2022/5/26(木)、東新宿真昼の月 夜の太陽「「太陽と月のダンス」。こいけみほさん(O.A) ・有賀桃子さん・今井里歩さん・コミネリサさん。お馴染み真昼での今井さんのライブでした。
GWは明け、ぐずついた空模様が続いたり、太陽がグワンと照り付け強力な紫外線日和りだったり。なんとも不安定な天気の中、連休後の仕事は加速度を増し、5月病なんて言ってられない状況でした。以前はライブ観戦も活発な時期なんですが今月はやっと2回目です。
今井さんはGWからバックコーラスとしての出演が多くなり、本来の仕事も相まって慌ただしそうです。参加ステージ観に行きたかったんですが、タイミング合わず。こうして下旬、いつものホーム、真昼の月のステージは欠かせない音楽の時間です。
お約束のちょっと遅れで駆け付けた時は2番手の有賀桃子さんの途中。Pf.有賀さんとGt.デュエットでなかなかオシャレな曲を披露してくれました。
今井さんのステージ。前回真昼出演は4/19ですから1か月以上前。今日は3マン(O.A除く)で時間長めの40分です。
1)白い月の裏側
2)そこで、咲いてた
3)アルイテユケル
4)tint
5)good day
6)I.R.U-アル-
今日の真昼、自分の座った位置なのか、気候なのかグランドピアノの音の粒が結構堅く鮮明な感じがしました。いつもは少しまろやかと思いましたが。それに合わせるように今井さんの声も力強く、言葉のコントラストがしっかり聞こえた気がします。まあ耳のせいでしょう。そんな耳で聴いた「白い月の裏側」は白い陶磁器のような完成度を持った出来栄えで、芸術作品のようでした。真昼で何度も歌ったこの曲、神の領域なのかもしれません。
そして6/8拍子つながりでの「そこで、咲いてた」は何度でも聴きたい力強く生き抜くメッセージのある曲。壮大、雄大に歌います。最後FM7を入れずに終わったのは貴重かも。
続いて「アルイテユケル」についてのMC。コロナ禍もようやく落ち着いた状況での様々な措置の解除を受け、途切れていた人と人との繋がりが少しずつ元に戻り始めているという実感の中、さらにこの曲のテーマ ”照らし照らされ” の関係を確かめるようになってきたと。確かにライブ会場にも人は戻りつつあることは今日の席の状況からもわかりました。
「tint」はシュールな歌詞とメロディが展開する異色の曲。頭を掻きむしりながら苦悩するシーンが思い浮かびます。切れ味のある言葉とそれを隙間なく歌う今井さんがカッコいい。
「good day」柔剛持ち合わせたレパートリーの中での柔に当たるこの曲。グワッと緊張感のあるtintからの弛緩。これも今井さんの音楽の心地よさ。
「I.R.U-アル-」最近の私のお気に入りの曲。この曲を最後に持ってきてくれるというのは今井さん自身にとっても手応えのある作品という証です。この曲は素晴らしいです。苦しみながらも一歩一歩踏み占める自分の人生と掴んでいく原動力、自分の道は自分で切り開くしかないと。 ”小さな一歩踏み出すたび 軋む骨、冷える肌がが 教えてくれる” なんと老練な歌詞。わたしより10年長く人生を歩んでいるような。。生きていくことこそがカルマ(宿命)”でありモチベーションでもある。含蓄しかそこにはありません。
トリのコミネリサさんも真昼ではお馴染みの人。ベテランらしい風格でPf.も歌も素晴らしかったです。技術に裏打ちされたコミカルさもあったり。音楽のレベルが凄かったです。
今日も真昼での今井さんのステージは素晴らしかったです。サポート活動が大変な中、オリジナルもこなし動きは活発、来月もサポートが決まっていたり、自分のライブもコンスタントに。新音源の曲はどれもいい曲ばかりでした。次ではその音源のうちリリースライブでしかやっていない曲がありますね。それを手拍子入れたいなぁ!
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