3/19(火)、明治神宮前ひまわり広場で手をつなごう「ひまわり広場で手をつなごう 5th.anniversary『ようこそわたしのリビングへ』」。こととねさん・meecoさん・今井里歩さん・咲耶さんの鍵盤アーティスト4名の出演でした。
毎回心温まるライブを開催してくれる ひま広。開業5周年を迎えた連日の記念ライブ。直近では3/8に5周年の一環で訪れたので、結構続いていますね。それだけひま広が呼びたいアーティスト、ひま広で演奏したいアーティストが多いということでしょう。もちろんここで聴きたい人も多いと思います。演者と聴き手の距離が近くこれほど親近感が沸くライブハウスも少ないと思います。清潔感も感じますし。
<こととねさん>
春日部市出身のマシュマロボブが可愛らしいPf.弾き語り。暖かい曲調と声。「色のうた」インフルエンザ罹患中に作ったという曲。 ”それぞれの色のy目の色がある 色が消えたら真っ黒な世界 僕ら人間もそれぞれの色があって成り立っている 違う色があってもいいんじゃない?誰かの色に染まらずに自分の色で” 「明日が最後なら」 ”今日はどんな風に生きるだろう 明日が最後ならありがとう、ごめんねが素直に言えるだろう この日常が当たり前の奇跡 感謝して生きよう” 普段はハイボールが好きでよく飲んでいるとのこと。というわけで「ハイボールのうた」今日も1日お疲れとばかりにハイボールを注文。明日も頑張ろう、という主旨。ひま広にぴったりなアーティストで、ふんわりしてとても良かった。@kototonee
<meeco(めえこ)さん>
旭川出身のPf.弾き語り。直近では5/20のMiiyaCafe、はるか前の2016/6にNOMADで拝見しております(この時は今井さんと対バン)。長い髪を2つに縛って可愛らしい声で歌います。 ”その場所が始まりの街 夢を最初に観る街”と歌う ひま広の開業を振り返ったように歌う(タイトル不明)。寂しがり屋っぽい動物・ウサギをテーマにした「うさぎ印」、「世界をあげるよ」は星座がテーマ。今日はかに座の日ということでカニの献身的さ(星座の神話上ではカニは献身的なんだそうです)を。 ”神様 人はどうして絶対の約束をしてしまい、それに没頭してしまうの” こんな歌詞でしたかね・・MCでは北海道のアイヌの話が印象的。アイヌでは首の後ろに神様がいると信じられているそうです。この人もひま広らしく温かい空気が包む。@meecosmos
<今井里歩さん>
今井さんのライブは2/10の真昼ワンマンぶり。随分あいだが空いてしまって申し訳ない。40日ぶりに間近で観る今井さんのステージにしみじみ。距離も近く、演者と観客のコミュニケーションが密接。色んな問いかけに呼応したり。とにかく温かい空間でした。
①新しいキセツ-ミチ-
②手をつないで
③きみがうまれた日
④アルイテユケル
⑤good day
「新しいキセツ-ミチ-」暖かく柔らかい空気になってきた最近。季節の移り変わりをやんわりと表現、 ”隣にはあなたがいて他には何もいらない” 幸せに包まれた曲。「手をつないで」今日の持ち曲の中ではアップテンポな曲。客席のハンドクラップが後押し。中間のCメロでは収まり、最後のサビではぴったり始まるという演者としてはこの上ない応援の後押しとなります。この曲Dから始まってサビではFに落ちた後、登り調子にコードが変わっていくところも前向きでいい感じです。「きみがうまれた日」ひま広誕生5周年ということで誕生日繋がりで歌う曲。今井さんの声質が最も似合うまろやかな歌声と神聖なメロディと歌いまわし。”誕生”というものをスローモーションでドラマチックに展開、幸せに包まれたままでいたい・ひとりじゃなくてみんながいるよ、という気持ちが溢れます。「アルイテユケル」これを語らずに今井さんは語れない名曲中の名曲。今井さんの音楽人生のテーマ ”照らし照らされ” を大々的に掲げた壮大なバラード。この曲に出会えたというだけで人生の方向性が変わったなと思わせます。一緒の人生ではないけれど、人生に寄り添い、お互い照らし照らされ歩んでいく。 ”君が照らして 僕が照らして きっとアルイテユケル 星とワルツを 雨と握手を 君がここにいるなら 忘れないでいよう ここで生きてること それだけで大丈夫だから” 「good day」MCでは『今日は何の日でしょう?』という問いに真っ先に『ミュージック日!』⇒『すぐ出ちゃいました』ああ、取っておけばよかった。。それでもgood dayは変わることなく今日に位置付けられています。今井さんの曲も軽やかに柔らかな曲を今日は集めましたけど、音楽的には相当考えられていて、難しいことをやりつつ分かりやすく聴き手に伝える方法を考えながら曲を作っているなと感じます。@rihoimai
<咲耶さん>
咲耶さんのステージはいつも劇場のように賑やかで鍵盤1本とは思えない表現力と静と動、抑揚・パワーがあります。今日の中では1番ひま広と違う雰囲気のあるアーティスト。でも決して悪い意味ではなく、魅力ある音楽を展開します。直近では8月のWords以来。「おるすばん」「Finder」「ヒトガタゴト」「シグナル」「棘」※ご本人のSNS投稿より引用。『ようこそわたしのリビングへ』の企画主題を基に作曲、初披露した曲。 ”今日は悪夢を見そうだわ リビングへおいで 悪い夢を食べてあげる” 聴いた感じでは自らをペットあるいはぬいぐるみに見立て、癒されにおいでよ、とそんな感じです。「Finder」は咲耶さんを自己紹介するような歌詞。町田出身、音楽歴とか。だんだん盛り上がって途端に豪快になります。このメリハリがすごい。「ヒトガタゴト」は幼い頃に学んだ色んな事が実は世の中では理不尽だったり。そんな迷いと葛藤のような曲。「シグナル」は音源を持っていますがやはりライブでのパワーが違う。「棘」 ”棘(とげ)だらけの世界できっと自分が悪いんだと思うんだろうね そんなことないと誰かが言っても耳には届かない どうしたらこの世界は融け始めるのだろう 自分を認めてあげませんか それが叶ったとき この世界の棘は枯れ始めるのでしょう そして強くなれるのでしょう” 聞き書きなので正確ではありませんが、ヤなことだらけのこの世界(この社会)を打破するためのなにかを探している、そんな咲耶さんの思いが感じ取れた気がします。@sakusong_398
今井さんの終演後の物販では先日ワンマンで購入した音源『WE STILL GO/春を待つあなたを』の盤面が印刷可能だったのでオリジナル盤面を勝手に印刷させて頂きました。画像ソフトがチープなので、単純な絵柄しかできませんが、今後はもう少し凝ってみたいと思います。ひま広の5周年、ここまで続いてきた理由が今日の4人のアーティストの音楽やスタッフさんのこだわりと努力、そしてこの雰囲気を支持するお客さん、3つのベクトルが合わないと成り立たない、そんな気を感じつつ、会場を後に。
<今井里歩さん今後のライブ予定>
●2019/3/30(土)GRAPES KITASANDO
OPEN 18:30START 19:00
出演 : 繭/今井里歩(19:00〜)/南紗椰/美元智衣
●2019/4/5(金)東新宿 真昼の月 夜の太陽
open/start 18:20/18:50
出演:STRAYnote 、リリィ・フライ・ハイ 、小鳥遊ふみ 、今井里歩(20:35〜)、牧野公美
●2019/4/11(木)銀座 Miiya cafe
*open18:30 start19:00
出演:アイリーン♪♪/MSfashionista /A for Real /今井里歩(19:35〜)/ 絢音
●2019/4/21(日)井荻チャイナスクエア
*Open 12:00/Start 13:00
出演:遠坂めぐ/さよ/綿部ハシコ/SENA/今井里歩(16:00〜トリ)
●2019/5/10(金)四谷天窓.comfort
open 18:50/start 19:20
出演:飯田舞/今井里歩/神楽サティ/西山小雨/ 山本佳祐(Pf.)
● 2019/5/14(火)東新宿 真昼の月 夜の太陽
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