11/28(水)、東京八重洲口グランルーフ2Fペデストリアンデッキ「東京エキマチライブ」。大野賢治さん・なおポップさん・あーたさんの出演したフリーライブでした。
東京エキマチライブは、JR東日本が東京駅という日本最大の立地を活かし、FM放送局の「中央エフエム」の協力のもと、定期的に各種イベントを開催し、東京駅を1つの”街”とみなして盛り上げるという企画。場所は八重洲口に近年オープンした「グランルーフ」。その中で今日は3組のアーティストが参加したエキマチライブです。
グランルーフは2013年にオープンした八重洲口の上を覆うようにして完成した大きな屋根を持つペデストリアンデッキ付きの建物。その後、〇丸デパートも改築して大規模な発展を遂げた場所です。そうだ、八重洲口には元々武骨な大きなビルが聳え立っていた。八重洲は生まれ変わって文化を発祥する地になったのです。ルーフ側から八重洲を眺める景色はなかなか絶景です。向かい側の再開発中のビルの建て替えが済めばもっとすごいことになりそう。
今日は仕事終わりの駆けつけ、大野さんのステージは終了、なおポップさんからの拝見となりました。仙台出身のSSWなおポップさん、温かい歌や小気味いいギターが印象的です。ステージ終了後は司会の方とのトークやJR系列のイベント紹介があったりします。脇の物販スペースには重たい荷物を運び、物販品を並べるあーたさんに会えました。顔はすぐわかってくれたようです。
あーたさんはトリでの出演、既にかなりのお客さんがステージの周囲を取り囲んでいます。あーたさんのエキマチライブ出演は、前回は5/23。あの時は雨により建物の中で行ったそうです。今日は事前に雨予報がありましたが、なんとか天気は持っているようです。そんなに寒くなくちょうどいい。MCはあまり挟まずに6曲を歌いあげました。
①Airpot
②白い恋人達(カバー)
③アイスティ
④Blowing
⑤スノードーム
⑥キャット・ストリート
あーたさんのステージは9/5の渋谷WWWワンマン以来。ちょっと久しぶりになってしまいましたが、あの時レコ発した「BLOWING」の中からのレパートリーを中心にしたセットでした。あーたさんの演奏はギター弾き語りとして完成度が高く、リズム感とかフィンガリングがとてもレベルが高い。加えてラップ調のメロディやガーリーでハイトーンのよく通る歌声は特長があって人を惹きつける力があります。②白い恋人達(カバー)は季節を感じさせる冬の名曲。今月までDEMO音源として販売された中からの③アイスティはボサノバのオシャレな曲調。あーたさんはボサノバを多用しますが、結構聴き込んでるのでしょうか?(自分もボサノバは昔から聴いておりますが)自分のフィーリングと合っていてとても嬉しい。①Airpot ④Blowingはアルバムの主題となる名作であり、⑤スノードームは「BLOWING」より以前の音源にも収録された切ないバラード。とてもいい曲で、聴くたびにいつも感動していますし、とてもよくできた曲だなあと思います(F調の中のCmの使い方が秀逸)。最後は⑥キャット・ストリートで楽しく。AメロBメロからサビに移行するときに曲のテンポがパッと変わって弾けるように。みんなの手拍子も後押しして、ステージは大いに盛り上がりました。
演奏終了後は司会であるレポーターの新宮志歩さんからインタビュー。前回できなかったグランルーフでの演奏での感想では、”景色がいいですね。看板を見ながら歌っていました”と。今年1年を振り返ってという質問には9/5のワンマンのこと。あの大きな会場でのワンマンを成功させたのが2018年最大の出来事だったと。来年に向けてはディスクユニオンのオーディションに合格しこのレーベルでの活動を開始するということのエピソードがありました。
3組の出演の締めは、皆さんステージに出てきてのご挨拶。皆さんお疲れさまでした!その後の物販席では長い行列ができ、対応に追われるあーたさんに隙間を見計らってお疲れさまとご挨拶して帰途につきました。日本のど真ん中、東京駅に あーたさんの声が轟いた、その瞬間に立ち会えたこと、メモリアルな11月の夜となりました。
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