2/2川口キャバリーノ・玖咲舞さん

2/2(金)、川口キャバリーノ「空色のメロディー」#113。iNOさん・門西恋さん・佐々木かのさん・玖咲舞さんのステージでした。

体調不良から復帰して2週間、今までのペースの中では久しぶりのライブ観戦の再開でした。激務の折、再び体調を崩さないようにしばらくは生活と仕事に集中、1つの山場を越えたということで解禁でした。またキャバリーノは3カ月(11/1)ぶりの来訪。ちょっと間が空きましたね。。

(順不同)

iNOさん。ピアノ弾き語りSSW。前回は3人組ユニット「iNA BAND」をこの地キャバリーノで4/29に拝見して以来2度目でした。

今日はソロ弾き語りで、「砂の城」「et se(エセ)」「楽問のすゝめ」「the wheel of life」などのiNA BANDの曲と「土壇場の神様」。ムーディーな色気ある高音のボイスと流れるようなピアノの旋律⇒パッと変わってリズミカルな演奏が1曲の中で頻繁に変化する曲「砂の城」や、スキャット的な発声が特長的な曲「et se」、コミカルでリズミックな楽しい曲「楽問のすゝめ」「土壇場の神様」、「the wheel of life」ではダイナミックな演奏と歌、多彩ですごい上手いな!と思いました。またセンターマイクでオケをバックに雪の歌(曲名はわからず⇒2/4追記「雪に灯る街」ご本人から教えていただきました)では大人のバラードを展開。MCでは先日の皆既月食の話。”スーパーブルーブラッドムーン”?こんな長い名前があるのか。。音楽系の専門の学校で学んできたこともあり、地声はまっすぐ、ファルセットも綺麗で技巧的な声の出し方、ピアノの技術など相当な腕前です。4月のときから気にはなっていたのですがもう一度ステージが拝見できて嬉しかった。改めて音源も聴いてみます。ディスクを開けたら「イナレンジャー」が!

佐々木かのさん。ピアノ弾き語りSSW。以前はアイドル系⇒バンドスタイル⇒今はママさんSSWとして活躍されているそうで、地元埼玉・深谷愛あふれるかたです。ステージに出るやいなや深谷名物のネギを掲げイエーイ!そしてそのネギをポーンと客席へ。”赤城おろしに吹かれて~”など深谷の名物を歌にしたり、”古きよきもの”伝統を重んじる歌や、お子さんの保育園卒業を記念した歌「さよなら保育園(仮)」など、郷土と家族への想いが溢れるシンガーさんでした。物販席ではお子さんもいらっしゃり、某有名なキャラクター人形が並んでおります。これ売りもの?ステージで歌う素敵なママをお子さんの前で披露できたのではないでしょうか。

門西恋さん。「海底」「スーパースター」「本身」など。今日は一昨日初めて披露したというブラック系な新曲も歌われました。「海底」からの「スーパースター」では沈めといて持ち上げるという抑揚の変化。「本身」ではタオルや手を振り回し、ステージは楽しくやろうよ、叫ぼうぜ!と元気をくれます。まいたそに「オラオラ系」と言われましたが、まいたそに対してもオラオラ系と言い返していました。確かに二人とも!(笑)。思うのですが、門西さんは1つの「カテゴリー」だと。バンドでもない弾き語りでもない、だけど1つのステージを全うし、音楽を通じて人を楽しませるエンタテインメントであると。貴重な存在だと思います。

玖咲舞さん。出で立ちに何か見覚えが?と思ったら先日撮影(公式ブログに掲載されています)で使われたグリーンのピアスと白のワンピでした。(衣装は違うかもしれないけどピアスは間違いない)

1)インソムニア

2)寄生虫X

3)メメント

4)あの子

5)アンドロメダ

6)愛の宿

「インソムニア」から入りました。メロディが綺麗なんですね。横の流れを重視した旋律、クラシカルで夜のムード漂う楽曲。「寄生虫X」自分は恐らく人ではなく、宇宙のどこかから来た生命体。自分の存在が世の中に合致していないんじゃないかと。コードの繰り返し(このコード進行気に入っております)それを無機質に、時々身体をよじりながら歌う。苦悶が垣間見える歌。「メメント」「あの子」目の前のピアノに感情をぶつけるように、燃え盛る炎のように歌います。いつも全身から身の毛が立つほどの凄みで歌いますが今日もまた格別でした。「アンドロメダ」後半のミラーボールが綺麗。宇宙の広さ・人の心の深さ。寄生虫Xと似通った感覚で、対(二重星)になったような?今年序盤披露された2つの新曲に心動かされます。「愛の宿」も力の籠った演奏。宇宙を飛び交う鋭利な刃物と青白い炎。今日のステージはこんな印象でした。MCでは最近自らのアルバムを改めて聴いて、制作期間中の死に物狂いさを思い出してエモーショナルだったそうです。以前培ったバンドサウンドに立ち返り「女は黙って一発録り」とかスゴイことを言って、弾き語りへの拘りを持ちながらバンドも重要視するという部分は今後を制限する必要はないので意味あることだと思います。ライブ回数は少し抑えつつも、今年もいろいろ企画を考えているということで今後も楽しみなまいたそです。

冒頭の写真、真正面からだったので上の写真をアプリで加工して違う感じに仕上げました。手にしているのは差し入れのピーナツ(千葉産)です(これが美味いんです!)。この元画像の印象、今のまいたそのコズミックな雰囲気も醸し出しております。冒頭のデッサン風のモノクロは寄生虫Xの感じを出すのはカラーよりモノクロかなあと。連日のツィートも言葉に力があり、他にはマネのできない説得力を感じます。曲に詞に、自らの武器を振り回し、唯一無二のアーティストとして君臨してくれればと思います。


ishidukuri(きり)'s 音楽ブログ【別冊(文字・下書き版)】

【文字版です】★★素敵な音楽を作るミュージシャンをリスペクトしています★★ギター🎸をたしなみ程度★変則転調・M7コード系大好き★2016年からライブ観戦★ブログ投稿★宅録派★まれにオリジナル★MIDI打ち込み★弾き語り等。※通常はアメブロをご覧ください(内容が異なることがあります)

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