6/21GRAPES北参道・玖咲舞さん

6/21(木)、『北参道GRAPES presents 北参道音彩 -marcato-』。アーティチョークさん(O.A.)・小川エリさん・玖咲舞さん・向江陽子さんのステージです。


上の画像は、今が旬の画像をパクりました。いずれ時期が過ぎたら他の画像に差し替えます。本気でパネぇまいたそのステージでした。


今日は全員拝見したことがあるアーティスト。この方たちの音楽も素晴らし過ぎるので楽しみな夜です。


O.A.アーティチョークさん。3/15銀座Miiya Cafe以来の2度目の拝見。あの時はPf.をサポートにつけてのハンドマイクによるVo.でした。今日はオケを使ってのボーカル1本。その前回のライブでも夜の雰囲気がすごく似合う妖艶な音楽を展開していたので是非もう一度演奏を聴きたいと思っておりました。プロフィールがあまり書いてないのでソロユニットという位置づけでよろしいでしょうか。

・Marionette Parafiria ・ふたりの関係 ・TwentyOne ・The Weekend

JAZZ系で大人の音楽、というのが全体的な印象。その中でTwentyOneはバラードだったり最後のThe Weekendは明るめの曲であったり。伸びのある声が素敵です。GRAPESでの出演が多めなのもわかります。Twitterプロフではピアノやサックスも演奏するとあるので、是非聴いてみたい。@artichoke_info


1番手、小川エリさん。昨年5月に月島音楽祭・栄ミナミ音楽祭・真昼と1ヶ月に3回も拝見し、それ以来というのもあれ?という感じ。最近、自分もよく知っているアーティストが所属していた事務所に加入して、ますます新たな動きを加速させています。大阪人らしいバイタリティに溢れた音楽、パワーとハートの熱さが伝わります。

・そんなあんたが ・鯵の南蛮漬け ・12時の月 ・高速バスターミナル ・東京

1曲目まずはPf.弾き語り。GRAPESの鍵盤が鳴る鳴る!”仕事が好きで一生懸命なのはわかるけど、たまにはウチもかまってくれへんか”という主旨。2曲目鯵の南蛮漬けをテーマにGt.で。”子供の頃は嫌いだったのに大人になって魚を食べるようになって昔はなぜ嫌いだったのだろう。いつもまにか大人になった”。4曲目、遠征で高速バスを多用するようになり車窓からの風景や遠くにいても会いたい人への思いを歌う。5曲目はPf.で。東京の光と闇を情熱を持って歌ってくれました。”東京”という題名の曲は多くのアーティストが使いますが、何か得体のしれない怪物で、自分が飲み込まれないようにと抗ったり、巻き込まれて塞ぎ込んだりという曲が多いようです。


2番手、玖咲舞さん。GRAPES北参道は4/11以来の来訪。この時も玖咲舞さんの出演(サポート付き)。今日はPf.弾き語り。

・寄生虫X

・鍵穴

・角砂糖

・メメント

・アンドロメダ

・愛の宿

寄生虫Xからの入り。GRAPESのスタインウェイの鍵盤が連符を刻む。その指先が誠にキレイ。鍵穴はEsus4からのE調の和音が壮大なロマンを繰り広げる。この威風堂々、ダイナミックさがたまらない。凄まじさの後は甘くゆったりとした角砂糖。剛⇒柔⇒そして攻撃的にメメント。「起きる時間だよ!」会場の落ち着いた雰囲気を蹴散らすように『怒りの鉄拳メメント』起きてる自分もびっくりするぐらい鍵盤を叩きつけるまいたそ。ピアノもそれに反応して覚醒する。MCではこの後登場する向江陽子さんを「スー〇ー〇〇ヤ人」と称しておりました。確かに陽子さんは最強かもしれないが、まいたそも最強であることを忘れてはならない。今日は夏至。夏至の夜を惹きたてる「アンドロメダ」。歌の切れ目がなくブレスに細心の注意を払う。他も息継ぎが少ない曲が多いがこの曲はとりわけ。これを音程の崩れなく歌い切るというのは流石。いつも最後に歌う「愛の宿」。”窓辺”という歌詞になぞらえ、GRAPESの大きな窓を見ると、そこには男女二人連れが。こんな二人にも何かの物語があるかもしれないとMCで。そう言えば、GRAPESの大きな窓を山手線や埼京線の灯りが走っていく。こんな窓辺も人の人生を運ぶんだと感慨に耽(ふけ)っておりました。髪色も栗色に照らされ、GRAPESの木目調のステージと相まってとてもキレイでした。


トリの3番手、向江陽子さん。今日はPf.弾き語りで。・Lips ・ブルーライト・花の日・だいじょうぶ。・Lime などアンコールを含めて高品質な弾き語り。少し自分の知らない曲があったのでセットが完全に理解できなかったのは申し訳ありません。勉強不足です(後でわかったら直します)。ステージではスタインウェイの古典ピアノの譜面台にタブレット。最近はタブレットを楽譜に使うミュージシャンも増えました。この新旧の折り合いも感慨深く、見事な手さばきの鍵盤と歌声に聴き入っておりました。6曲目の曲は題名はわかりませんでしたが、歌詞をメモしたものを調べると、12/4のワンマンで新曲と称して歌われたものであろうと推測します。MCでは来月から毎月1回ツーマン企画を行うということで相手とオリジナル曲を作ったりと、忙しい中でも新曲をコンスタントに投入する音楽の魔術師とでも申しましょうか、魔術師どころか自分もこの人はスー〇ー〇〇ヤ人なのだなあと思います。亡くなったご家族のことに想いを込めた「花の日」や自分自身への応援歌「だいじょうぶ。」、華麗なピアノソロからのアップテンポ「Lime」など聴き応え満点でした。


今日のライブの企画名 marcato(マルカート)は、音楽用語で「音の一つ一つをはっきりと奏すること」だそうです。まいたそを始め皆さん半端ないレベルの音楽で、自分の心にはっきりと刻まれた一夜となりました。


ishidukuri(きり)'s 音楽ブログ【別冊(文字・下書き版)】

【文字版です】★★素敵な音楽を作るミュージシャンをリスペクトしています★★ギター🎸をたしなみ程度★変則転調・M7コード系大好き★2016年からライブ観戦★ブログ投稿★宅録派★まれにオリジナル★MIDI打ち込み★弾き語り等。※通常はアメブロをご覧ください(内容が異なることがあります)

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