5/24GRAPES北参道・Ryo Yoshinagaさん(ユカリエ企画)

5/24(金)、GRAPES北参道「ユカリエレコ発ワンマン応援企画〜ユカリエユカリの決起会」 Ryo Yoshinagaさん・Rough & Laugh・Motoさん・ユカリエの出演。2人組ユニット「ユカリエ」の応援自主企画として参加したRyo Yoshinagaさんのステージでした。


Ryoさんは昨日、鍵盤SSW・HARUNAさんの代役に抜擢され急遽出演が決まりました。体調不良によるキャンセルでHARUNAさんが指名でヘルプを頼んだのが繋がりが深いRyoさんだったとのこと。HARUNAさんご自身も忸怩たる思いでしょうが、この友人の一大事を救うため急ぎGRAPESに駆けつけたRyoさんでした。今日はRyoさんはトップの19:00出演と聴き、自分は諦めかけていた当日の午前中、こんなことは年に1度あろうかという幸運に恵まれ、出番に間に合うことができました。


<ユカリエ>開演。今日の主役、ユカリエ(小林夕夏さん、ゆりえさん)登場での今日の企画説明のMC。優しい雰囲気のあるお二人です。6/23(日)に代官山「晴れたら空に豆まいて(晴れ豆)」でワンマンライブを予定、その応援自主企画ということでユカリエが ”縁り” =”ユカリエユカリ” のあるアーティスト3組を招いた対バンライブとのことです。


<Ryo Yoshinagaさん>急遽参戦のRyoさんに 今日もPf.ハナブサユウキさんが招聘されました。突然にも関わらず、Ryoさんを支えるハナブーさんの姿勢に感服いたします。お疲れ様です! これで鬼金のコンビが成立。

1)Unelma

2)だから今夜も誰かが歌う

3)Melt

4)アンテノール

5)星になる

前回拝見したGRAPESは10/23のRyoさん自主企画スリーマンでしたから結構久しぶり。思い出せば、この時ほぼ飛び込みで行ったのが大きな転機でした。その前は6/5代官山で対バンで拝見したきりでしたから。Ryoさん*ハナブサさん*GRAPES。この相乗効果が自分を徐々に変えて行ったのでしょう。

「Unelma」何度も申し上げますが、Unelmaとはフィンランド語で「叶える夢」という意味。北欧好きのRyoさんはアルバムやライブのタイトルなどに、曲名にフィンランド語を使います。フィンランドというと行ったことはないけどウィンタースポーツが強い北欧の王国、というイメージが強く透き通る清潔感のある国、と想像します。Ryoさんのボーカルも清潔感があり強く透き通って芯がある。フィンランドのような強固・頑丈さも感じます。ハナブーさんの鍵盤アレンジも音数が多くGRAPESの輝かしい鍵盤を噛みしめるように弾きまくる。今までのライブとは一風違った感触がありました。 ”描いた夢が覚めてしまわないように  見るものじゃなくて叶えるものだって~だって だって。。。” と突き抜けるVo.が会場を駆け巡りました。「だから今夜も誰かが歌う」Ryoさんが得意とする歌詞の強さが漫喫できる軽快な曲。大切なことは言葉にして確実に伝えて行こうと背中を押すような歌詞。先ほどの通り、Vo.の芯の強さが直接耳に、身体に入る。言葉・ボキャブラリーも素晴らしいです。

 ”ひと言それだけで変わる いつもの君が特別な人 思いの丈流行歌に乗せたら… 落ちてゆくそれを恋と呼ぶ” 

Ryoさん流の名言が並びます。「私はこうです。あなたはこうです。そして大事なことはこうです。」と言われたら説得力ありませんか? 「Melt」社会に揉まれ、硬直していた心が自分の気持ち次第で変化し融けていく、要は自分次第なんだ、という力強く自分を正す曲。自分が考えるに曲の情景は「画面を凝視する自分の顔」「電車の車窓に映る自分の顔」が何とも自分らしさの無くなった力のない表情。それを打破しなくてはいけない。。。こんな気持ちが力強い歌に現れていると感じます。この曲は冒頭からいきなりフルパワーなので力の配分が難しいと思いますが、眼を見開き訴えかける姿勢は必ず客席に印象付けられたと思います。演奏では時折ハナブーさんの鍵盤と呼応するようにストップモーションが働いたりいkの合ったVo.Pf.でした。「アンテノール」MC ”人のココロは一筋縄ではいかない” 新作CD「Loistaa」がリリースされ、メディアで露出が続く中、この曲はある種異彩を放つのでしょうか、放送される機会が断トツに高い。確かにRyoさんのもつハツラツとしたイメージとは一線を画したアダルトな曲調、歌詞も踏み越えている部分が見られ、北欧、北欧と言いつつ真夏の気怠い大人の行きずりの恋愛を歌うというのはギャップがとてもあります。アレンジは音源に近い形でハナブーさんの鍵盤もアダルトに攻めます。時折入るリフもシンクロしやすくて気持ちがいいです。 ”アンテノールが運んでくるでしょう~~~” と後半で伸びるRyoさんのボーカルがたまらなく伸びる。やはりRyo Yoshinagaのこの曲はアクセントになります。「星になる」もはや何度も申し上げます(何度でも申します)。新作CD「Loistaa」のトップを飾るセットから外れることはないRyo Yoshinagaさんの代表曲。音源も含め、バンドライブなどバンドサウンドで聴くことがこのところ多かったこの曲は、以前はハナブーさんの輝かしい鍵盤のもと、Ryoさんのこれまた輝かしくクリアに突き抜ける声に圧倒されたことをこの地GRAPESで思い出しました。そういう意味ではGRAPESのアコースティックに特化されたと環境で聴く 「星になる」は格別。窓から電車の通る夜景が眼に入りながらの光景とRyoさんVo.の煌めき・ハナブーさん鍵盤の煌めきは記憶に残ります。 ”星になって~” のサビでのRyoさんの天を仰ぐように歌っている姿は何とも素敵でこの光景はシンガーとしての真骨頂だと思います。歌っているときの姿が綺麗なのも見せどころ。何度も観ていますが何度観ても良い。今度7/15のバースデーライブはここGRAPESではないですか! またまた楽しみが増えました。


<Rough & Laugh>イケメン男性2人組ユニット(山﨑俊介さん・米野賢道さん)。〇〇ミストリーでないの?という感じの美声を持ったハモバリバリの2人組。鍵盤サポートは佐藤依恵さん。佐藤さんは昨年5月の水道橋Wordsにてステージを拝見したことがあるスーパー鍵盤ニスト。ハーモナイズという部分をかなり鍛錬した上で歌っていらっしゃると感じます。「まぼろし」「サマードリーム」「wave motion」「call my name」「それが愛」「It's all right」(だったかな?)。佐藤さんのPf.もパワフル。歌のパワーに匹敵する鍵盤。時折3声でのハモは気持ちいいぐらいだった。山﨑俊介さんはユカリエのゆりえさんと「うねり」というバンドを組んでいて、それも深い関係の礎かと思います。


<motoさん>鍵盤弾き語りSSWで、ラジオのDJをやったりしている陽気な雰囲気のショートヘア女性。今日はGt.サポート(清水理人さん)を入れての2人での演奏。前半はバラードっぽい静かな歌を聞かせ、高音の地声やファルセットが綺麗。MCでは茶目っ気があり好感が持てます。ラジオ出演をしているためか、MCも人を惹きつける魅力がありました。それ以上に後半のパワフルな曲は前の2曲とは一線を画していました。「ビー玉」立ち弾きでガンガン鍵盤を叩く。GRAPESのスタインウェイがグラグラ揺れているのは初めて見ました。MVはバンドでガンガン攻めてる曲でした。極めつけは「Enough is enough.」という曲。ハンドマイクでVo.に集中。大切な人を失くした気持ちに思いを馳せる歌。 ”突然すぎることでまた受け入れ切れないないけど 貴方が生きていて笑っていたこと それは真実 ~~ 悲しいとき苦しいとき 孤独を見つめたとき 空は深く果てしなく キレイでキレイで泣けてくる” 火の出るような魂籠った歌う姿勢と歌唱力、もの凄い。めちゃくちゃすごいな!

「Enough is enough.」⇒ https://ameblo.jp/moto-ssw/entry-12437464155.html


<ユカリエ>Vo.小林夕夏さん、Vo.Gt.ゆりえさんの2人組。前の3組がじっくり聴く系アーティストでしたが、アコギ基調のお花畑のようなほのぼの・晴れ晴れした曲が中心。最初の曲名だけ聴き取れず。 いくつものリズムで客席とクラップを楽しむ「wiki wikiパラダイス」、女の子の素朴な悩みを歌う「Blue Days〜乙女の憂鬱〜」。「ないものねだり」はセットの中ではしっとり系 ”今日も1人 缶ビールぶら下げて歩く金曜の帰り道 ~ あの子とはもう何年も会ってない ふと除いた画面 のどかな毎日が何より全て ~ 私がどんどんこの道を選んだ筈なのにあの時が眩しく映ってしまうの ひときわ眩しく映ってしまうの” 。「LaLaLa」は風が運ぶ春の歌で音楽を楽しもうとする姿勢が随所に現れました。二人の掛け合いのVo.や上下のハーモニーはとても綺麗でした。

Enc.「お茶しない?」

アンコール「お茶しない?」は、ユカリエの代表曲だそうです。二人のガールズトークのようなやりとりがそのまま歌になった、ほんわかした曲。 ”おしゃべりは続く 生まれる笑い声 大した事じゃない 結論もいらない ただちょっとだけ聴いてね ~ そんな二人の合言葉は「お茶しない?」”。

※ワンマンライブinformation:6/23(日)代官山 晴れたら空に豆まいてOp12:00/St12:30


ユカリエユカリの決起会、終了しました。ユカリエの縁りのあるアーティストのなか、Ryoさんは「縁りの縁り」という関係でステージに上がったと認識します。そして今日他のアーティストと新たな繋がりができ「ユカリエユカリ」がまた1つ構築されたと思います。友達の友達は・・・のノリです。Ryoさん・ハナブサさんとも準備は大変だったかと思います。本当にお疲れ様でした!! そして Ryoさんの急遽決まったステージにより、自分の知らなかったアーティストの高レベルな音楽が聴けた、この音楽の空間を共有できた「ユカリ」がアーティストと客席の間にもできたと思います。Ryoさんもこのライブに訪れた人たちにRyo's musicを生で聴いてもらう機会を創出できたこともプラスになったでしょう。この場の全員に「ユカリ=縁」がまた1つ拡がりました。自分もこのライブで旧友と再会することができました(といっても2週間ぶりだけど。。少し前までは滅多に会えなかったので)。この縁に乾杯です。


<HARUNAさん>

今日このステージに立つ筈だったHARUNAさんの曲もネットで聴いてみました。声質がRyoさんににて透明感かつ強い存在感と強固な芯を持つところが似ており、とても素敵系。HARUNAさんがRyoさんをピンチヒッターに選んだ理由も納得できます。

↓HARUNAさん楽曲リンク

https://mariharu88.wixsite.com/haruna/music


<Ryo Yoshinagaさん今後のライブスケジュール>

●2019/5/27(月)大阪RUIDO「南船場 恋ノ歌劇場 vol.70」

 Op18:00/St18:30 上田マユミ/Kio/猫心愛/正岡莉奈/吉川MANA/Ryo Yoshinaga

●2019/6/15(土)代官山LOOP「ミトカツユキ×伊東洋平」ツーマンライブ/Op18:30/St19:00 ミトカツユキ/伊東洋平/Opening Act:Ryo Yoshinaga

https://tiget.net/events/53566

●2019/6/27(木)詳細後報(都内)

●2019/7/15(月祝)昼 GRAPES北参道「Ryo Yoshinaga Birthday Live」Op12:00/St12:45 Key.ハナブサユウキ and more...

https://tiget.net/events/55424

ishidukuri(きり)'s 音楽ブログ【別冊(文字・下書き版)】

【文字版です】★★素敵な音楽を作るミュージシャンをリスペクトしています★★ギター🎸をたしなみ程度★変則転調・M7コード系大好き★2016年からライブ観戦★ブログ投稿★宅録派★まれにオリジナル★MIDI打ち込み★弾き語り等。※通常はアメブロをご覧ください(内容が異なることがあります)

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