4/30(月祝)、表参道GRAPES OMOTESANDO「ファン感謝祭!!投げ銭ワンマンショー」に参加しました。
玖咲舞さんがファンへの感謝のために開催した企画、2018年に入り、色々練っている中の1つとして、3/1の赤グラで発表があって以来、限定数を絞ってこの地で行うと告知があった中、その限定数は満席となりました。
GRAPES OMOTESANDOは表参道と渋谷の中間点辺りの路地裏にある大変オシャレなステージ付きのワインバー。普段着で行くのは敷居が高いんじゃないか?と思うくらい格調高い場所です。ステージにはスタインウェイ&サンズのアップライトピアノ、カウンター内にはズラリと温度管理されているワインセラーがあります。メニューを見るとワイン銘柄が数限りなく・・・こんな店なかなか入る機会ありませんよ!
そして、今日は玖咲さん、ピアノを弾かずに歌に集中、サポートに れーみ さんを迎えて鍵盤とボーカルに特化した取って置きのライブとなりました。しかも料金は”投げ銭”制。今日のライブステージにいくら支払うかはファンそれぞれの裁量で決まるという設定。客席には「たそだより」の特別編、れーみさんのバンド"Three for flavin"のフライヤーに投げ銭用の封筒が置かれました。終演後それぞれのお客さんが好みの額を封筒に入れてお渡しする形です。
開演前から演者と客席は超近距離!和やかなムードからの始まり。「お待たせしました」の第1声から。れーみさんのPf.がイントロを軽やかに奏でる。
<今日のセトリ>※有識者から情報を頂きました。ありがとうございます。
①薔薇とローズ(さかいゆう)
②I Can't Make You Love Me(Bonnie Raitt)
③予感
④Cry Me a River(Arthur Hamilton:ジャズスタンダード曲)
⑤SKIPPED BEAT(KUWATA BAND)
⑥旬(椎名林檎)
⑦眩暈(めまい)(鬼束ちひろ)
⑧サンドリヨン
⑨The End Of The World(Skeeter Davis)
⑩Enc.トーキョーベイ
①②R&Bの重たいボーカルが光る曲。これらの曲をシンガーとして力をつけてきた歴史が伺えます。声の迫力にシビレてしまいます。③はバンド時代に歌っていた曲。「あなたとふたり 手をつないで~」というサビがカッコいい。④はJazzのスタンダードな曲。一度別れを告げられた恋人に寄りを戻そうと言われ、”今更もう遅い。私は川が流れるように涙を流した”という内容の情念溢れる歌詞。重たく気持ちを持たせるようなボーカルが悲しみを表現します。ビブラートも綺麗。⑤我々の世代の曲を1曲入れてくれたのは まいたその気遣いでしょうか。ノリノリの桑田氏の名曲。⑥まいたそが好きな椎名林檎さんのバラード。”生きている今こそが旬だ。今を生きて生きよう”という主旨の歌詞。メメントに繋がるものを感じます。⑦優しく奏でる鬼束ちひろさんのバラードの中に何となく鋭く歌詞が入ります。遠い儚さも。⑧「サンドリヨン」はGt.サポートがあるときに歌うことがありますが、今回はれーみさんPf.で。ノリノリで手拍子が入ったり、歌っていても聴いていても楽しい。確かこの曲も まいたそのバンド時代の作品だったかと記憶しています。⑨12/22のバースデーワンマン”ワールズエンド”でも演奏された曲。以前も言ったけど邦題は原題と違っています。”私の愛の終わりは世界の終わり”。悲しみに満ちた歌。中間のMCでは、れーみさんに関して。今までに3~4回一緒に演奏したことがあるそうです。れーみさんの音楽に対する愛情・リスペクトについて高く評価しておりました。アンコール⑩は何にしようか?と まいたそも考えておりましたが、私自身が”トーキョーベイ!”と強く主張しました。ちょうど れーみさんも楽譜を用意していたそうで、この強い願いが叶いました。ありがとう!軽快なPf.で心も弾みました!!
終演後、れーみさんのバンド「Three for Flavin」の音源も購入、初っ端のインストでスーパーテクに驚きです。昔よく聴いていたフュージョン(カシオペアとかスクエアとか)を思い出す。歌入りの曲でも音楽的なセンスの高さが伺えました。
すべての演奏が終了し、いよいよ自らもドリンクタイムとなったまいたそ。お疲れ様まずは一杯!今日は原曲はほとんど知らない曲ばかりで知識の狭さを痛感した1日でした。知っているジャンルと知らないジャンルの差が激し過ぎる自分ですが。。こういった邦楽・洋楽のカバーからその人のルーツを知るというきっかけにもなったし、自分の音楽の幅も広がった感じがします。まだまだ洋楽を中心に無知の境地ですけど、音楽の世界は広大。学ぶべきところは学んで自分の知識にしていきたいと思います。
※今日はセットリストから原曲を調べてコメントを入れました。
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