8/17水道橋Words・金城色さん・今井里歩さん

8/17(火)、水道橋Words「Words Presents 水道橋words 4th Anniversary -Good Night is coming-」。amamoriさん・金城色さん・今井里歩さんのスリーマン。水道橋words4周年を記念した今月から開催中の記念シリーズ11回目のライブです。


水道橋wordsがオープンしたのは2017年の8月。そこからはや4年を迎えました。立ち上げからここまで荒波の連続(今も続く)でしょうが、まずは4周年おめでとうございます。東京ドームを間近にしたこの場所にライブハウスができるとは思いませんでしたが、会社帰りに寄りやすい場所、推しのアーティストさんも数多く出演され貴重な存在となっております。毎年年末に出演アーティストを数多く集めて忘年会ライブをやったり(1組持ち時間15分程度・20組×2日間)、とにかく企画が面白い。昨年はリモートで拝見しました。


自分が初めてwordsに訪れたのは2017年9月。今回で27回目です。コロナ禍もあり最近はライブに行く回数も少なくなっておりまして直近では2/17以来。ちょうど半年ぶりです。ちょっと空き過ぎた!中の佇まいは4年前も今も変わっておらず。強いて言うならステージのYAMAHA CPがバージョンアップ。あとPAコンソールとかも変わってきていると思います。


amamoriさんは2019年3月北参道ストロボカフェのセンターピアノステージ企画以来。直接の面識はありませんが、あの頃の強烈な印象は忘れていません。あの超絶技巧(プログレ)が見られると思い密かに楽しみにしておりました。セットリストはamamoriさんの投稿からお借りすると「彼女はワニを飼っている」「風と踊る」「梅雨が明けない」「水」「夜が見てた」「あたりまえの日々」「パセリが枯れた!」。意のままに操る言葉と鍵盤、打鍵も強いしとにかく速くて正確・精密。鬼気迫る怖さを込めて歌ったり、ふんわりしたり、自然に口と手が動く感じ。とにかく両手の動きが凄まじい。一度ライブを観たら絶対忘れない印象の強さを持ちます。最後の物販は自粛しているので表に出るのはステージ中だけですが、それはそれぞれの考え方。持ち時間の間、とても引き込むものがありました。さすがプログレッシブ!


2番手は金城色さん。前回は高円寺2/17でちょうど半年ぶり。あいだあいだで配信を観ていましたがブランクが空きました。今日のステージも鍵盤は左、センターマイクに後ろには色さんキャラクターつきの三線があります(写真は三線セット前)。

1)帰郷

2)足跡

3)紅

4)影人

5)ごめんね

6)ここから

「帰郷」オケでスタンドマイクで歌います。故郷沖縄へ帰った時の安心感。変わらぬ景色、変わらぬ季節。いつまでも心の拠り所になるように歌います。

「足跡」故郷で暮らす御祖父様への思い。昭和の沖縄を生き抜いた大切な存在。ここまでは場所・人への感情を綴った曲を。さすが沖縄という特別な地出身ということもあって、そういう繋がりは違ったものを感じます。自分は沖縄は1度しか行ったことはないけど、非常に駆け足な旅だったので、そういう歴史や人の心を感じられるような速度でもう一度訪れたいと思います。

「紅」この曲では三線を弾きます。三線の本体にはお馴染みの色さんキャラクターが入るカワイイ三線。和の雰囲気を持った曲に三線の音が乗っかり、風情があります。色さんの曲はどちらかというと歌謡POPがベースとなっているので、紅のようなナンバーはまた違った色(色!)を持っていていいですね。

「影人」ここから鍵盤弾き語りで。バラエティーに富んだステージが色さんの持ち味。孤独感のある夜系の3拍子の曲です。

「ごめんね」今日は久しぶりの今井さんとの対バン(調べたら2019/2/2 GRAPES北参道での金城色さん企画「三人三色」)。この対バン後、色さんの「ごめんね」を今井さんがCho.カバーしたことで非常に印象深い曲です。この曲もともといい曲だなぁと思っていたら今井さんもこの曲を選んだとは、公開されたときはビックリしました。今日もセットに入るかどうかと思っていたら ちゃんと入れてくれてとても嬉しい!アコースティックなバラードで自分的には泣きのメロディ・進行が入っており、完璧な曲だと思います。歌ってくれて込み上げるものがありました。 ”わたし あなたを残して行ってしまうけど ごめんね” 天に旅立つ人が残していく大事な家族のことを、旅立つ人側の気持ちに立って書いた詞だとMCで聞き、そういうシチュエーションで作られたのかと改めてこの曲の切なさを感じました。

↓動画

https://youtu.be/hAMF_5Liyvg

「ここから」最後の曲はオケとスタンドマイクに戻り。快活に歌います。”人生はここからだ わが道を行け” と。時勢に負けずに変わらぬペースでステージで歌う色さんらしい曲です。真っすぐで伸びる澄んだ声、とても素敵でした。


トリの今井里歩さん。7月のwords出演は都合で配信視聴になってしまったので、リアルでwordsステージ観戦は2020年11月以来となります。

1)アルミカン・ドリーム

2)きみがうまれた日

3)そこで、咲いてた

4)I'll meet you

5)good day

「アルミカン・ドリーム」ステージのスピーカーからオケの前奏が鳴りました。聴いたことないメロディ、というより和音で、『何だっけ?』と思ったら、 ”アールミカン ドリ~ム” と今井さんのアカペラが入り、オケのバンド演奏がバーンと入る。久しぶりにセットに入った曲。前奏に和音を入れないと音が取れないわけです。なるほど!アメリカン・ドリームほど大きくはないけど、自分の小さな夢をアルミ缶のように少しずつ積み重なれば大きな夢も叶えられるよね、と前向きで陽気なPOPです。

「きみがうまれた日」Words誕生4周年にちなみ、『誕生』をテーマとした曲。ふんわり柔らかなメロディラインと今井さんの声がマッチします。

「そこで、咲いてた」最近の今井さんのライブではよく歌われる壮大なロマンある曲。 "放射された光 届くまでの距離 何度も跳ね返りながら それでも待っている” ”乾いた大地から大空を目指して 顎を上げた花は 潰えぬ明日を信じた” 低空飛行で這いつくばっていても、いつかは上を向いて花を咲かせるんだという前向きな気持ち。”気が付けば そこで咲いてた” 最後は歴史に名を連ねるまでの到達を願う。可能性は無限。

「I'll meet you」セットの中では一転して、切なさ・もの悲しさを帯びた曲。 ”

I'll find you I'll find you この広すぎる世界でも 分かち合えること 捨てたくない 例え笑われても 移りゆくもの いつかは忘れられても 信じてみたい”  読解力は余りないのですが、『心のすれ違いは信じていればいつかは是正される』ていう主旨でしょうか。

「good day」必ず最後はgood dayで。 ”いつでもそこにあって たまに見えなくなってしまうよ だから歌おう” 落としてなくしてしまいそうな小さな『良きこと』を大事にしていきましょう。


En)ありがとう

アンコールは、色さんとのコラボであの曲か? ついにやるのか!!と思ったらさすがに先ほど色さん歌った後なのでコラボはありませんでした。「ありがとう」は短いながらも今井イズムが随所に散りばめられた曲。最後はアカペラも綺麗でした。


まずは水道橋Words4周年おめでとうございます。コロナ禍の逆風に耐えながら営業を続ける貴重な存在として水道橋に君臨し続けるライブハウス。どうぞこれからも利用しますのでよろしくお願いします。そして色さんと今井さんの久しぶりの対バンはとても良かったです。帰りの物販では「ごめんね」がセットに入ったことについて色さんに感謝申し上げました(熱く語ってしまった自分)。今井さんも「ごめんね」の良さに感化されたからこそ、Cho.カバーを買って出たのだと思います。コラボは次回までの楽しみといたしましょう。二人の音楽と友情に感謝です。


<金城色さん・今井里歩さん 対バンスケジュール>

2021/10/3(日)銀座Miiya Cafe

『VOICE & MELODY Vol.1』

Op11:00/ /St 11:30

金城色/MICO/今井里歩

配信あり

https://twitcasting.tv/c:miiya_cafe_online/shopcart/97627

アーティスト応援ギフト

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01wze3iataw11.html










ishidukuri(きり)'s 音楽ブログ【別冊(文字・下書き版)】

【文字版です】★★素敵な音楽を作るミュージシャンをリスペクトしています★★ギター🎸をたしなみ程度★変則転調・M7コード系大好き★2016年からライブ観戦★ブログ投稿★宅録派★まれにオリジナル★MIDI打ち込み★弾き語り等。※通常はアメブロをご覧ください(内容が異なることがあります)

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