12/8(土)、そごう大宮店2F入口特設会場にて、「中前りおん『オトナノジジョウ』リリース記念 バンド編成インストアライブ」。山野楽器主催による 中前りおんさんレコ発記念のフリーライブが行われました。
本年9月に新作アルバム「オトナノジジョウ」をリリース、それに合わせたワンマンライブツアー、それ以前から自主企画ライブを複数打つなど、精力的な活動をしてきたりおんさんは、2018年のライブの締めくくりに地元・埼玉県を選びました。
その埼玉の中でもとりわけ賑やかな大宮のペデストリアンデッキから直結したそごう大宮店2Fの入口に特設会場が設営されました。今日は寒空の中、天気は良くて そごうの前は人通りでごった返していました。地元の人たちに絶好のアピールとなる場所です。
そごう大宮店には山野楽器が入居していることもあり、土日にはこの場所で様々な主催ライブが行われているようです。12月のこの時期、次週以降はゴスペルコンサートが行われたりもします。訴求では今日は「中前りおんミニコンサート」とありますが、決して”ミニ”ではないぞよ!というのは今日は取って置きのバンドライブ、しかもバンドサポートメンバーは実力者揃いの本格派です。
Ba.の武藤弘樹さんはワンマンをはじめ 数々の場面でりおんさんをサポート、りおんさんの音楽を支える「バンマス」として活躍。Key.の平畑徹也さんは大物アーティストのバックも手掛ける鍵盤スペシャリスト、平畑さんはりおんさんと同じ事務所のさとう麻衣さんのサポートも長らくやっておられます。今回Dr.の畑中誇太朗さんは初見です。JDKというゲーム音楽を主体としたバンドのDr.や数々のアーティストの打楽器サポートを務める経歴を持ちます。
【第1部】13:00-13:30
①恋人たちのクリスマス(All I Want for Christmas Is You/MARIAH CAREY)
中前りおん(Vo.Tamb.)、武藤弘樹(Ba.)、平畑徹也(Key.Syn.)、畑中誇太朗(Dr.)
②乙女の事情
中前りおん(Vo.Tamb.)、武藤弘樹(Ba.)、平畑徹也(Key.Syn.)、畑中誇太朗(Dr.)
③インフルエンザ
中前りおん(Vo.)、平畑徹也(Key.)
④大人
中前りおん(Vo.Pf.)、武藤弘樹(Ba.)、平畑徹也(Key.Syn.)、畑中誇太朗(Dr.)
⑤Future Diver~未来へ飛び込む者~
中前りおん(Vo.Pf.)、武藤弘樹(Ba.)、平畑徹也(鍵盤ハーモニカ)、畑中誇太朗(Dr.)
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【第2部】15:00-15:30
①恋人たちのクリスマス
中前りおん(Vo.Tamb.)、武藤弘樹(Ba.)、平畑徹也(Key.Syn.)、畑中誇太朗(Dr.)
②東京ミッドナイト
中前りおん(Vo.Tamb.)、武藤弘樹(Ba.)、平畑徹也(Key.Syn.)、畑中誇太朗(Dr.)
③インフルエンザ
中前りおん(Vo.)、平畑徹也(Key.)
④大人
中前りおん(Vo.Pf.)、武藤弘樹(Ba.)、平畑徹也(Key.Syn.)、畑中誇太朗(Dr.)
⑤Future Diver~未来へ飛び込む者~
中前りおん(Vo.Pf.)、武藤弘樹(Ba.)、平畑徹也(鍵盤ハーモニカ)、畑中誇太朗(Dr.)
多くの人が行き交う街頭の特設会場とクリスマスシーズンのこの時期ということもあり、最初はクリスマスにちなんだカバーから。寒い中でしたがメンバーの皆さんは果敢に攻めた演奏でした。①②ではりおんさんはボーカルに専念、タンバリンでリズムを取りながらお客さんの手拍子と共に盛り上がりました。②だけが1部・2部で変えてきました。この2曲は新作CDの収録曲。どちらもさすがの皆さんの腕前。平畑さんのSyn.はオルガン系の音色に変化をかけ、速弾きでエレキのサイドギターの役割を。ギター並みの演奏を鍵盤でやるのには驚き。③はこの冬の時期に気になる曲。自らの体験を基に作られた、病床で思う気持ちを歌に。治ったらいろいろやってやる。。そんな治癒後を考えた前向きな要素も歌詞には入っています。りおんさんはVo.に専念、平畑さんの鍵盤をバックに。インフルエンザの歌詞”会いたいよー会いたいよー!”という泣きのボーカルが大宮の街に響き渡りました。④大人になるってことの難しさを歌った曲。この曲もりおんさんしか歌えない難度が高い歌。それをものすごいスラップベースで装飾する武藤さん。バッチンバッチンのスラップ(チョッパー)。ベースのメロディラインもとりわけ凝っていてテクニカルに仕上がっています。⑤最後はりおんさんがライブでは必ず最後に歌うというバラード。平畑さんは鍵盤ハーモニカを切なく吹き、いつもと違った雰囲気のFuture Diverが聴けました。大きな街のど真ん中でこの曲をバンドをバックで壮大に歌うりおんさんは風格があり、未来へ飛び込む=次のステップへと大きな跳躍を予感させる、そんな気にさせてくれます。思わず空を見上げました。
終了後は物販コーナーには多くの列が。これだけ多くの人を集めて感動させてくれたりおんさんに賛辞を送ります。地元レコ発ライブ成功おめでとうございます。!
自分とりおんさんの音楽との出会いは結構新しく、2016年12月、ちょうど2年前のクリスマスの時期、まだ本人に出会う前のMV「クリスマスは胸が痛むもんだ」の動画投稿でした。クリスマスと言えばこの曲を思い出します。時間は止まらない、りおんさんの平成最後のクリスマス。2018年は間もなく終了しますが、翌年への新たな光・道筋をこのライブに感じました。手応えを感じざるを得ません。そして2019年は更なる飛躍の年になるよう、期待しております。
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