11/7（日）、松戸20世紀の森と広場「MATSUDO FOREST CONCERT2021～澄んだ秋の心～」。特設ステージに出演するHarunaさんを観に行きました。
松戸出身の鍵盤シンガーソングライター、坂本タクヤさんの企画に呼ばれての出演。茅ヶ崎在住のHarunaさんにとっては遠路はるばる、ようこそ千葉県まで！という感じです。自分は場所も新京成で３０分ぐらいのところだから行ってみようと軽い気持ちで。。
21世紀の森と広場、なんと久々でしょう。ウン十年前に車で１度行ったきり。電車で行くのは初めてで最寄り駅は新京成の八柱（やばしら）。そこから21世紀の森と広場は歩いて15分ぐらい。出演予定の13:00までに間に合えばいいかなと１時間前に家を出ました。
八柱についてスマホのナビを頼りに最短コースを歩き、武蔵野線沿いを歩いてたら森が見えました（あそこかな）。しかし森に着いたら入り口がない。淵沿いを歩いてやっと入り口に着きました。12:40。全然余裕。天気はまあまあで家族連れで賑わっています。で、会場はどこ？勘を頼りに（その勘がいけなかった）樹木の生い茂った山々を乗り越え、博物館に繋がる大通りにやっと着いた。残り５分。大通りをアンダーパスする通路を抜け今度はどこ？焦りつつも遠くから聴いたことのある音楽が聞こえました。
特設ステージは武蔵野線の高いコンクリート橋の下に設けられた場所。ちょうどHarunaさんが音のチェックをしていました。いやいやかなり遠回りしたけどやっと辿り着きました危ない危ない（汗）。そういえばここの水辺のある公園は以前来たことあります。とても懐かしい！
橋の下は段差がありステージと広場になっていて、ちょうど屋外イベントができるように作られています。結構広い面積で大規模なお祭りにも対応できます。ちょうど13;00。坂本タクヤさんの進行でHarunaさんの出演です。Gt.サポートは池田拓真さん。広大な舞台にやや離れた位置に二人が並びます。風通しが良く橋の陰のため、結構涼しいですね。上着のフードを被って聴きました。
Vo.Pf.Haruna Gt.池田拓真
１）Colchicum
２）キレイゴトの花
３）好きだから嫌いと言って
４）プライド Vo.Gt.
５）Feeling Vo.Gt.
６）夜に浮かぶ
出演時間は約４０分。新作「Unubore」を中心に全曲オリジナルを歌いました。「Colchicum」（コルチカム）は有毒植物イヌサフランの別称。毒であると知っていながら恋に溺れ惹かれてしまう。人の性（サガ）を歌った曲。優しく澄んだサウンド、甘いハートに没入している感じがあります。
「キレイゴトの花」短調に刻まれるギターのストロークと和音の鍵盤。”キレイゴトの花を咲かせたらな 飛んでいきたいよ 飛んでいきたいよ～ あの場所へ” 浮遊感のある柔らかな曲。その中でHarunaさんの声が力強く透き通る。
「好きだから嫌いと言って」ギターのカッティングが心地よく刻まれ、叫びのような声が重なる。嫌い・好き・嫌い・好きと繰り返す。間奏のギターが凄い。
「プライド」は池田さんのギターに合わせ少しヤンチャなロックンロール。今回のセットの中ではアクセントがあります。色んな引き出しがあります。茅ヶ崎の味を存分に発揮する曲です。こちらもギターソロ凄いすね！ボーカルも力いっぱいです。
「Feeling」ガラリと変わってFeelingは優しく歌うバラード。パワーボーカル「プライド」などと比べて力の加減のメリハリがバッチリと効いています。サビの ”立ち止まったことで今 住んで見えるこの世界 ねぇきっと大丈夫 この景色がここにあるなら～” 信じるままに。感じるままに。
「夜に浮かぶ」見る夢、掴む夢、考える夢、夢とは何だという夜更けに物思う光景が浮かぶ曲。まさに「夜に浮かぶ」。２拍目と４拍目のアクセントのギター。それに乗せてHarunaさんもタンタラ・タラとつぶやくように歌う。静かに終わりました。
やはりHarunaさんの曲と声。ギンギンの曲や優しいバラードの曲、海の曲、夜の曲、バラエティに富んでいて押しては引く、引いては満ちていく潮のような歌唱力は茅ヶ崎仕込みなんでしょうか。色んな雰囲気の声が出せるし、曲によって色彩を自在に変えられるのが凄いです。今日は多少寒かったかもしれませんが、心には暑いものがありました。
帰りの物販で購入したデモ音源「PRIMITIVE」はウクレレ弾き語りの曲が入っているなど温もりのある曲が並んでいます。自分は特に「たぶん、きっと」が好きだな。まだ歴としては浅いけど、色んなHarunaさんを知った今日このごろです。
間に合って本当に良かったと思いつつ、帰りは分かりやすい大通りを通って駅まで戻りました。
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