11/1(金)、下北沢SEEDSHIP「🎼踊りたくなるFriday night!」。vessyさん・高井麻奈由さん・nacoさん・中前りおんさんの出演です。トリの中前りおんさんのステージレポです。
今日は仕事で色々なことがあり、もっと早く下北に着きたかったのですが、トリのりおんさんのステージだけは辛うじて間に合いました。SEEDSHIPのガラス扉の外でタイミングを見計らっていたところ、3番手のnacoさんがMC中で自分の姿を見つけてジェスチャーで中へどうぞと。。
3番手のnacoさんはPf.弾き語りSSW。つい先日GRAPESでステージを拝見しました(挨拶はまだ)。優しく可愛らしい声に柔らかい鍵盤の音。「コーヒーとカフェオレ」。コーヒーが苦手だが相手に合わせるためコーヒーが好きな振りをする女性の気持ちを歌う。「pisca-pisca」は前回聴いた覚えがあります。夢を夢と終わらせない、いつかきっと叶えるとそんなメッセージ。最後は初めて聴くが「SSWガール」というタイトルでしょう。シンガーソングライターの女性を取り巻くリアルな気持ちを。
いよいよトリの りおんさん。久しぶりのライブ観戦です。今日はPf.担当は平畑徹也さんに任せ、ボーカルに専念。まずはイスに座っての2曲。
①Future Diver -未来へ飛び込む者-
②冷たい炎
「Future Diver -未来へ飛び込む者-」平畑さんの静かな前奏から入ります。何の曲?と思ったが徐々に曲が輪郭を表してきました。最初にFuture Diverか!いつもクライマックスで聴かれる曲かと思いましたがトップに持ってきました。久しぶりなんで最近の通常がわからないのですが、自分の大好きなしっとり大人のmusic。そして Pf.演奏に同調しその旋律を味わうように りおんさんの歌のエネルギーも高まっていく。初っ端からハートが殴られたような気分です。「冷たい炎」この曲も何度もセットで聴いた、絞り出すように切ない声。ピシーッと張り詰めた心。眼を見張ります。
③サナギ
④インフルエンザ
⑤片恋ラプソディー
ここからはスタンディングで歌います。「サナギ」好きという感情が成長して蝶になっていく様を描き、「インフルエンザ」では病床に伏せながら相手に対する好きという感情を膨らませ治った後の期待も込めて前向きに捉えた曲、「片恋ラプソディー」は文字通り、片思いの募る=”胸の痛みが襲い掛かる” 感情を歌に。全身を使った身振り・手振りで渾身の表現をする りおんさんはさながら舞台女優のよう。歌だけではなく、音楽を使って『演じる』ということ、何かが憑依し、鬼気迫る感じです。今までとは違った りおんさんを観たような気がします。これらの曲、昨年までは何度も聴いた曲であり、思い出して血が騒ぎます。1フレーズ1フレーズ気合いを入れて、コブシを握り、身体を同調させて聴き入りました。感情は沸き立ちっぱなしでした。りおんさんは やっぱ凄いなぁ!ヤバいなぁ!平畑さんの鍵盤も凄かったし、今日のライブ、来れて本当によかったです。
前回のライブ拝見はびっくりの昨年12月の大宮そごう前フリーライブ。今年に入って初でした。2019年前半は りおんさんは 舞台出演をしたり映像制作をしたりと。ライブは関東以外で再開、後半になって関東でも始まりましたがなかなか行けず、11月まで来てしまい申し訳ありません。何とかこうしてギリギリで辿りついてよかったです。来年2月に恵比寿でワンマンライブがあります。こんな素敵な りおんさん をワンマンで観てみたいと思いながらこの地を後にしました。
<中前りおんさん ワンマンライブスケジュール>
Hidden Heartレコ発「〜Romantic Acoustic One man TOUR〜」
●2020/1/13(月祝)南堀江knave(大阪)
●2020/2/11(火祝)恵比寿天窓.Switch(東京)
P.S.今日出番には間に合わなかった高井麻奈由さん、翌日の豪徳寺Leaf roomでのワンマンライブを控え、陣中見舞いのご挨拶。麻奈由さんと りおんさんは初対バンというのが意外。麻奈由さんと りおんさんの物販席が隣で、この二大巨頭のツーショットが自分の眼前にいらっしゃるというのは、確かに新鮮かも!自分のインディーズ音楽史の1つに刻まれるメモリアルな場面でした。 麻奈由さんのSEEDSHIP演奏は聴けませんでしたが、豪徳寺でリベンジします。トップで出演のvessyさんは終演後の客席で向こうから声を掛けてくれました。Gt.弾き語りだそうで、優しくて実直そうな顔立ちです。今度は歌を聴けたらと思います。
※owndはP.S.が入っています。
0コメント