2/11恵比寿天窓.switch・中前りおんさんレコ発ワンマン

2/11(火祝)、恵比寿天窓.switch「中前りおん Hidden Heart レコ発~Romantic Acoustic One man TOUR~」中前りおんさん新ミニアルバム「Hidden Heart」リリースワンマン。大阪⇒東京と開催したうち、東京公演に行って参りました。


中前りおんさんが満を持して行うレコ発ワンマンツアー。1月に大阪で、2月は東京で今日行われます。前回の東京ワンマンは2018/9/23代官山LOOPで約1年半ぶりとなりました。

チケットはソールドアウト。会場は早くから満員となりました。物販では新譜「Hidden Heart」や関連グッズが増えてます。


今日のワンマン、りおんさんはVo.に専念(ラスト除く)、Ag.佐々木貴之さん・Vc.結城貴弘さん・Per.桑迫陽一さん・Pf.吹野クワガタさんという布陣です。佐々木さん以外は初見でしたが、スゴ腕アーティストでした。演奏中の写真と顔出し写真のSNS掲載はNGですのでご承知ください。またライブの模様はYoutubeライブ映像でご覧になれます(いつまで公開か?)。https://www.youtube.com/watch?v=0yogOUBjRW0


<セットリスト>

1)片恋ラプソディー

2)冷たい炎

3)夢はバブル

4)インフルエンザ(Vo.Pf.)

5)ブルーペイン(Vo.Pf.Ag.)

6)Future Diver~未来へ飛び込む者~

7)ヴァーチャルワールド

8)乙女の事情

9)大人

10)新曲

11)最高ハニー

En1)さなぎ

En2)SHOUT CRYING (Vo.Pf.弾き語り)


本ブログでは状況報告はなく、感想を。正直とても素晴らしいライブであったことはもちろん、楽曲として りおんさんらしい複雑な旋律を完成度高く仕上げたハイセンスな楽曲であったと言えます。単純だからとか複雑だからとか、何がいいとか悪いとかではなく、鍵盤アーティストの多くは一発では覚えられないような難しい曲を書きますが、りおんさんの曲は特別難しいと思います。逆にそれが自分にとっては最高のツボにはまっています。調にものすごく変化をかけており、『こうくるか!おおこうくるか!』と常に意外なところをつき、とても勉強になります。この変化のかかった曲を綺麗に歌い上げる りおんさんの才能はとても凄いです。2017年1月にりおんさんに初めて真昼でお会いした時、『メロディが読みづらいですね』と自分が言って本人怪訝(けげん)だったかもしれませんが、これはホメ言葉であり、リスペクトを込めています。りおんさんの曲は本人にしか歌えない。自分は口ずさみでもいいから一生懸命メロディや進行を覚える。これが進行⇒信仰に変わっていく。セットでは新曲以外は聴いたことがあり、結構自分では口ずさみながら曲に合わせてノッておりました。歌詞もオトメだったり弾けた女の子だったりで女性ミュージシャンとしての魅力も外せない。少しブランクがあったものの、3年経った今でもライブを観にいくのは、音楽にとても魅力があるからです。

今日のライブでは小粋な趣向をこらして、8)「乙女の事情」の途中でストップさせ、インド女性商人になりグッズを紹介したり、周りのサポートミュージシャン達もアラブ風の演奏で盛り立てました。そしてまた「乙女の事情」に戻す。今までの りおんさんのライブでしたらまっすぐに歌を届ける姿勢に徹していましたが、舞台を経験されたからでしょうか。演じる、という活動の幅を拡げる一貫なのかと勝手に推測します。

音楽に話を戻しますと、切なさのある曲はより切なくキュンと狂おしく、アップに攻める曲はガンガンと胸に来るものがありました。1)「片恋ラプソディー」は音源化するまでに7年かかったそうですが、その時の歌への気持ちは今も変わっていないとのこと。ライブでは何度か聴いているので、そのままの形でバンドが入って音源化されたという感じです。しかし、En1 )「さなぎ」 と同様、新譜「Hidden Heart」を聴いたとき一発で感じたのは「これ弦じゃん・・・すげぇ美しい」ということです。MCでも言っておりましたが、使った楽器にはかなりこだわっています。昨今はソフトウェア音源で相当綺麗なストリングスができますが、いわゆる『手弾き』は一発でわかります。そしてりおんさんの歌唱も含めてとにかく楽曲が美しい。もちろん弦だけじゃなく、新譜「Hidden Heart」は質の高い音楽が味わえる1枚となっております!!!聴く価値高し!!!

今回投入された新曲は10)「終わりにしよう」という題名。シンコペが効いた切れ味のあるリズム。

”ほほに流れたこの涙をぬぐえるはきっと 他の誰かの役目だって さみしいよ” 

言いようのない寂しさを りおんさん流に音楽で表現した曲だと思います。

最後の En2)「SHOUT CRYING」についてももがき苦しみ前が見えない時にありのままの気持ちでいい、全部ひっくるめて愛していいんだよという思いで作った曲だというエピソードが聴けたのもワンマンライブならではかなと。最後の最後、取って置きのタイミングで弾き語りでじっくり。それほど大事な曲だったということが初めてわかりました。


さて中前りおんさん、ワンマンライブが終って一区切り、ちょっと休んでまた音楽などの活動をいつものように始めるでしょう。発表が1つ、7/21(火)りおんさんの誕生日にここ、恵比寿天窓.switchにて自主企画ライブが決まったそうです。まだまだ楽しみが続きます!


<中前りおんさん主なライブスケジュール>

●2020/7/21(火)恵比寿天窓switch 自主企画ライブ




ishidukuri(きり)'s 音楽ブログ【別冊(文字・下書き版)】

【文字版です】★★素敵な音楽を作るミュージシャンをリスペクトしています★★ギター🎸をたしなみ程度★変則転調・M7コード系大好き★2016年からライブ観戦★ブログ投稿★宅録派★まれにオリジナル★MIDI打ち込み★弾き語り等。※通常はアメブロをご覧ください(内容が異なることがあります)

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