11/16(水)、大塚Welcome back「Welcome back presents 素敵な夜に」。のうじょうりえさん・高峰ショウさん・今井里歩さん・カナザワマナブさん・野坂ひかりさん。性別も担当楽器も様々な5マンの対バンでした。
秋深しーーー2022年もあと1か月半、空気もかなり寒くなってきました。仕事も忙しくなってきて趣味との両立が厳しい時期です。これから2月まではこんな感じで綱渡りってところ。今日の場所は大塚のライブハウスです。
大塚には私のような者はなかなか来ない場所。ライブハウスはコロナ前に1度行ったきりでWelcome backさんは初めてです。今回は南口(前回は北口)。都電荒川線を超えて5分掛からない距離。結構近いですね。ビルの地下、天井の低い階段を降りるとレンガ調の壁材に囲まれた佇まいのライブハウスがあります。
Welcome backさんは結構歴史が詰まっていそう。壁に飾られたレコードジャケットはビートルズだったり、機材も使い込まれている感じです。ステージはバンドもできそうな広さで客席とは20cmぐらいの段差でしょうか、割とフラットです。グランドピアノが1台、これも結構年季入っていますかね? 客席はHPでは50席のキャパ。前列にはイス・テーブル席、両脇にベンチシート、後列はダイニングテーブル席とカウンター席があります。調べるとオープンは2000年で20年ちょっと前からとのこと。長く営業し続けてくれています。
https://welcomeback.jp/inside/
今日は開演時間に間に合いました。トップは青いギターが似合う女性弾き語り、のうじょうりえさん。今までの金髪ボブをナチュラルなセミロングにして一新。雰囲気がガラリと変わりました。曲は元気系で楽しく聴けました。時折おおっとするようなコードを挟むのが気になる素敵なアコギです。
2番手は鍵盤弾き語り男性の高峰ショウさん。ここで鍵盤の音。ここの鍵盤は天板の反射音がダイレクトに伝わってくるようです。本体にマイク2本入っていますがモニタースピーカー用でしょうか。原音に近い音。マイクのPAはエフェクト軽め。甘い声でモテ系です。女性ギャラリーの手拍子も盛ん。バラードは力強く伝わってきます。ワールドカップが近いということでサッカー応援ソングだったり聴き手を楽しませる曲でした。
3番手は今井里歩さん。今日は女性男性交互の登場。先ほどに続き、ナチュラルな歌声と鍵盤の音がダイレクトに耳に伝わります。
「そこで、咲いてた」「キンセンカ」「Tint」「good day」「I.R.U-アル-」の5曲。Welcome backは初めての出演とのこと、そして抑えめのリバーブがこの会場の雰囲気に合わせたようにマイルドに響き渡ります。そうですね、あまり深すぎない方がいいです。曲ごとに変わるテンションを効かせ、聴き手をグッと惹きこむ歌い方。新しい会場ですがいつもの今井さんの表現力が素晴らしい。アルは最後のサビではリバーブを掛けて壮大に持っていく。これがまたよい感じです。最近はコーヒーに凝っていて部屋をコーヒーの香りで満たして気分を盛り上げているとのMC。
4番手、カナザワマナブさんはガタイの大き目なギター弾き語り。パンチの効いた声で地の底から湧き上がるような歌い方。マイクいらないんじゃないかという圧倒的な声量で汗をいっぱいにして力強く歌うシーンが印象的。燃える男って感じ!!
トリは野坂ひかりさん。先日の横浜mint hall以来。美しく素敵に弾き語る姿が印象的、と思いきや結構ワイルドにも歌う、「切実系シンガーソングライター」。この人のステージは激情型でもあるし劇場型でもある。1つの世界を作って聴き手を引き込んでしまうショーアップ力があります。野坂さんの時間帯、非常に危険な時間帯です。
今日は女性男性交互、ギターや鍵盤それぞれ楽器が異なるアーティストが繰り出す歌と声に魅了されました。Welcome back、初めてでしたけど歴史あるこのライブハウスに出会えて格別な夜となりました。
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