導いてくれます。羽ばたき降り立ったところが自分の歴史であるかのように ”気が付けばそこで、咲いてた”と結ぶ、ドキュメンタリー映画でも見たような輝かしい曲。タイトルは「そこで、咲いてた」と今井さん命名しました。半年余り考えていたようですがようやく落ち着いた。うん、このタイトルしかありませんね!

4曲目、「春を待つあなたを」今日の今井さんは屈強な曲を連続投入してきます。これも身が引き締まるような強く心をぶつけるような曲です。さっきのツィートの話じゃないですけど、このセットで並べたいという意図が感じられ、困難な人生の道のりを不屈の闘志で踏破していこうという表れなのかなと。ストレートな悲嘆の表現は今までの今井さんの音楽にはなかったもの。斜に構えずまっすぐ受け止めなければならない、この曲を聴くと常にそう思います。この②~④の鬼気迫る3曲の連続は相当なボディブローで血が出そうです。音楽的にもめちゃいい曲ばかり。

5曲目「good day」さんざん血を吐いた後は救いの曲を。過ごすのが困難な厳しい日もあるけれど、1日のうちどんなに小さなことでもいいことがあれば、その日はグッドデイでいいじゃない、と今井さんの癒しのコトバが冬の嵐のようなセットをまとめるかの如く。good dayを聴ける日こそがgood dayなのだという気持ちに。色々あるけど最後は優しく終わりたい。こんな配慮があるいつもの今井さんの存在が嬉しい。good dayだけはいつも最後に歌おう、という気持ちが現れてます。心地よく1日を終われるように。


En.ありがとう

アンコールの拍手はリズムも速く、場が落ち着くまで鳴り止みませんでした。最後は今日この場に集まったお客さん・演者・箱のスタッフそれぞれに感謝を込めてのありがとうの歌。旋律にクラシックの要素(コラール)が入っていて神聖な感じを諸に受けます。心洗われるメロディに今井さんの才能を感じるこの楽曲で結びました。”ありがとう”に深さを感じる1曲です。

※この日の「ありがとう」は今井さんご本人によるYoutube映像が公開されています。

https://youtu.be/zcNXm9Cprkw


2020年初真昼のステージが終了しました。今井さんもMCで仰っていましたが、色々な楽曲形態(ソロ、バンド、ユニット、歌&ダンス、楽器・声、インストもろもろ)を幅広く受け入れる真昼の月 夜の太陽。ミュージシャンの受け皿として2020年、もっと先まで君臨し続けてほしい貴重な存在です。これからも末永く音楽を提供し続けてくれればと思います。

終演後、今井さんから「年賀状」を頂きました。ありがとうございます!


今井さんの2020年の2回目のライブである演奏を真昼で聴くことができたことが今日の一番の収穫です。強めのメッセージが詰まったセット、胸に刻まれました。階段の踊り場にあった何気ない花束、とても意味のある存在として君臨していました。

まさに「そこで、咲いてた」です。


<今井里歩さん今後のライブスケジュール>

●2020/2/14(金)真昼の月 夜の太陽「三日月とチョコレート」

 Op18:20/St18:50

 STRAYnote/泉和香/小鳥遊ふみ/松岡美穂/今井里歩(21:10~)

●2020/2/28(金)水道橋Words

●2020/3/7(土)練馬FAMILY「今井里歩ファンミーティング-1歩目-」

 Op:11:30/St12:00

●2020/3/13(金)板橋ファイト!

「玖咲舞プレゼンツ 十ヶ月連続スリーマン企画 ~板橋より愛を込めて~《002 婉麗編》」

 玖咲舞/今井里歩/金田一芙弥

 Op19:00/St19:30

●2020/3/29(日)銀座Miiya Cafe「神楽サティpresents『春の午後に歌うメロディ』」

 Op12:00/St12:30

 高井麻奈由/工藤由佳/今井里歩/Ryo Yoshinaga/神楽サティ

●2020/4/28(火)練馬FAMILY


1/16(木)、GRAPES北参道「Ryo Yoshinaga ✕ 宮崎薫 ✕ 大山桂佑 3man Live GRAPES KITASANDO 4th. Anniversary」。GRAPES北参道open 4周年記念。Ryo Yoshinagaさん主催のスリーマンライブです。


GRAPES北参道のopenは2016年2月とHPにあります。足掛け4年、数日をかけて4周年記念イベントとしてGRAPESに普段出演しているアーティストが主催となり、お気に入りのアーティストと共演する企画、Ryo Yoshinagaさんは宮崎薫さん、大山桂佑さんをお招きしました。


自分がGRAPESに訪れた最初は2016年8月、あるアーティストのワンマンライブでした。まだライブハウスに行く回数も乏しく、いきなりこのようなゴージャスな箱に足を踏み入れていいのか?と、たじたじでしたが、とても素晴らしいステージとスタインウェイのグランドピアノ、音響、料理、シースルーさ、立地。これらの環境に感銘し、今では当たり前のように行くようになりました。


自分は休日だったので早めに行って鍵盤近くの特等席へ!ガラス越しに走る電車や夜空・樹々を背景にしたロケーションでステージを観戦するのは最高です。


<大山桂佑さん>ボーカリスト。Pf.はハナブサユウキさん。はなぶーさんこちらもサポですか!大山さんは昨年3月に真昼の月夜の太陽でRyoさんと対バン出演しています。その時はトップだったので少ししかステージ聴けませんでしたがPf.を弾いてた記憶が(Ryoさんからいい歌歌いますと言われてた)。曲名は仰っていませんでしたが1曲目、ストレートな男性の美声がステージをこだまし、伴奏の鍵盤は序盤から凄いアグレッシブで音数も多い。大山さん、自然・日常にインスピレーションを受け、パワーをもらっていることを音楽に昇華させているとのこと。力強さと柔軟な抑揚を併せ持ちます。普段からコーラスなど声を仕事にしているのもよくわかります。「月夜」はアカペラから入り、静かに入る鍵盤の3拍子。 ”そうさ 今夜も一人きり 君の香りが宿る小さな部屋 迷いなく惹かれ いつかの君の姿重ねて”(聴き書き。こんなだったかな?) と密やかに歌う。「Rainy Night」は題名通りしっとり。「Allnight song」は都会的センスの高いPOPS。「melody & message」も ”君”に対する思いをメロディで贈る。しっとりおしゃれに。


<宮崎薫さん>ギター弾き語り。今日はGt.サポート森本隆寛さんとのツインギターで。森本さんは Ryoさんの音源やライブでよくサポートをするギタリスト。Ryoさん絡みで色々なミュージシャンが参加しますね!宮崎さんのボーカルはハイトーンを基点にとてもよく通ります。ギターのアルペジオやカッティングも小気味よく。3曲目とかは裏拍から始まる複雑なリズムでしたが、ボーカルは安定して強かったです。英詞も多用され、聴き取りは限度がありました。「To Be Free」「The Light」など自由を求め、羽ばたいていこうという輝かしいボーカルがよく似合う曲を披露しました。森本さんとのトークも面白かったし、ギターテクも素晴らしかったです。


<Ryo Yoshinagaさん>Vo.に専念、Pf.ハナブサユウキさん。先ほどの大山さんの出番で演奏したハナブサさんの鍵盤の音色、Ryoさんの曲でもいよいよ聴けます。2人のGRAPESは前回の10/26以来で楽しみ!

1)Melt

2)ilmapallo

3)アンテノール

4)M.W.F.W.

5)星になる

6)新曲

「Melt」Ryoさんのステージでは欠かすことのできなくなった代表曲から。最近はセットの途中で披露することが多くなったのですが、今日はいきなりハナブサさんの鍵盤がガーンと入り、直後に ”表情も~不安もいつの間にか” とフルパワーのボーカルがステージに響きました。元々の音源が二人によるVo.Pf.のデュオであり非常に耳に馴染んでいるサウンドを土台に、当然生ライブということで今日だけの歌い方・演奏が堪能できました。Ryoさんのボーカルはよく通るし、ハナブサさん鍵盤も色んな音を隙間に埋めるように。二人がいて成り立つ、圧倒的な存在感です。

「ilmapallo」Ryoさん憧れの国、フィンランドの言葉で「風船」という意味があります。出口が見えなかったり、色んな悩みとかモヤモヤ、その積み重なりは日頃誰でも感じるものですが、それをどのようにして解消していこうか、解消していきたいか、これらがRyoさんならではの巧みな言葉遣いに表れています。 ”誰かのためには誰のため?” ”誰かのためにを盾にして” などの自問。 ”空っぽの私よ空に飛んで行け” と。溜息のようにも感じられますが、マイナスな言葉を口にするのを気を付けているRyoさんらしく表現します。そして曲調も軽やかで重くならないようにしているのもRyoさんらしい。思い出すと、この曲を初披露した9月、サビの ”oh-oh-oh-oh-”を客席と唱和した記憶があります。風船はみんなで飛ばすほうが楽しいかもですね!

「アンテノール」他のRyoさんの持ち曲とは一線を画す、人の隠れた心の奥底を覗いてしまったような男女の行きずりの欲望とそれを冷ややかに見つめる自分自身を描く。今日は密やかなアコースティックなアレンジからの2番サビの大きな盛り上がりはRyoさんのボーカルがガーンと入る、そして間奏はハナブサさんの鍵盤の音符の多いこと!流れるような和音。Vo.Pf.の織りなす響きがただただ凄い。終盤の4分音符のアクセント4つが「ダーン!ダーン!ダーン!ダーン!」と入り、 ”~君の答えを教えてよ~” と最終盤の囁くようなボーカル。GRAPESの素敵なステージに相応しいアンテノールだと思います。

「M.W.F.W.」アンテノールの次はこの曲というのは音源「Loistaa」の順番通り。いつもプレイヤーで聴いていてこの順なので 自分的にはものすごく自然に入れた感じです。アンテノールの重厚な雰囲気から快速アップテンポで攻め立てる。客席もクラップで応戦。窓を見たら会場の熱気でしょうか、窓ガラスが曇って外が見えないくらいに。Ryoさんも額に汗を光らせ、熱唱・熱唱でした。ハナブサさんこちらも間奏はノリにのって物凄い演奏。うわすご!

「星になる」終盤戦です。ここで1つ落ち着いて。星になる は、大切に思っている人が空の星になったとしても心は時空を超え、距離を超えいつでも逢えることができる、という想いがこもった曲。Ryoさんらしいファンタジーな雰囲気も織り交ぜた素敵な曲です。軽やかなリズムに乗っていますが、今日は次の曲の流れを含んでいるかと思います。相当な強い想いを含んでいるなと。

「新曲」曲名はステージで発表がありましたが、SNSで公開するのは控えましょう(公開されたら変えます)。詳しくは話せませんが、あまりに想いが強い歌詞に目頭が熱くなりました。この曲に関連して基になったある絵本の話がありました。この絵本自分は存じ上げず、ネットであらすじを調べているうち、「これは自分は読めない。。あらすじだけで泣けてくる」。Twitterでも最後の最後まで悩みに悩んで歌詞を書き上げたとあります。今までにあった重荷を背負っているのですね。


En)Human Nature / Michael Jackson

 Vo.Ryo Yoshinaga/宮崎薫/大山桂佑 Pf.ハナブサユウキ Gt.森本隆寛

アンコールはスリーマンの3人と、サポートしたハナブサさん・森本さん全員でマイケルジャクソンを。相変わらず洋楽知らずの自分は聴いたことがある程度(  "why,why tell'em that it's human nature" というキモの部分 )でしたが、が小気味いいPOPさと絶妙な3人のハーモニーでした。Human Natureというのは人間の本性という意味ですか。このスリーマンのアンコールに抜擢された意味というのを考えたいものです。


Ryoさん2020年初の自主企画ライブ、大成功でした。参加アーティストの大山さん・宮崎さんも素晴らしい歌声、ハナブサさんは多くの曲のサポートを、森本さんもお疲れさまでした。Ryoさんはこのライブに賭ける想い・意気込みを相当に感じたひと時でした。Ryoさんのフェアリーでファンタジックな曲調と言葉にならないことを言葉で綴る歌詞の素晴らしさは今日も冴えわたっていました。終盤の「星になる」~「新曲」への流れは、9月に演奏した「あなたは風のように」との関連性も感じました(対象は異なるかもしれません)。今回に限らず、1回1回のライブにおける重要性が自分の中では益々盛り上がってきていることを素直に感じます。Ryoさんの2020年は本格的に始まりました。3月には大きなライブも控えているし、楽しみは続きます。


<Ryo Yoshinagaさん今後のライブスケジュール>

●2020/1/27(月)代官山LOOP「Flavor」

 Op18:00/St18:30

 yayA/中前りおん/かちゃ/Ryo Yoshinaga and more!!

 https://www.live-loop.com/daikanyama/7235/


●2020/3/15(日)渋谷JZ Brat

 「Ryo Yoshinaga × yayA 2マンライブ ~Halu~」

 Op16:00 / St 17:30 ※全席指定

 Band Member /Pf.Key. ハナブサユウキ/Gt. 森本隆寛/Ba. ハピネス徳永/Dr. 神林祥太


●2020/3/29(日)銀座Miiya Cafe

 「神楽サティ presents 『春の午後に歌うメロディ』」⠀

 Op12:00/St12:30

 高井麻奈由/工藤由佳/Ryo Yoshinaga/今井里歩/神楽サティ