10/19 GRAPES北参道・庄司紗千さんバースデーレコ発ワンマン

10/19(金)、GRAPES北参道「庄司紗千バースデー&CD発売記念ライブ『海をこえて』」。庄司紗千さん誕生日当日と新作CDリリースを記念してのワンマンライブでした。


庄司さんのライブ観戦は直近では8/28の恵比寿天窓。元々関東でのライブ本数は限られるので少ないチャンスでした。(※荻窪アケボノには定期的に出演なさっているようですが…なかなか都合がつかない) 今回は1年ぶりのワンマン、更にはバースデーにレコ発ということで3重のメモリアルライブです。


庄司さんの持ち味は優しい歌声とほんわかな世界観の歌詞、そして超難度の鍵盤速弾き。アコースティックな音楽が似合う曲をこの上なく相応しい場所で、しかもピアノはスタインウェイ。ハイグレードな音楽を楽しには絶好です。完全予約制で満席、キャンセル待ちあるいは立ち見は可、という動員でした。恐らく自分は新規の中の新規。古くから庄司さんを知っている人や故郷山形繋がりで来られているファンが大半だったと思います。


ワンマンのサポートは、アコギに大和田亮さん、Ba.にレフティー5弦の村田悟郎さん、存在感抜群のPer.maruyaMAXさん。maruyaMAXさんは5月の中目黒FJ'sでも庄司さんとのツーピースで拝見しました。そして特別ゲストにサックス奏者のUkoSaxy(ユウコサクシー)さんが1曲参加したアコースティックバンド編成です。


<第一部> Vo.Pf.庄司紗千 Ag.大和田亮 Ba.村田悟郎 Per.maruyaMAX

1.夕暮れチョコレートコスモス   Vo/Pf/Ag/Ba/Per

2.ハッピーストライド       Vo/Pf/Ag/Ba/Per

3.誓って             Vo/Pf/Ag/Ba/Per

4.きっと、大丈夫よ        Vo/Ag/Ba/Per

5.火星でピクニック        Vo/Pf/Ag/Ba/Per

6.つつじヶ丘の坂道で       Vo/Pf

出だしから2曲は、販売終了となった1st.アルバムからの曲。アルバムの入手はできませんでしたが、以前のライブでもセットに入っており、聴き覚えがありました。「夕暮れチョコレートコスモス」は8月の恵比寿天窓でも聴きました。銀河の中 地球の中70憶人の中で出会えた奇跡。そのたった二人の出会いの奇跡を信じ続けることが大事。いつもあなたの帰りを待つ温かい家を作りたい。「ハッピーストライド」は軽快POPな曲。自然と手拍子が湧き出ます。開き直って、素直になって、世界が広がってと庄司さんの音楽ならではの拡がりがあってふんわり温かい声・歌詞・曲。ラララのコール&レスポンスも楽しくて序盤からの掴みは完璧でした。「誓って」はワンマンを迎えるに当たりファンからリクエスト曲を募った際に得票が高かったという冬の切ないバラード。”もう時間だね、かすれた声は白い冬の空に溶けた あなたが次の電車に乗ればまた別々の日が始まる~電車は滑り出した 私をホームに残して~逢えない明日を嘆くよりこうして出会えた運命を感謝できる~私になりたい”最後の”私になりたい”の部分はタメが入っていて気持ちが籠っていました。4曲目でPf.から離れセンターマイクで。遠く一点を見据え歌う姿勢は凛としておりました。「きっと、大丈夫よ」は故郷山形のイベントがあった日、ひどい雨だったのが歌い終わる頃にキレに晴れたとのこと(ちょうどこの歌を歌っていたのかは聴き取れませんでしたが)。そんな思い出を語りつつ、”今はどしゃぶりでもきっと晴れる、必ず止むから”という曲。「火星でピクニック」ではPf.に戻って。場内には夫婦二人のやりとりのナレーション。妻の話を聴いているのかわからない空返事。そしたら奥さんは火星に行こうなどと話がグレードアップ。そこからのmaruyaさんのカホンのフットペダルがドンドンとビートを刻みつつ、アクティブに。中間では庄司さんの声にリバーブが大きくかかり火星に本当に行ったような宇宙空間の気分。照明も火星なので真っ赤。そんな流れで歌は進み、最後はご主人のパソコンには温泉旅館の予約完了の赤い文字が。気のない返事でも大事なことは忘れない夫とのハッピーエンドな曲。第一部の最後は、Pf.弾き語り。2016年発売のフルアルバムの主題曲。流れるような3連符とほんわりした庄司さんの歌声と演奏は つつじの花が満開の中を歩いている気にさせる、5月の陽気が感じられます。そんな柔らかな曲のエンディング。ここで庄司さんはマイクをさっと避け、顔つきが変化しました。そして圧巻の鍵盤の超高速弾き!とてもカッコいい。華々しく前半の最後を飾る曲です。


<第二部> Vo.Pf.庄司紗千 Ag.大和田亮 Ba.村田悟郎 Per.maruyaMAX Sax.UkoSaxy

7.ムラサキコネコ         Vo/Pf/Ag/Ba/Per

8.月が見ていた二人        Vo/Pf/Ag/Ba/Per

9.星に願いを           Vo/Ag/Ba/Per

10.いちぬけた!           Vo/Pf/Ag/Ba/Per/Sax

11.海をこえて            Vo/Pf/Ag/Ba/Per

12.ラストソング?          Vo/Pf/Ag/Ba/Per

第二部は 駅の発車ベルを意味するチャイムが流れるところから始まる。駅のアナウンスは”電車はムラサキコネコの影響で4分3秒ほど遅れています~これからいつもと違う駅にあなたを連れていきます”という演出からの「ムラサキコネコ」。ネコをこの曲もリクエストが多かったとのこと。前作フルアルバムに収録されているこの曲のほか、アルバムには何曲かおとぎ話のような曲がありますが、戸田昭吾さんという方が作詞をしています。”ムラサキコネコにそう聞かれ 私はゆっくり手を開く”のところで庄司さんは手を開くパフォーマンス。「月が見ていた二人」は、本日初公開の新作アルバム収録曲。離れていても同じ月を見ているはず。ずっといられる日はきっとくるんだから 今を変えて行ける力をください” 今日発公開だから初めてなのは当然ですが、率直な感想としては今日の一番の収穫だったなと。庄司さんのまっすぐ優しい声に合った綺麗なメロディと爽やかPOPな曲調。「星に願いを」では再度センターマイクに。星空が好きな庄司さん。流星群の情報が入ると必ず空を見上げるそうです。聴いた覚えがあったので調べたら5月の中目黒のセットにありました。アコギの音が心地よい。「いちぬけた!」では今日のスペシャルゲストとしてサックス奏者のUkosaxyさんが登場。ちょっとアダルトな感じな曲調がサックスとマッチ。恋心の読み合いをゲームに例えたのでしょうか。そもそもルールなんてものは存在しない、ゲームに参加もしていない、いちぬけた! 間奏の大和田さんAg.とSaxのソロの掛け合いが秀逸。「海をこえて」アルバムの主題曲。maruyaさんのオーシャンドラムがさざ波を演出。淡々と続くピアノが浜辺を想像させる。海をこえてまだ見ぬ世界へ行こう、と。船上ピアニストとして船に乗ることが多い庄司さんならではの曲。最後は「ラストソング?(はてな)」。この曲好きなんです。サンバ調で展開するおとぎ話のような曲。”ほかーのオウムもマネをして”というフレーズを何度となく繰り返す。”サヨナラよコンニチハ” 不思議な魅力のある曲です。


<ハッピーバースデー>

アンコールに当たり、再びUkosaxyさんを交えて再登壇し、演者全員のカーテンコール。そして大和田さんのギターをバックにmaruyaさん・村田さん・お客さん全員でハッピーバースデーの歌を大合唱!庄司さん誕生日おめでとうございます!バースデーケーキはチョコレート色が美味しそうなグランドピアノの形をしておりました。

<アンコール>

13.雫音〜shizukune〜          Vo/Pf/Ag/Ba/Per

アンコールは意外にもしっとりと。今日の新作の収録曲では最後に取っておいた感。4月にSEEDSHIPで関東初披露した当時は「若葉」という仮タイトルが「雫音〜shizukune〜」となり、ついに今回音源化されました。山形県尾花沢市の徳良湖(とくらこ)のイベントをしたとき、この地を思い作った歌。”時を超えて辿りつける、闇を越えて光が射す、どんなに遠く離れてもその声は届くから”。湖畔・森林・光・風。そんな自然に囲まれた澄んだ心をそのまま音楽にしたような。まさに庄司さんの音楽がそこにあります。今日は本当にいい日でした。


終演後の物販席は行列がとてつもなく長かったので、今日初披露の「月が見ていた二人」がすごいよかったと手短にお話させていただきました。本当は誕生日でしたのにおめでとうも言えずに自分の後ろを気にしつつ少し慌てましたね。改めて誕生日おめでとうございます。GRAPESの外でmaruyaさんとも少しお話ししまして、maruyaさんは11月に大塚にライブバーをオープンさせるそうで準備に追われているとのこと。庄司さんのこれから、maruyaさんのこれから。様々な方々の前途を祝したいと思います。







ishidukuri(キ リ)'s 音楽ブログ【下書き】

【画像掲載容量制限により下書き扱いとします】転調とコード進行に興味があるやや音楽系。2016年からインディーズ系ライブに通うように。最近は聴き専門。バラード・ボサノバ系が好み。まれに自作(趣味レベル・非ライブ派。速弾き不可のローテク。編曲に興味あり)MIDI打ち込み・弾き語り等。

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