10/22赤坂グラフィティ・玖咲舞さん

10/22(日)、赤坂グラフィティ「瀬戸香好美さんレコ発企画『創造して破壊して~秋、夜長に聞こゆ音~』」。玖咲舞さん・梶有紀子さん・小玉しのぶさん・ヒサ絵さん・瀬戸香好美さんが出演されました。5人の強烈なボーカリスト兼SSWの共演でした。

台風21号が日本列島を猛威に包み込みながら関東に近づき、朝からずっと土砂降り。風も強くなってきました。別の地で行われるはずだった昼間の野外イベントも中止、外に出るのもはばかる日でした。こんな日に強行突破で赤坂へ。赤グラの前では傘を差しながらの行列。看板も水滴が相当ついています。瀬戸さんを始めとした5人のアーティストのファンの熱さは台風にも負けません。

瀬戸さん企画ということですが、恥ずかしながら瀬戸さんは初見でした。あと梶さんも初見。10年近いキャリアを持った御二方を知らず、まだまだ不勉強の世界です。TwitterではFFなんですが。こんな私で申し訳ありません。

トップはまいたそから。

①インソムニア ②あの子 ③引鉄は貴方が ④メメント ⑤愛の宿

今日は唯一の鍵盤弾き語りのまいたそ。自分の中では存在感は際立っていました。赤グラの重低音は結構好きです。ダイナミックなKey.の音、ボーカルとのバランス・音色がいい。今日もまいたその表情は殺気に満ちており、本当に喰われそう。それだけエネルギーが詰め込まれた曲だと思います。どの曲も攻撃的であり、それを赤グラの重音響が上手く誇張してくれます。歌っているときの真正面を向いて黒い瞳が光り無機質な表情。動かない視線。そういうときまいたそは最高のパフォーマンスを発揮します。「女性の怨念」。。こういう曲は女性のほうが共感が持てるのでは?と思ってしまう。オトコばかりじゃなく女性が聴いた場合の意見も訊いてみたい。他の女性SSWさんはまいたその曲をすごく買ってくれているのが評価のポイントなのでしょう。もしかしたらSSWとして作り手側の立場だからこそ、まいたその曲や詞のレベルの高さがわかるのかもしれません。まだまだ語りつくせないのですが次回へのお楽しみ。

2番手は梶有紀子さん。とても涼しい表情をしていますが、ギターを持って歌うとパワー系のボーカルとステージ裁き。相当なキャリアがあるのがわかります。にこやかな表情にキュンとしました。

3番手は小玉しのぶさん。2回目の拝見。Gt.サポートともに2つのギターとボーカルでのステージ。ギターがものすごく上手いし、音も分厚い。本当にギター2台だけ?ハードロック調のリフをずっと続けながらは乱れることがないパワーあふれるボーカル。たまりません。カッコいい。。。カッコいい女性の代表格と言えましょう。

4番手はヒサ絵さん。2回目の拝見。えっまだ2回?すみません。小型のガットギターを鳴らし呟くように歌う。キレイな声、沁みる詞と曲。誰も持っていない世界観。MCは今日は少なめでしたが普段は結構笑かすようです。

トリは今日の主役、瀬戸香好美さん。(サポートKey. U-SYOKEさん  Dr. 中屋麗さん)オケとの併用でのバンドスタイル。こちらもパワーあふれるハイトーン系。レコ発『僕らの未来』も披露してくださいました。ときにはアコギを背負って、ときにはハンドマイクで。ロック調のノリノリの歌でした。

今日は瀬戸さんはじめ、まいたそにとっては先輩SSWさんばかりだったと思います。そんな中、企画に呼ばれるということは、音楽を評価されているということ。自信を持っていいと思います。今日の5組の中では異彩を放つ存在感を持っていたことは間違えありません。唯一無二として価値あるステージでした。ガンバレ!負けるな!

そして台風が近づいた夜、前物販や転換も早めに進めてくれた赤グラの配慮に敬意を表したいと思います。演者さんたちにとっても良かったと思います。雨が小康状態になったのも天が味方しました。天候に”恵まれ”貴重な経験でした。

ishidukuri(きり)'s 音楽ブログ【別冊(文字・下書き版)】

【文字版です】★★素敵な音楽を作るミュージシャンをリスペクトしています★★ギター🎸をたしなみ程度★変則転調・M7コード系大好き★2016年からライブ観戦★ブログ投稿★宅録派★まれにオリジナル★MIDI打ち込み★弾き語り等。※通常はアメブロをご覧ください(内容が異なることがあります)

0コメント

  • 1000 / 1000