11/9ひまわり広場で手をつなごう・今井里歩さん

11/9(金)、明治神宮前ひまわり広場で手をつなごう「音という人、人という音」。Manaさん・MoeKoさん・小迫竜也さん・今井里歩さん・岡坂歩さん。


秋深し、と言えども雨模様で湿気が高く何となく蒸し暑い、そんな季節外れの夜。2018年も終盤を迎えワークスケジュールが過密、神経休まる暇もなく安眠できない日々が続いておりました。ようやく1つ峠を越え(と言っても来週はもっと険しい山が・・・)、好きな音楽を求めてやってきました。


明治神宮前駅から徒歩数分。ひま広にやってきたのはいつのことでしょう。今年の1月以来でした(今井さんの出演ではない)。久しぶりのひま広、木目調の内装にステージと客席の距離が非常に近いアットホームで心休まるライブハウスは今でも健在です。


今井さんは4番手での登場。

①勿忘草

②手をつないで

③きみがうまれた日

④アルイテユケル

⑤good day

今井さんの歌声は何度も申し上げますが、ボーカル・ゴスペル講師の実力に裏打ちされたコーラル(Choral:コラール)な響き。伸ばすところ、ビブラートとか、声帯を正しく使う基本に忠実であるような感じがします。もっとも自分も専門的なことはわかりませんが。。神聖な雰囲気で心が洗われる、それが今井さんの音楽です。また今井さんは周囲の人との繋がり ”照らし・照らされ” を重要視します。ご自身は周囲を音楽で照らしますが、自らを照らしてくれる周りの人に照らされなければ自らの音楽は成り立たない。今井さんの口上およびライフテーマとなっている言葉、重みがあります。今日は今井さんのステージに ”いろいろな1日=〇〇day”を感じた日でもありました。11/9はとある”周囲の人”の誕生日。そんな日に歌われた「きみがうまれた日」は今井さんのご友人にお子さんが出来たとき、幸せを願って書かれた曲ですが、誕生日繋がりということで感慨深いものがありました。「勿忘草」にある忘れたくない思いだったり、「手をつないで」での一体感だったり。さきほどの”照らし・照らされ”を主題とした「アルイテユケル」だったり。心と心の繋がりを深く感じた今日のライブでした。そして自分にとっては年に何度かあるテンションが緩まないキツイ数日。それが今日夕方ようやく少し落ち着き、まさに感じさせる1日となりました(来週のことは忘れて)。そして「good day」は自分の今日の1日を音楽で表現したような ”1つのありがとうを素直に愛しいと思えた日”でありました。神経すり減らしたお疲れモードも気分が晴れました!最後に素敵な1日にできてよかったです。箱ライブ40回目の観戦という節目の1日、これもまた特別でした。


今日の対バンは2番手から聴けました。

<MoeKoさん>Pf.弾き語り。爽やかで優しい歌声と鍵盤は  ひま広の雰囲気に合います。聞き書きなので正確ではありませんが、「1枚の心」「寄り道ソング」「耳鳴り」「フラワーシャワー」「恋」。内面を描写した「1枚の心」「耳鳴り」、長調と短調が行き交う帰り道の晴れやかな気分を歌う「寄り道ソング」、結婚式で二人の幸せを祈る「フラワーシャワー」、純粋な恋心を綴る「恋」など、様々なシチュエーションの曲が聴けました。

<小迫竜也さん>3番手の広島県出身Gt.弾き語り。熱いギターと熱唱は、ひま広ではなかなか聴けない。「月に浮かべて」「素晴らしき日々」「いつか花は咲く」「一本道」「オセロ」。白いT-シャツとジーパンがトレードマークだそう。上京して音楽やりながらの生活には苦労されているようで、この人生に自問自答しながら歌う「一本道」では”ゆらゆらと蛇行して流れ流れて それでもこの一本道から外れたことない”と。「オセロ」では何が正しいのかわからない現代社会、簡単に白と黒が入れ替わる 信じつつ見えるものが答え、と熱いメッセージが籠っておりました。

<岡坂歩さん>トリのGt.弾き語り。神奈川県出身で活動拠点も関東ですが、北海道にリスペクトを感じている人。地声はひろみゴーさんのような声、シャウトやファルセットでは別の声質に変わる”使い分け”ができるアーティストさん。「さくら貝」「煉獄当たりでうろたえる」「星隕石」「リーブラ(天秤)」「海も、空も、花も」「今日も浜辺に咲く」。”君”という大切な存在に寄り添う歌や「リーブラ」のように2人の女性を天秤にかけるような歌。「海も、空も、花も」は北海道に車中泊で旅行に行ったときの思いを歌に。北方領土近くまで行ったとのことで道東の先まで行かれたかと。本土に帰れずに帰れなかった人の悲しい望郷の思いを歌に。根室の地方新聞にも取材を受けて掲載されたそうです。根室と言えば自分も2年前の今頃、出張で根室(釧路⇒厚岸⇒根室)に行ったときのことを思い出します。街をちょっと離れればエゾシカばっかり。エスカロップやオランダ煎餅など、地元のソールフードの味も忘れられません。帰りは中標津空港からプロペラ機で新千歳まで飛び羽田に戻りましたが、北海道の移動は飛行機でないと無理だな、と思いました。


終演後の今井さん、ひま広の壁画をバックに。昨年も同じ構図でした。(2017/12/28)ベレー帽が季節に合います!


今井さん、2019年2月10日(日)15:00~東新宿真昼の月 夜の太陽でバースデーワンマンライブを開催するそうです。今日この日からチケットが発売されました。ご本人曰く、いろいろ新しいことを考えているそうで、楽しみな日でもあります。



ishidukuri(きり)'s 音楽ブログ【別冊(文字・下書き版)】

【文字版です】★★素敵な音楽を作るミュージシャンをリスペクトしています★★ギター🎸をたしなみ程度★変則転調・M7コード系大好き★2016年からライブ観戦★ブログ投稿★宅録派★まれにオリジナル★MIDI打ち込み★弾き語り等。※通常はアメブロをご覧ください(内容が異なることがあります)

0コメント

  • 1000 / 1000