8/25(土)、高崎SLOW TIME cafe 「さとう麻衣レコ発ONE MAN LIVE『群馬を笑う門には』」。さとう麻衣さん地元群馬での初開催ワンマンライブでした。
麻衣さんのワンマンライブは2016.6.11の北参道ストロボカフェでの開催以来、2年以上ぶり。自分はその直前に別のイベントで麻衣さんと直接お会いした歴史があるのですが、その時はミュージシャンだとは知らず、そのワンマンには行かれませんでした。ですから今日が麻衣さんのワンマンライブ初観戦となりました。(ツーマンまでは経験はあるのですが。。)というわけで群馬というプチ遠い距離でも念願の麻衣さんワンマンは行かなければならない使命感に溢れておりました。
高崎SLOW TIME cafeは高崎駅西口から歩いて10分ほど。。と思ったらやっぱり横に広い高崎。結構歩いた感じです。この日は関東はお昼は40℃近くの猛暑で高崎も強烈な日差しでした。前回の群馬来訪(2017年9月のGME:GUNMA MUSIC EXCURSION)では食べるチャンスのなかった登利平の鳥めしも今回は逃さず食べようと思ってました。ちょうどSLOW TIME cafeの近くにあるスズラン百貨店の食品売り場に登利平が出店しているのを事前に調べておいたので見事に食べることができました。本当に美味かった!!デパートの中は涼しくて酷暑から退避することもできて一石二鳥。
SLOW TIME cafeの中は使い込まれたステージや楽器があり、壁には歴々のレコードのジャケットが飾られています。ここでライブをやったミュージシャンのCDも売っていたり。歴史あるライブ喫茶という佇まいです。今日のステージはNordを中心とした麻衣さん達メンバーが常用する楽器が処狭しと並べられました。
サポートメンバーは有名アーティストのサポートも手掛ける平畑徹也さん(Key.Syn.Cho.鍵盤ハーモニカ)と田中真二さん(Per.)。平畑さん・田中さんとの3ピースは2017.6.25、2017.9.29(いずれも北参道ストロボカフェ)以来3度目の拝見となります。平畑さんはNordの鍵盤のほかARP odysseyというシンセを使います。
開場からどんどんお客さんが入ってきました。おそらく地元群馬の人たちがほとんどでしょう。群馬とはユカリがない自分のアウエー感は半端ありませんでしたが、それは自己責任です。受付には群馬を拠点とし都内でも活動するSSW横山ナオさんが応援に駆け付けて対応してくれました。横山さんは2017.7.9に新代田でのライブ、直接お会いできなかったGME以来で、久しぶりとなりました。また今回のライブを支えるスタッフさん達には麻衣さん直筆の似顔絵入りTシャツが配られ、着用されておりました。みんなすごい似ている!”画伯”と言われた麻衣さん。。前物販では麻衣さん自らが対応され、レコ発CD”グンマ”やTシャツ、トートバッグなど物販品がかなり投入されました。Tシャツはもう1つ、麻衣さんの自画像入りのも数量限定で。自分も”グンマ”を早速購入。
<バンド> さとう麻衣(Vo.Key.)、平畑徹也(Key.Syn.Cho.)、田中真二(Per.)
①夢の鳥
②前にしか進めない僕達
③シンデレラの憂鬱
④ラブレター
⑤桜の花が咲いたら
⑥ふるさと さとう麻衣(Vo.Key.)、平畑徹也(鍵盤ハーモニカ)、田中真二(Per.)
<弾き語り>さとう麻衣(Vo.Key.)
⑦Don't alone
⑧優しい連鎖
<バンド>さとう麻衣(Vo.Key.)、平畑徹也(Key.Syn.Cho.)、田中真二(Per.)
⑨グンマ
⑩LEVEL
⑪ココロノキョリノハカリカタ
⑫かわいいは簡単に作れない
⑬グッバイフォーム
<アンコール・弾き語り>さとう麻衣(Vo.Key.)
Enc.1
⑭まっすぐ
<アンコール・バンド>さとう麻衣(Vo.Key.)、平畑徹也(Key.Syn.Cho.)、田中真二(Per.)
nc.2
⑮プラレス
<バンド>
あのストロボカフェで体験した分厚いサウンドが久しぶりに聴けました。①夢の鳥 快調なテンポとストレートなボーカルで歌いまくる。そして終盤の人差し指を空に向かって突き上げるシーンでは演奏がピタッと止んで一瞬時が止まったようなメリハリ。②前にしか進めない僕達 またまたノリノリのビートで攻めまくる。”吹き飛ばしてやれ!”の歌詞でものすごく力が入っている麻衣さん。③シンデレラの憂鬱 短調の曲でもバンドサウンド”気づいてほしいの~シンデレラ~”この曲も麻衣さんの伸びのある声が際立つ。④ラブレター 本当にあった恋の話。この曲は先日Youtubeでフルコーラス版のMVがアップされています。柔らかいタッチのアニメーションで感動で涙ものなので見ていないひとは必見です。一点を見つめて歌う麻衣さんの眼力がすごかった。⑤桜の花が咲いたら は今年に入って歌われる、腑に落ちない気持ちを”埋まらないパズル”と表現する曲。⑥ふるさと 麻衣さんの代表曲。自分の故郷のワンマンでふるさとの歌を歌うのは夢だったのでは。自分も心に沁みました。平畑さんは鍵盤ハーモニカに持ち替えて感情を込めて演奏しています。平畑さんはストロボカフェの時はメロトロンを持ってきましたが、今回はARPはシンセベースで主に使用していたようです。しかし色々な音色を繰り出します。田中さんのPer.もバンドの音のバランスを考えたスティック裁きで全体感を支えておりました。
<弾き語り>
引き語りの前に”くじコーナー”。受付時に配られたくじで当選者1名にさとう麻衣画伯がその場で似顔絵を描いて後でTシャツにしてお送りするという企画。女性のお客さんが当選し、その場で麻衣画伯は真剣にスケッチする。静かな時間。。この間がビミョーで麻衣さんらしいスゴイ企画だなあと思いました。
引き語りは、麻衣さんが高崎で毎日路上ライブをしていた時代、カバーではなくオリジナルを歌おうと1曲だけ作り、それを3時間ずっと歌っていたそうで、その曲⑦Don't alone ”一人じゃないと強く思ってほしい 強がりでなく 一人じゃないって強くおもうことだよ”という主旨。のちの麻衣さんの曲の基盤となったのを感じます。⑧優しい連鎖 上京して東京で電車に乗っているときに感じて作った曲。
<バンド>再度”バンドメンバーカモン!”と掛け声。一旦退いていた平畑さん・田中さんの上衣には、それぞれの似顔絵が入った画伯Tシャツが!平畑さん・田中さんともものすごく似ていてウケた!これは麻衣さんのライブ後の投稿にもある通り。
そして今日一番の曲⑨グンマ これは事前にサビでお客さんがバックコーラスをやってくださいと麻衣さんからお願いがあったので練習してきました。”グンマー”と麻衣さんが歌ったら追いかけるように”グンマーアー”と言いながら拳を振りかざすところ、練習ではほぼ一発で全員が歌えましたし、さあ、と思ったらチョット待ってと平畑さん。”どのタイミングで手を上げるか統一させようよ”といことで”グンマーアー”の”マ”で上げましょうと。そうして始まったグンマ!この曲もYoutubeでMVが上がっている群馬を大いに盛り上げる曲。自分は群馬人ではないけれど一緒になって群馬に浸りました。あれだけ盛り上がったのは久しぶり。(今日登利平の鳥めし食べといてよかった。。)⑩LEVEL "1988年生まれのヴィンテージ”と快調なテンポで輝かしく、美しくと元気づける歌。⑪ココロノキョリノハカリカタ 新作”グンマ”のカップリング収録曲。親子の心の距離感の微妙さ。遠すぎてもいけないし近すぎてもいけない。ここでは平畑さんがメインでPf.を弾き麻衣さんは右手のみで鍵盤を弾き歌に集中しておりました。⑫かわいいは簡単に作れない ”かわいい”は年齢に関係なくにじみ出る。かわいくなろうと思っても簡単にはいかないそれでも自分は絶対にかわいくなろう。 ⑬グッバイフォーム 部活はバレー部だった麻衣さん。スパイクを打つフォームを変えることは今までの自分とサヨナラをすること。そうすることで新しい自分を見つけ出せる。そういった主旨だったかと思います。※ライブでしか聴けない曲があるので歌の主旨は真意と異なっているかもしれません
<アンコール>
いったん退席した麻衣さん、大歓声と拍手の中、アンコールで現れた麻衣さんは自画像のTシャツをついに着用しての登場です。⑭まっすぐ 弾き語りで。自分のことを正直に歌ったまっすぐ、そのままの曲。⑮プラレス そして再び平畑さん・田中さんが登場してバンドで。入りは麻衣さんのPf.ソロで静かに入り2コーラス目からバンドが壮大に。ノリノリの中、終了となりました。麻衣さん曰く”今日のタイトル『群馬を笑う門には』には、笑われながらもディスられながらも今群馬県は盛り上がってきている。自分もそれに合わせて強くなりたい”と。確かにメディアで取り上げられる機会の多くなった群馬県。都道府県別人気度ランキングも徐々に上がっております。今こそ群馬の時代、グンマの時代に相応しい1曲となったと思います。
終演後は、翌日仕事ということもあり、挨拶もそこそこにトンボ帰りでした。帰りがけSSW市川優希さんにも一瞬お会いできました!麻衣さんが”勇者”と呼んでいた自画像Tシャツを買ってすぐ着たお客さん、自分はアウエー感の中、大人しくしていましたけど自分も麻衣さんTシャツを買った”隠れ勇者”です(隠れていては勇者でない=隠れ者)。次の恵比寿天窓ワンマンでは絶対着なきゃあね。”グンマ”では群馬県人の一員となって熱唱できました。群馬よ受け入れてくれてありがとう!麻衣さん、サポート・スタッフの皆さんお疲れさまでした。
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