10/5(金)、銀座Miiya Cafe 「Piano Garden vol.19」。iNOさん・山谷結さん・岩井明日海さん・アイリーン♪♪さん・今井里歩さん。鍵盤弾き語りアーティスト5人による競演。出会いの奇跡を感じるライブとなりました。(※ここではiNOさんと今井さんに関するレポになります)
<iNOさん>iNOさんは本日一番手の出演者のキャンセルにより急遽出演が決まりました。
iNOさんのライブ拝見は先週9/28の四谷Doppoからまだ1週間、別件で1度お会いしているので1週間で3回もお会いしています。今までのペースでは考えられない。なんという巡り合わせ!偶然というのは恐ろしい。
①white moon
②et se
③砂の城
④UFO(ピンクレディーcover)
⑤the wheel of life
やはり急遽出演を決めただけあって準備は大変だったようです。到着もギリギリでリハなしのぶっつけ。それでも華麗な歌声はそれを感じさせない。①「white moon」はヨコに流れるようなメロディと適度な起伏の声域でiNOさん曰くこの曲はウォーミングアップを兼ねているとのこと。本番で歌いながら発声練習するとはスゴイ!②「et se」は昭和歌謡ライクな4ビートのベース音が心地よい曲。高音のファルセットは素敵。③「砂の城」は砂浜とさざ波をイメージする内に秘めた叫びと漂う魂を歌う。MCではピアノにまつわる話。ご両親が楽器メーカー(それぞれ異なるメーカーだそうです)関連にお勤めだったということでピアノには物心ついたときには自然に慣れ親しんでいたとのこと。④「UFO」はピアノ弾き語りでカバーする人はいないんではないかという曲を敢えて投入。前奏から最後まで誰もが知っている曲ですが、この曲をピアノ1本で表現できるとは驚き。テンポが速いし音数多いし。”踊ってもいいですよ”とiNOさん言ってたけどさすがに踊れない笑。⑤iNOさんの出番では必ず最後に持ってくる取っておきの曲「the wheel of life」。「砂の城」は秘めたる想い的な風合いだが、この曲は「浜風と荒波」。綺麗な歌声を維持しつつのパワフルさが光りました。今日は仕事場から駆けつけたそうで、職場で入手したブドウ(シャインマスカット)を抱えてきたようです。それを皆さんあとでどうぞ召し上がってくださいと出番終了後頂きました。皮ごと食べられてめちゃ美味かった! (写真はそのマスカットとのツーショット)
<今井里歩さん>今井さんは最近多いトリでの登場です。
①shine again
②新しいキセツ-ミチ-
③勿忘草
④今日も明日も
⑤good day
Enc.ありがとう
①shine againはPOPなナンバー。ワンマンの企画でお客さんやバンドメンバーとともに作り上げた曲。人と人との繋がりを重んじる今井さんの気持ち、めげてちゃいけない、ここから力を合わせて頑張ろう!という気持ちが曲に現れています。この曲を敢えてトップに持ってきたのは自らを鼓舞するという意味と感じました。②季節は夏~秋という変わり目。体調を崩しておられませんか?と優しく声掛けしながらの清々しい季節の移り変わりとふんわりした愛情を持った曲③季節を感じるもう1つの曲。勿忘草は今井さんの誕生花(2月)ではありますが、秋を連想させる短調でじっくり聴かせる曲。ライブでしかやらない曲で、いつもの歌詞耳コピ ”移ろいゆく私の心~勿忘草の辛いでも~あなたがもういないなら~置き去りにした~遠く離れても~忘れないでいて” (とういうサビの歌詞。言葉が速くてメモが追い付かなかった)キーはBmかCmです。奇をてらわない実直な進行は曲の重さを更に深めます。④ご友人の結婚に向けて作られたお祝いの曲。ゴスペル色が入った神聖さで潔い。心が洗われます。MCでは最近英語で日誌を書くようにしたということで、先日インスタのストーリーで意味深な文章を拝見しました。内容はうろ覚えですが、betray という単語が入っていてわからなくて調べた記憶があります。betray=裏切る。おそらく人を裏切る行為はしてはいけないなどと、何か決意のような思いが伺えます。⑤good dayでは今日はいい日だった人は挙手!の中、今日は諸手を挙げました。Enc⑥アンコールは何やろうかなと、今井さんタブレットを色々調べておりました。やはり今日の人との出会いの奇跡、ありがとうという気持ちで締めくくりたい、そんな今井さんの気持ちの表れの「ありがとう」。
終演後は、出番終わったら先に帰りますと言っていたiNOさんは結局最後までいらっしゃいました。ビールも結構飲んでいましたが全く顔に出ないのが羨ましい(ビールなんて水なのかも。。。笑)。iNOさんとはご両親が務めていた楽器メーカーのことで盛り上がりました。自分はデジタルガジェットが好きでメーカーの色んな電子楽器を使ってきたことなど。使いこなせるこなせないは別として、とにかくいろいろ持っていました!音作りは難しいのでプリセットばかり使っておりました。そんな話は語ると果てがないです。iNOさんがかつてお客さんとしてライブに訪れているのをお見掛けして”あっ!”と気づいたのがこの地Miiya Cafeでした。出会いって、イナズマのように電気が走ります。今日急遽出演が決まったiNOさんは今井さんとの対バンが初めてだったそうで、これからもこの出会いの奇跡(イナズマ?)を大切にしてください。対バンがあったら優先順位は急上昇します。これからもおふたり、素敵な音楽を奏でてください。今日の出会いに感謝!の夜でした。
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