7/16GRAPES北参道・玖咲舞さんワンマンライブ

7/16(日)、ついにこの日がやってきました。GRAPES北参道にて 玖咲舞さん「1st. mini albumレコ発ワンマンライブ"メモリメント"」。先週のライブ終了後7/12より名前を玖咲舞さんに改めて新スタートを切るこのライブです。

GRAPES北参道は去年の8月以来訪れました。スタインウェイのグランドピアノ、アコースティックライブに適した音響、サポートメンバーはGt.門藤翔太さん・Vc.飯島奏人さん・Perc.相川雄太さん。豪華メンバーとのアンサンブルで最高の環境でのライブとなりました。

<第一部>Vo.Pf.玖咲舞 Vc.飯島奏人

①Here's to you (cover)・・映画「Sacco and Vanzetti」主題歌

②インソムニア

③あの子

④引鉄は貴方が

⑤かざぐるま

⑥オママゴト

⑦愛の宿 ・・Vo.Pf. 玖咲舞

第一部は弾き語り中心で、チェロサポートを①~⑥まで受けての内容。①冒頭よりcover。後で説明頂きましたが、映画の主題歌ですね。調べたら冤罪で処刑された人たちのドキュメンタリー映画のようです。Here's to you という題名は罪を着せられ辛い思いの中死んでいった主人公を慈しみようやく安らぎの元に帰ってきたということらしいです。「あなたたちはこちら側にいる」と。日本に入ってきてから映画の題名が変わってしまっているようです(日本に入ると題名が変わる映画が多いですよね)。。この映画を見たわけではないのでどうこういう資格はありませんが、生と死のテーマの持ち歌が多い、かつ映画通のまいたそらしい選曲でした。②~⑥はこれぞ まいたそと言われるラインナップ。飯島さんチェロのpizzicato奏法が見られ、おおー!ベースみたい!って感動。⑦愛の宿は独りで弾き語り。心に残る歌声とメロディと詞です。これは敢えて独りとしたかのようです。確かにそういう曲。先月の下北沢でもサポートを受けずに歌っておりました。MCで”おピアノ”と称したスタインウェイ。鍵盤はシロウトの自分でも鳴りが優しく、そして存在感のあるサウンドを感じます。⑦でも間奏の力強さが際立っていました。そして まいたその美声。今月喉の調子が厳しかったようですが、本番に強いのでしょうか、今日はそんなことなし。コンディション調整が上手くいったようです。この点では安心しました。

<第二部>Vo.Pf.玖咲舞 Gt.門藤翔太 Vc.飯島奏人 Perc.相川雄太

⑧アタシがもしも明日死んだのなら

⑨メメント

⑩鍵穴

⑪弄る手

⑫サヨナラマタネ (Vo.シェイカー:玖咲舞)

⑬角砂糖

第二部はGt. Perc.が参加してのアコースティックバンド演奏。まいたその声の好調が続きます。いいすね!そして飯島さんVc.でのベース音が効いた演奏とソロでは高音弦と高フレットを駆使したVn.なみの超テク!すご。。相川さんのPerc.はコンガみたいな(ジャンベっていうんですか。)打楽器がドーンと心に響く。それでいて優しい。門藤さんのGt.はさりげなく、時に⑨メメントでは力強く。⑫サヨナラマタネは門藤さんの作曲。まいたそは自分が作った曲ではないと敢えて説明していましたが、自分はまいたそがこういうカジュアル路線な曲を歌うのはありだと思うし、アルバム「メメント・モリ」を彩る曲の1つとして意味があると思います。きっと門藤さんはまいたそのことを考えて作ったと思います。この曲大好きです。まいたそもシェイカーを振って楽しそうに歌っていました。そして最後は⑬角砂糖。弾き語りとしてスタートを切った原点の曲でいったんしめくくり。アンサンブルが気持ちいい。。

Enc.⑭ただの女の子

歌の前のMCでは、ピアノ弾き語りを始めた動機について。当初楽器を弾いて歌うことはなかったが、様々な経緯からピアノを弾くことになった。対バンなどで他のアーティストと共演する中で、ピアノは音楽を奏でる手段(道具)としてではなく、ピアノも含めて弾き語りなんだということがわかったと。私はただの女の子だけど、まだ自分はこんなものではない。これからもっとすごいものを見せたいと。


※下の写真は調整ミスでハレーションしてしまいました。

玖咲舞さんとしての渾身のファーストステージ、大成功でした。まいたその25年間のエネルギーがこのワンマンに凝縮され、一気に吐き出された感じです。「ただの女の子」だなんて滅相もない、優秀な弾き語りミュージシャンとして今後も活躍するでしょう。

(改姓前の人は「ただの女の子」で現在の玖咲舞さんがミュージシャンですね?)

全国流通版として7/17からリリースされる「メメント・モリ」はまいたそが込めたメッセージ「生と死」が堪能できるアルバムです。(自分は生と●と死、と勝手に追加してしまいましたが間違ってはないと思います)是非聴いていただくことをお勧めします!


※メモリメントというのはメメント・モリの文字順を組み替えて名付けたのでしょうか。。。アルバムの題名が隠されたようになっているのですか?

ishidukuri(きり)'s 音楽ブログ【別冊(文字・下書き版)】

【文字版です】★★素敵な音楽を作るミュージシャンをリスペクトしています★★ギター🎸をたしなみ程度★変則転調・M7コード系大好き★2016年からライブ観戦★ブログ投稿★宅録派★まれにオリジナル★MIDI打ち込み★弾き語り等。※通常はアメブロをご覧ください(内容が異なることがあります)

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