10/27(木)、銀座ブロッサムホールにて JVSJ(日本ジャズボーカリスト協会)主催のコンサート「Band & VocalJazz Concert2022」に行ってきました。
JVSJは「プロフェッショナルの音楽家と音楽教育者らによって組織する団体で、世界に通じるジャズボーカリスト育成のためにワークショップの開催・海外アーティストの招へい・楽譜出版などを行っている団体とのことです。このコンサートはコロナ禍に立ち向かうべく、現在活動するプロの音楽家、日本で活躍するジャズボーカルグループ、ビッグバンドとの競演をして歌・演奏の美しさや迫力を提供することが大きな目的ということです。
ですから、今日は選りすぐりの歌や楽器のプロたちが集い、最高の演奏をしてくれる、そんな期待感を持って臨みました。もちろんそのジャズボーカリストの中にコーラスグループ「オルタンシア」のR.I(今井里歩)さん、PJさん、Hide(古川秀幸)さんが参加されるとうことでこれも楽しみの1つです。しかしジャズは普段ほぼ聴かない、曲も知らない自分が楽しめるのでしょうか?
銀座ブロッサムは音楽でない集まり(講習会)に来たことがあり、駅からの距離感や方角は織り込み済み。銀座駅から北東に向かって15分ぐらい歩いたところ。新富町のほうが近いです。キャパ900人の大会場です。大勢の観覧客が訪れ賑わっています。ネットで予約して前のほうの席全席指定でした。全席指定ですが場所はその場で知りました。ラッキー!ステージには大きなグランドピアノ(スタインウェイ?)、ヴィブラホン、ドラム、ダブルベース、管楽器など。ビッグバンドの演奏が楽しみです。
セットリストはパンフが配られたので、そこから抜粋します。
1)Autumn Leaves(枯葉)
2)For Elizabeth(フォー・エリザベス)
3)Time Limit
4)My One and Only Love
5)Take The "A" Train(A列車で行こう)
6)Spain
7)Two For The Road
8)Anything Goes
9)As Time Goes By(時の過ぎゆくままに)
10)Happy ~ Tightrope (Medley) ※2曲メドレー
11)You Must Believe In Spring
12)Alright Okay You Win(あなたの勝ちよ)
13)Strollin'
14)The Girl From Ipanema(イパネマの娘)
15)A Night in Tunisia(チュニジアの夜)
16)The Party's Over(パーティーが終わって)
1)「枯葉」は華麗なインスト。 2)では今井さん・PJさん・hideさん等ジャズボーカリストが勢ぞろい。最初のソロパートを今井さんが歌ってビックリした!今井さんは真っ赤なドレスで素敵にキメています。 その後ソロパートが変わったりコーラスになったりでさすがの声量でした。3)~5)は内堀勝氏の指揮によるビッグバンドの演奏。すごい重厚感のある音。各パートのソロも素晴らしい。
6)はチック・コリアの曲。ボーカル、サックス、ピアノ、ヴィブラホンの美しさ。7)で第一部が終了。
前の方の席で1人、悦に浸っていた休憩時間、隣にいた女性が ”あなたは誰を聴きに来たの?”と急に訊いてきた。えぇっこんな場所で急に知らない人に話しかける?と思いながらも ”さっき出ていた一番左の赤いドレスの人ですけど。。” ”ああ あの人、良かったわね。誰でしたっけ?” ⇒ すかさずパンフで今井さんの名前を宣伝しておきました! このあと聴いてくれるといいなぁ。 ”わたしはね、次出てくるの!”
8)からは4人組ジャズコーラスグループ「jammin' Zeb(ジャミン・ゼブ)」が登場。イケメン4人組がさっそうと現れ、見事なアカペラを歌いました。隣の女性はもの凄い盛り上がっています! どうやら周囲にも同じファンがいらっしゃり、周囲はノリノリで4人組を応援していました(追っかけですね)。当然演奏中はジャマにならないように音を立てませんでしたが、熱気は伝わってきます。でもそのコーラスの技術、観客を楽しませる巧妙な話術などパフォーマンスが素晴らしい。すごいグループだな、追っかけになるのもわかる。会場は称賛の渦、1つになりました。 ”いいでしょー?” と隣の女性。確かに! 12)までが中盤。
終盤13)はビッグバンドでのインスト。14)「イパネマの娘」ではJVSJボーカリスト達がステージに。PJさんはいつものように投げキッスで派手なパフォーマンス。隣のHideさんといつの間にか並びが入れ替わっては戻り、自由な動きで楽しませてくれます。指揮木場義則氏、ジャズボーカリスト三橋りえ氏・秋葉隆行氏も素晴らしかったです。15)16)と続いてステージは終了。
アンコールは2曲追加されました。曲目はわかったら再アップします。jammin' Zebも加わって全員で壮大に終わりました。三科かをりさんのソウルフルなボーカルが凄かったです。
なかなか難しいジャズボーカルの世界で、見栄を張り過ぎました。こんな中身のないレポートでは恥ずかしいのですが、色んな音楽家の最高のパフォーマンスを観て聴いて感じることができました。
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