11/17(金)、水道橋Words「Purr tone Vol.4」。バンアヤカ(坂彩加)さん・玖咲舞さん・サユ太さん・サポニンさんの対バンでした。
水道橋Wordsは4回目、後楽園遊園地や東京ドームの華やかな夜景の間を抜けて会場まで。見上げればジェットコースターの絶叫が間近で聴こえます。なんとも臨場感のある。。
まいたそはWordsは2度目の出演だそうです。前回は行けなかったので今回こそは行こうと思っておりました。対バンでは2度目ましてのバンさん、結構お会いしているサユ太さんとサポニンさんでした。珍しく初見ゼロ。
1)バンアヤカさん。7月のNOMAD以来2度目。鍵盤SSW。1年ぐらい前から弾き語りを始めたそうです。POPなアップテンポの曲や聴かせる曲、可愛らしいハイトーンの声で歌う曲など、曲調は多彩です。オシャレな黒いレザーのスカートをデニムの上にまとってオシャレです。物販でも一生懸命な姿勢が好印象でした。
2)玖咲舞さん。いつもと違って1曲弾いたあと、MCに入りました。「水道橋Wordsにお越しの皆さん、こんばんは〇〇舞です、あ、玖咲舞です」と本名を言ってしまってひと笑い。
①インソムニア
②メメント
③角砂糖
④あの子
⑤愛の宿
次の「メメント」「戦え~今日は死ぬにはいい日なのさ~」。明日は見えなくとも、今このひとときを全力で生きようという現在進行形の曲。そして温かいコーヒーの歌「角砂糖」。今日もゆったりペースゆっくりで聴かせてくれます。いつもは畳み掛けるように3曲連続で演奏するのですが、今日は少しMCの順番を変えたところで調子が変わったかな?前半の3曲が終わり、後半は気を取り直して まいたそ特有の闇系の曲へ。「あの子」はいつも怖い。眼が怖い。視線を動かさず相手の心の奥を見透かすような、猜疑心に満ちた表情で攻撃します。この歌を歌っているときのまいたそはメデューサですね。石ころのように動けなくなってしまう。黒光りした瞳が水晶のよう。何度聴いても吸い込まれます。音源よりもライブで聴くことに価値があります。そして愛の宿と続きます。後半は普段のまいたその音楽でした。
3)サユ太さん。前回も9月にWordsで。このとき初めて声をかけさせていただきました。曲のセンスが高い。ピアノも自由で調の使い方も変化に富んでいます。ピアノ弾きでないとこんな曲は書けないでしょう。冬が一番好きというサユ太さん。クリスマスっぽい衣装に合わせて早くもクリスマスの曲を多めにして先取り。サポートのアコギのかた(金戸俊悟さん)、普通の学生っぽい感じでしたけどギタープレイは眼を見張るものがありました。①ブラックコーヒー ②Winterland ③ジャックが見ていたクリスマス ④Christmas Card ⑤雨の日ピノキオ(サユ太さんのTwitterより引用)。このうちブラックコーヒーはまいたそのコーヒーを題材にした角砂糖を聴いて急きょセットを変更して披露したそうです。
4)サポニンさん。今日唯一のギター弾き語り。仙台の医療福祉福祉専門学校のCMソング(①)に抜擢されたり、地元青森のイベントに招かれてステージに立つなど、東北をメインに活動を拡大させています。音楽を始めたきっかけは3.11だったとのこと。東北に何か貢献できるものはとギターや歌を始めたそうです。地元の町のことを歌った「鮫町」が印象的。その地元のシンボルである神社が2年前に火災で焼失してしまい、これについても何かできることはと考えておられるそうです。できたばかりの新曲(②)も披露してくださいました。来年3.11にワンマンライブを行うそうです。
①NEW WORLD ②透明の果実 ③たられば論 ④鮫町 ⑤太陽 Enc.⑥走らんかい! (サポニンさんのTwitterより引用)
今日は、お会いしたことがあるかたばかりで持っている音楽性も把握できている中、皆さん持ち味を発揮していただきそれぞれの音楽が楽しめた夜でした。まいたそはもちろん、バンさんは一度お会いしていることは忘れてしまったようですが、今日で少しは知ってもらえたかな。。サユ太さん・サポニンさんも声をかけていただきありがとうございます。
まいたそ、今日は自分の名前を間違えましたが、全然問題ありませんので気にしないで!名前が変わっても音楽が変わるわけではありません。まいたそライブはもう30回目の参戦となりました。今回Wordsでまいたその歌を聴くのは初めてだったし、そもそもライブは生きものでそれぞれが違うので、その都度行くことに価値があります。音楽活動が続けられますように自分に何ができるか考えながら、これからもできる限り応援していきたいと思います。
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