1/11代官山LOOP・中前りおんさん

1/11(木)、代官山LOOP「ココロイロドル」。中前りおんさん・ASOBOiSMさん・titiluluさん・川嶋志乃舞さん・Mayuさん・惑星アブノーマルさんの出演でした。

代官山LOOPは初めての来訪でした。日によってイスがあったりスタンディングだったりの客席。この日はスタンディング、そう言えばスタンディングは昨年8月以来。いつもアコースティック系でゆったり聴くことがメインでしたが、こんな夜もあっていい。

1番手、中前りおんさん。今日はバンド編成ということで、Ba.(武藤弘樹さん)Dr.(大塚雄士さん)のサポート、ステージ中央にはお馴染み赤いNord Electro3が。りおんさんもスタンディングのフォーメーション。さあ!初っ端気合い入れて!

①冷たい炎  Vo.Key.中前りおん (Ba.Cho.武藤弘樹 Dr.Cho.大塚雄士①~④)

②大人

③夢はバブル

④シャングリ・ラに夢中

⑤Future Diver 未来へ飛び込む者 Vo.Key.中前りおん

「冷たい炎」バンドのパワーはやはり違います。音数も多くて3人でやっているとは思えない。ハモも揃っていて圧倒されました。「大人」ではAメロ・BメロのBa.のチョッパーがイカす!ビートも効いていてダンサブルなアレンジ。後でご本人に訊いたら「大人」のバンド演奏は初めてとのこと。いつも弾き語りで聴いているとバンドでやるとこんなに変わるものなのだ!「夢はバブル」CD音源にもなっているこの曲、これぞ、りおんミュージックの真骨頂。この曲はバンドでやるとまじカッコいい。以前はアコースティック3ピースで聴いたことがありますが、やっぱり違う。「シャングリ・ラに夢中」夏のライブでお祭り気分にしてくれる遊び感満点の曲でした。夏だけかと思ったら、今回もやってくれました。”are you ready?右手を上げて~左も上げたら・・・”⇒手をユラユラ⇒手を前⇒前と、客席全員で踊りました。MCではすごく手が揃っていたようで、一体感がすごかった。バンド演奏では持ってこいの選曲でした。

「Future Diver 未来へ飛び込む者」最後は弾き語りでのバラード。”都会の夜を2人で漂い魚になって時空の世界を泳いでいこう”というような歌詞。メロディのお洒落さ、りおんさんの透き通る、そして芯のある声が非常に似合う曲。涙が出るほど本当にいい曲で、この曲が常設で音源化され販売されるなら。。といつも思います。

2番手、ASOBOiSMさん(初見)。アコギとDAWを用意して、弾き語りとラップを展開。以前は たなま さんというSSWだそうです。最近韓国の大スターとも共演したという実績もあるそうです。「WE ARE サランラッパー」では心のサランラップを剥がせ?的な内容でしたかラップの箱を持ちながらラップを歌うというシャレです。歌の最後に箱を客席に投げる!「Don't worry be happy」「意識高い系のやつら」など。”いつまでも天狗になってんじゃないぞ!”的な「天狗」やサイゼリアが好きすぎるラップもやってました。MCで今年の抱負を書初めで持ってくるなど楽しませてくれました。

3番手、titilulu(ティーティールールー)(初見)。おおたさきさん(Vo.Eg.Syn.)、Kakeruさん(Eg)、SHIORIさん(Dr.Cho.)の3人組。Ba.サポートを加え4名での登場。Egのひとスゴイ数のエフェクターだ(畳半畳ぐらいあるんでは?)!歌としてはVo.のクリアなボイスをバンドに乗せた力強いロックを展開。「サイケデリック七変化」「Scream」など、気持ちのいいぐらいノリノリのバンドサウンドでお客さんと1つになれる、いい音楽でした。「逆転ホームラン」って曲も元気でいいですね!

4番手、川嶋志乃舞さん(初見)。茨城県出身、自ら”キラキラシャミセニスト"と銘打つVo.兼三味線奏者。服装も和風をイメージして華やか。しかしまたこの技術はものすごかった!キラキラ可愛いパープル基調の和柄ワンピにオシャレなかんざし、陽気にはしゃぎながら三味線をオケをバックにキュートな声で弾き語る姿が特徴的です。フジテレビのイベントの主題歌や小林幸子さんの三味線サポートをした実績もあるそうです。POPな曲の中に和風な味が入る、他ではなかなか聴けない音楽。「漱石のこと」という曲では都会的なサウンドの中、歌の合間にはいる三味線のリフがすごい。客席に降りて真ん中で津軽じょんがら節を披露。この速弾き!拍手喝采を受けるのは当然です。「遊郭ディスコ」など和風エンターテイナーとしてレベルの高さを感じました。

5番手、Mayuさん(初見)。ギター弾き語りSSW。クリアな声、ストロークやアルペジオも正確に弾くかなりのテクニックを持つアーティスト。高い位置でのCapoからのハイポジションのコードも完璧に押さえます。専門のギタリストなら当たり前ですけど、弾き語りの人はできる人は多くないと思います。”可愛いカッコいい少年系”って感じ。人気がありそうなひとです。最初はバンドスタイルでしたが11月から弾き語りに転換したそうです。MCでの口調は友だち感覚のタメ口。決して悪い意味ではなく、アーティストとお客さんが友だちのように一緒に音楽を楽しんでるよ!という雰囲気が見えます。「Driving My Car」「RED CARPET」などアコギ1本で未来に向かって勢いのある歌!

トリ、惑星アブノーマルの2人組(初見)。左手にKey.&Synthe.を操るテクノ系の女性(テナさん)、右手にDAWを操りハンドマイクで歌うVo.の女性(TANEKOさん)。Key.は正確な鍵盤裁き、Vo.は強烈なビートの曲を歌って踊って、みんなと1つになる。静と動=冷静と躍動。この2人組のバランスがいい。もの静かに聴くタイプの自分も結構ハイな気分。こんな風に盛り上がるのもたまにはいいですね!

初めての代官山LOOP、りおんさんのバンドスタイルのステージも見れたし、他のアーティストさん初見でしたがこんな音楽を展開するのか、と勉強になりました。そういえばバンドスタイルのりおんさんは初めてか。。以前のスリーピースやツーピースはアコースティック形式でした。ワンマンもこんな重低音から高音まで、厚みある、盛り上がるステージを期待しております。

ishidukuri(きり)'s 音楽ブログ【別冊(文字・下書き版)】

【文字版です】★★素敵な音楽を作るミュージシャンをリスペクトしています★★ギター🎸をたしなみ程度★変則転調・M7コード系大好き★2016年からライブ観戦★ブログ投稿★宅録派★まれにオリジナル★MIDI打ち込み★弾き語り等。※通常はアメブロをご覧ください(内容が異なることがあります)

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