7/9代々木LIVE STUDIO LODGE・Ryo Yoshinagaさん

7/9(土)、代々木LIVE STUDIO LODGE「sway to the music」。Ryo Yoshinagaさん(バンド)・THINGS・ウルトラ寿司ふぁいやー・tozambu。久しぶりにヒートアップできた4バンド対バンの公演でした。


先週の強烈な酷暑から台風ムードの後、湿気は残るものの少しは暑さを凌げている今週、暑いけど先週よりはマシです。国内外ではいろいろな出来事が起こって衝撃的過ぎますが、エンタメ界ではようやく昨年一昨年と止まっていたイベントが再開の兆し。BA5株が気になりますが、注意しながら楽しみましょう。


代々木LODGEはJR代々木駅西口前のの大きな交差点の向こう側にある駅激チカのライブハウス。以前は別の名前でしたがLODGEとしてオープンしてからは間もないのでキレイでオシャレなバンド箱です。前回Ryo さんは11/26にバンド出演しています。今日はRyoさん以外は完全メンズの計4組。紅一点の輝きです。今日は全部バンド、お客さんも集まってきた。オールスタンディングでグワーッと盛り上がりましょう!


トップはRyo Yoshinagaさん。サポートは Key.ハナブサユウキさん・Gt.松本コーキさん・Ba.佐々木恵太郎さん・Dr.神林祥太さん。前回11月と同じメンバーで臨みます。


1)星になる

2)アンテノール

3)Konomama

4)タイムフライズ

5)M.W.F.W.

6)彗星が落ちた日


「星になる」

出だしは、はなぶーさんのオシャレなピアノのソロから。ちょっと変わった入り方で雰囲気が作れました。そこからの刻む軽やかなリズムに乗るRyoさんのボーカル。夏の夜、星が舞う。気持ちいいところから、サビではRyoさんの声が炸裂します。やっぱリアルRyoさんの迫力よ!大勢のお客さんから拍手をもらい、つかみはOKです。

「アンテノール」

星になるのようなハイファイさから、サウンドは息を潜めたようなジメジメともっさりとしたテイストに変わり、抜き足差し足。。的な夜の隠密行動を歌う。火遊びは危ないとわかっていても、自分の望む方向へと心は動いてしまう。そんな純粋な負の感情を第三者目線で吐き捨てる。ひっそりとした前半から徐々に盛り上がってきます。”アンテノールが運んでくるのでしょう~”と唸るボーカル。歌詞にもある”熱帯夜”のなか、バンドは最高潮。カッコよく仕上がっています。やっぱバンドは違う!

「Konomama」

7/13に配信リリースが決まったボサノバ調のリズムの曲。初披露は10月の溝の口だった記憶。ついにリリースまでこぎつけました。「このままじゃいけな~い」を繰り返すポジティブにもネガティブにもとれるといいます、心の内向きさともがいて何とかしたいという前向きさが入り交じる。そんな心の湿っぽさを中和するような適度な乾いた感のあるRyoさんの曲調は、渦巻く色んな感情も、音楽が吹き飛ばしてくれるのさ、と言ってくれているような。そして演奏はアコギに持ち替えてた松本さんのフィンガリングが心地よい。間奏のPf.ソロもさすがはなぶーさん。

「タイムフライズ」

ラテンのリズムに乗ったRyoさん+はなぶーさんならではのテクニカルな曲。1秒も無駄にできない時間の大切さを訴える。コロナ禍でもできることはあるし、世界は回っている。時間の流れは平等だし、それを有効に使うのか使わないのかはあなた次第でしょ?と問います。Konomama同様、サラリと聴ける曲調となっていますが結構大事なことを言っている。コロナ禍ならではの停滞ムードからの脱却を迫る、奥が深い曲です。そういえば客席の後ろでやたらダンスパフォーマンスして踊ってる人がいて、他のバンドでもノリノリでしたけど。こうして盛り上がるのもいいもんですね!

「M.W.F.W.」

さあ後半、Dr.Ba.の8ビートに乗って踊ろうはしゃごうのM.W.F.W.。バンドもアクティブに攻めてくれて、間奏なんかギュイーンと分厚く音を入れてエキサイトしましたね。Key.もめちゃくちゃ音符を入れていた。すごい。最後「Driving, Free way、ジャーン」と演奏が終わる瞬間は気持ちよかった。バンドでは取って置きの曲です。

「彗星が落ちた日:

さあラストは、前の曲からは一転し 静かな鍵盤の4拍から始まる彗星、この曲は自分も耳コピに多くの時間を割いたほど念入りに聴いた曲。そのコード進行を頭に浮かべながらRyoさんのボーカルを聴くのが醍醐味。でもアレンジは はなぶーさんだから相当音を取るのは困難を極めます。1回目のサビ、Ryoさんは力を抑えつつ柔らかに伸びやかに歌います。サビと間奏の間はドラスティックに場面が変化して「愛を~」の映画のロマンの世界を漂わす、間奏からのラストスパートはRyoさんの肺活量ある声が衝撃波のよう。まるで何かが乗り移ったように力強くて、背筋がゾッとするぐらいの "氣” を感じました。憑依のRyoさん、最高です。ああもう出番が終わってしまった、


2番手、THINGSは男子4人組のバンド。Key. Vo. Gt. の3人組にDr.はサポート。でシティPOPSが粋で、コーラスもキレイに入ります。Vo.の藤正裕太さん、広島出身ということでMCでは広島弁で会場を和ませていました。藤正さんは以前Ryoさんとデュエットで歌ったそうで、歌を重視するTHINGSと対バンで聴けて良かったと思います。終演後の帰り、藤正さん声気けてくれたねぇ。

3番手、ウルトラ寿司ふぁいやー。2Vo.Key.Gt.Ba.Dr.Per(Sax)7人の大所帯。この人たちは相当すごい。演奏もエンタテイメント性も物凄い完成度で一気に惹き込まれました。メンバー演奏もさることながらアカペラも素晴らしくて、構成もバッチリでエンタメとして完成されていると思います。今後も注目していきたいと思います。

ラストはtozambu(登山部)。Vo.Gt.Ba.Dr.Key.の5人組。硬派な曲を男子の色気たっぷりに歌うイケメンVo.。自然とか都会とか。情景をバックに広々と歌う感じが印象的でした。Key. の人との軽妙なやりとりやBa.にMCを無茶ぶりするなど曲間では茶目っ気あるバンドでした。


5月の名古屋以来のリアル出演ライブ、バンドでアグレッシブに歌うRyoさん、とても素晴らしかったです。久しぶりのステージでのソロボーカルに力が漲っていました。声も開場じゅうに響き渡っていたし、大勢のお客さんの前でのフィーバーでした。こちらもRyoさん含めた4バンド、燃えましたよ! 出演者・サポートメンバーの皆さんもエモーショナルだったんではないでしょうか。お疲れ様でした。終わった後のビールが美味いじゃない!?


7/12はRyoさんの誕生日、少し早いですがバースデー祝いの花束を贈りました。誕生日おめでとうございます!


誕生日の次の日はNewシングルの配信リリースがありますね。このブログを上げる頃にはすでに配信が始まっています。みんなで聴こう!!


◎2022/7/13(水)『konomama』

https://lnk.to/Konomama



ishidukuri(きり)'s 音楽ブログ【別冊(文字・下書き版)】

【文字版です】★★素敵な音楽を作るミュージシャンをリスペクトしています★★ギター🎸をたしなみ程度★変則転調・M7コード系大好き★2016年からライブ観戦★ブログ投稿★宅録派★まれにオリジナル★MIDI打ち込み★弾き語り等。※通常はアメブロをご覧ください(内容が異なることがあります)

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