12/24(火)、自由が丘hyphen(ハイフン)「HARUNA✕Ryo Yoshinaga CHRISTMAS LIVE」。Ryo YoshinagaさんとHARUNAさんによるクリスマスイヴのツーマンライブです。
9/15に引き続き、RyoさんとHARUNAさんがPf.ハナブサユウキさん、Per.豊田稔さんの4人でイヴの日にライブをお届けするという、この上ないクリスマスプレゼントです。イヴの自由が丘はやはり賑わいを見せています。何かと忙しいこの時期ですが、客席には多くのお客さんが詰めかけました。
hyphenはお酒やフードはもちろん、紅茶が美味しいお店。今日バージョンのホット・アイス・水出しの紅茶も用意。自分は水出しで。グラスが超オシャレでゴージャス!ステージのセッティングは前回と違います。Per.の豊田さんはステージの真ん中後方に。右側にはKORGのキーボードが置かれました。そして主役2人のハイチェアーは前回通り、左側はハナブサさんが主に使うYAMAHA CPです。hyphenさんは演者と客席がメチャ近いので一番前に座ったらRyoさんの真ん前に。「近いですね」と。
今回は第一部は誰、第二部は誰、という分け方はしないで、最初からRyoさん・HARUNAさんが交互に、上下にパートを取りながらお互いの曲やカバー曲を披露するという形式です。
<第一部>
1)Last Christmas(cover)
2)だから今夜も誰かが歌う(Ryo)
3)リフレイン(Ryo)
4)彗星が落ちた日(Ryo)
5)Unelma(Ryo)
6)雨のち晴れるよ(HARUNA)
7)Wild Flower(HARUNA)
喝采の中、4人が颯爽と登場、クリスマスライブのスタート!冒頭のカバー「Last Christmas」みんな知ってるクリスマスソングで景気をつけます。続いてRyoさんの「だから今夜も誰かが歌う」はクリスマスの夜らしいアップなナンバーで。HARUNAさんも上ハモから下ハモ自由自在に音を重ねます。アップな2曲のあとはしっとり目に。Ryoさんの「リフレイン」はフワリと入るハナブサさん鍵盤の3拍子。ゆったりグルーヴ感のある豊田さんPer.とHARUNAさんのハモが段々と入り、盛り上がりは終盤の大サビに。Ryoさんのボーカルパワーが炸裂。演者が一体となって音楽を作り上げる、感動があります。「彗星が落ちた日」はRyoさんが大事にする壮大なバラード。ロマン溢れる曲が分厚いバックを後押し。音源ではボーカルの上下を取るハモはありませんが、HARUNAさん参加の彗星は鮮やか。ここでしか聴けない彗星を聴くことができて感激です。「Unelma」Ryoさんの曲をコラボ Vo.で。メイン+Cho.だけではなく、交互に歌いながら要所では上下ハモ⇒時折パートが逆転したり。ハーモニーが織りなすUnelmaもツーマンならではの素敵さ。とにかくRyoさんの曲は輝かしい!聴いてるこちらがHappyになれます。「雨のち晴れるよ」からはHARUNAさんの持ち曲で。スキップ感満点の前向きな曲。急に口調が変わったり、歌を楽しんでるHARUNAさんとフワリと上を被せるRyoさん。豊田さんが8va.下のユニゾンで歌ったり。HARUNAさんは中音域の声もよく出るし(特徴的)、高音やファルセットもとても綺麗です。「Wild Flower」は最近HARUNAさんがたびたびSNSで告知している新音源に入るであろう曲。”枯れない花”という意味の言葉で強く生きていきたい、そんな思いが感じ取れる曲です。 ”あなたが側にいるなら私はどんな場所でも 何度だって咲き誇って見せると静かに願うよ 太陽の様に I believe” HARUNAさんの他の曲でも感じたのは半音下げたところから戻すメロディの雰囲気がいいです。(あなたがそーばーに~ ’そ’のところなど)
<第二部>
8)Moon Beach Melody(HARUNA)
9)木の葉のワルツ(HARUNA)
10)小雨時雨(こさめしぐれ)(HARUNA)
11)a winter song for you(HARUNA)
12)クリスマス・イブ(cover)
13)星になる(Ryo)
14)Melt(Ryo)
休憩時間は演者もリラックスムードで。とにかくお客さんとの距離が近くてステージの機材も多いから足の踏み場もなく、お互い気をつかいつつの和気あいあいの。同一の空間で時間を共有する醍醐味です。
第二部はHARUNAさんがCPに、ハナブサさんが右側のKORGへ。後半は引き続きHARUNAさんの持ち曲から。「Moon Beach Melody」はHARUNAさんライブでは聴いてる率高い色気のあるPOPでHARUNAさんの透き通ったボーカル力が活きる曲。Ryoさんハモも優しく乗せる。「木の葉のワルツ(新曲)」ここで新曲を2曲投入。晩秋から冬に向けた季節感満載の哀愁漂うワルツ。「小雨時雨(新曲)」 ”流れゆく雲 行き先はどこ 私の思いを乗せていって 君の心臓透けて見えるよ ~”としっとり系。途中で転調が入り、間奏ではRyoさんのCho.で変化がかかって幻想的な雰囲気に。サビの盛り上がりと透明な声が素晴らしい。ここからは最初の位置に戻ってダブルVo.で。「a winter song for you」は冬ならではの透明感のある曲。クリスマスっぽく豊田さんが鈴の音がシャンシャンシャンと。。メインVo.もRyoさんとHARUNAさんで交互に歌う。ここで達郎さんの名曲「クリスマス・イブ」は豊田さんもハナブサさんも1フレーズ歌って大歓声。はなぶーさん歌うシーンはとても貴重なクリスマスプレゼントです!終盤です。「星になる」はRyoさんから。夜空の星が輝き、空に旅立った大切な人を想いながら。距離が離れても空を見上げればいつでも会いに行ける。ここクリスマスイヴという特別な日に特別な想いで歌う歌。Cho.Per.が入り厚みのあるサウンドが心地いい。最後は勢いよくRyoさんパワー炸裂する「Melt」。”表情も不安もいつの間にか 優しく溶けてしまったの~” からPer.がバーンと入る。鍵盤のアレンジもまた今日だけバージョンでやたら凄いし、ハモもまた素晴らしい。演奏がストップしたと思いきや違うメロが入ったり、エンディングではスキャットでキメたりと、この日のMeltも結構凝った作りで おおー!と思いました。
En.)Hallelujah(Alexandra Burke)
大歓声のなか、アンコールは ”Hallelujah~”が随所で出てくるカバーで。後半の盛り上がりは力が漲ります。それをRyoさん・HARUNAさんで交互に。凄い歌唱力だ。実力派ボーカリスト二人のコラボは感動でした。
9月のツーマンは比較すると躍動の熱いライブ、今回12月は大人っぽく落ち着いたセットで揃えた感じがします(写真は結構熱唱していますが)。それらの曲でも力あるボーカルを発揮してくれた2人、2人を支えた鍵盤・パーカッションに敬意を表します。素晴らしい4人の演奏・素敵なクリスマスプレゼントでした。もう1つ来場者にはRyoさん・HARUNAさんから嬉しいプレゼントもあり、感謝です。
以前のHARUNAさんのツィートで ”Ryoちゃんの歌と曲は、少女時代に読んだおとぎ話のような、なんだか1ページ1ページ本をめくっていくような心地良さ” という一文がありましたが、まさにそれ!さすが表現者、的を得ていると思います。Ryoさんも ”最高のアーティストと音を出せることに感謝” とツィートしており、お互いのリスペクト、ここに感じます。
2019年のRyoさん・HARUNAさんのライブは今日で締めくくりとなりました。2019年はお2人ともTV出演を果たし、ますます幅を拡げそうな勢いです。来年は更に飛躍することでしょう。Ryoさんは2020年もライブ情報は大きなライブも含めいくつか発表されているし、HARUNAさんは新しい音源制作に向けて邁進しています。来年の活躍、まだまだ期待しています。2019年お疲れさまでした。よいお年を!
<Ryo Yoshinagaさん今後のライブスケジュール>
●2020/1/8(水)代官山NOMAD「新春 NOMAD Special 2020 Beginning 〜第3章〜」
Op18:30/St19:00 KYOKO/麻友/BLUE SUGAR SPIRITS/Ryo Yoshinaga(21:20〜)
https://tiget.net/events/80025
●2020/1/16(木)北参道GRAPES「Three-man Live」
Ryo Yoshinaga/宮崎薫/大山桂佑
Open19:00/Start19:30
https://tiget.net/events/78277
●2020/1/27(月)代官山LOOP「Flavor」
Op18:00/St18:30
yayA/中前りおん/かちゃ/Ryo Yoshinaga and more!!
https://www.live-loop.com/daikanyama/7235/
●2020/3/15(日)渋谷JZ Brat「Ryo Yoshinaga × yayA 2マンライブ」
※詳細後報
●2020/3/29(日)銀座Miiya Cafe「神楽サティ presents 『春の午後に歌うメロディ』」⠀
Op12:00/St12:30
高井麻奈由/工藤由佳/Ryo Yoshinaga/今井里歩/神楽サティ
<HARUNAさん映像情報>
●In My Room_take2
https://youtu.be/wg-LK1V-XZk
●Wild Flower (Movie Demo)
https://youtu.be/5P9b4mk0m0g
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