5/9(水)、四谷Doppo「ピアノ弾き語りNight」玖咲舞さん・Infinite Lightさん・平井ミエさんの鍵盤弾き語りスリーマンでした。
四谷Doppoは初めて訪れました。四ツ谷駅から新宿方面に歩いて5分、新宿通りの路地裏にあります。東京のど真ん中で駅から遠くなく便利な立地で仕事帰りには寄りやすい。
5月としては季節外れの寒さで夏スーツでは寒いです。今日は関東の山沿いでは雪が降ったというニュースがありました。ただいまここの気温は13℃でした。さむ!
トップは玖咲舞さん。スリーマンなので40分ステージでゆったり。
①インソムニア
②寄生虫X
③鍵穴
④メメント
⑤あの子
⑥アンドロメダ
⑦愛の宿
四谷Doppoでの まいたそステージは初めて拝見しました。何度は出演されたそうで、およそ1年ぶりとのこと。ピアノと音響はサスティンがほとんどなく、堅くて重い音です。決して悪い意味ではなく、ゴンゴンと重厚感と衝撃性があるサウンドです。鍵盤も重そうで、結構力が要りそうに見えます。ガンガン上から叩く感じ。そんな手加減なしのインパクトある演奏が、演者の炎の魂として伝わってくる40分でした。聴き応え相当ありです。MCではメメントの歌詞「今日は死ぬにはいい日なのさ」よく本人のツィートで語られる言葉、もうキャッチフレーズと言っていいのでは。この言葉の意味はネイティブアメリカンが狩猟に出かけるときに覚悟を持って放った言葉だと言います。日々との闘いが込められていると感じました。闘いの炎!今日の寒さが和らいだ感じがしました。@kyuzakimai
2番手、Infinite Lightさん。女性鍵盤ソロ弾き語り。長い黒髪と黒のワンピース、アダルトな雰囲気があります。大自然の広大さを感じさせるスピリチュアルな歌、「森のいのち」「縁」「こころ」など。超ハイトーンなソプラノ声、ホイッスルボイスというのでしょうか。脳天から出てくるような高い声、調べたらこの方4オクターブ出るそうです。普通の人は2オクターブ出ればいいほうなので、すごい。日本神話の伝説にあるオノゴロ島にまつわる歌も歌ってらっしゃました。 ※infinite=無限の @InfiniteLightK
3番手、平井ミエさん。昨年7月のNOMAD以来の拝見。あの時のカオシレーターのテクニックは忘れられませんでした。今日はグランドピアノの譜面台に設置。このカオシレーター(KORG kaosilator pro)は「アキオ」くんという名前を付けているそうです。「ハルキ」「フユミ」というのも持っているそうですが。。調べたらアキオくんがライブに登場したのは2010年8月。8年前とは!結構大事に使ってらっしゃる。今日はこのカオシレーターの操作が一望できる絶好のポジション。真ん中のタッチパッドのディスプレイがアニメーションしているのが特徴的です。平井さんはあらかじめ仕込んだ音色をピアノを弾きながらタイミングよくボタン1つで操作したり、左手はピアノ、右手はアキオくんを操作するなどライブパフォーマンスとしてとても勉強になるプレーを見せてくれました。
①眠るということ
②じゅうたん
③太陽
④鬼の泣く夜
⑤逃した魚
⑥ドキュメント
⑦グラデーション
⑧夢の船
Enc.ハリケーン
もちろんアキオくんを使わずにPf.だけで奏でる技術、歌も伸びとハリがあって超上手い。歌詞としてはこちらも宇宙とか精神のような、抽象画のような不思議な世界観を持っている雰囲気。こちらもスピリチュアルを感じます。さらにアキオくんを使う曲ではSE(効果音)で更に聴き手を混沌へ導く。演奏プレーもカッコいいし、いい音楽を我々に届けようとする気迫が籠ってました。音源「オフィーリア」も入手し、聴き始めたところ。※オフィーリア=シェイクスピア”ハムレット”の登場人物、天王星の第7衛星。@hirai_mie
今日は5月とは思えない寒さでしたけど、いい音楽を聴いて心が温まりました。急激すぎる温度変化で皆さん体調壊さずに!
※カオシレーターは体感的に演奏ができるシンセサイザーでプログラミングで伴奏・リズムや効果音なども持っていますが、真ん中のタッチパッドを自在に操って演奏ができるというガジェット型楽器。http://www.korg.com/jp/products/dj/kaossilator_pro_plus/
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